BMAX S15 - 15.6インチでスリムなCeleron搭載スタンダードノート。美しいデザインながらとってもお買い得です

BMAX S15
ウインタブを始めた頃は中国の新興メーカーからしょっちゅうWindowsのタブレットやPC(多くの場合WindowsとAndroidのデュアルブートタブレット)がリリースされていたのですが、最近はスマホのほうに勢いがあり、Windows PCのほうは新製品情報がかなり減っていると感じます。そんな中で期待したいメーカー「BMAX」から、今度は15.6インチのスリムノートが発売されました。

スポンサーリンク

1.スペック

BMAX S15
BMAXのノートPC(2 in 1含む)でウインタブが把握しているのはY11(11.6インチ2 in 1)Y13(13.3インチ2 in 1)X14(14.1インチクラムシェル)ですが、基本スペックは非常によく似ていて、CPUはすべてCeleron N4100、RAMは8GBとなっています。Celeron N4100はCore m3やCore i3には及ばないものの、ウインタブでは高く評価していて、ExcelやWordといったOffice系のアプリを使ったり、Webで調べ物をしたり動画を観たりといった操作なら特にストレスなくこなせる実力があります。使い方にもよりますが、ビジネスマンや学生さんがOffice系アプリで資料を作ったりするぶんには特に不満を感じないと思いますよ。

ストレージは128GB SSDですが、底面にM.2 スロット(2280)があり、ここにSSDを入れることができます(非常に簡単な作業です)。ただし、このM.2 スロットが空きなのか、それともすでに128GB SSDが入っているのか、その点は不明です。空きになっていればスムーズに「増設」できますが、128GB SSDが入っている場合は増設ではなく「換装」となりますので、OSやデータの入れ替えなどの作業も発生します。

ディスプレイは15.6インチのIPS液晶、FHD解像度です。ディスプレイサイズからみて「スタンダードノート」と考えるのがいいでしょう。

スタンダードノートと考える場合、入出力ポートの構成は評価できません。USBポートが2つとminiHDMI、microSDカードリーダーという構成ですが、これって気の利いたモバイルノートよりも貧相です。USBポートはもう1つくらいほしいところですし、HDMIとSDカードリーダーもフル規格であってほしかったですね。

サイズに関してはBanggoodの製品ページから引用していますが、おそらく誤りだと思われます。厚さ2センチ、重量1.8 kgというのは「そんなもんだろうなあ」と思いますが、横幅375 mmというのがおかしいです。筐体説明のところで触れますが、375 mmだとすればディスプレイ面のベゼルがかなり太くなるはずです。

2.筐体

BMAX S15
BMAX製品は筐体のデザインが美しいです。S15も例外ではなく、左右のベゼルが細くなっています。もし横幅が375 mmであれば絶対にこのようなベゼル幅にはなりません。メーカーが画像を「盛っている(画像加工している)」可能性もありますが、だとすれば詐欺レベルの盛り方だと思うので、既存のBMAX製品のレビュー経験に照らし、サイズ表記が誤っているものと考えます。私の想像では横幅は360 mm程度だと思っています。

スポンサーリンク

BMAX S15
天板です。筐体色は「Space Grey」という、どこかで聞いたことのある色名になっています。BMAXのロゴが結構目立ちますね。Banggoodの製品ページによれば筐体素材は「ABS+PC」ということですが、ここも少し疑問です。プラスティック系だとこれだけスリムな筐体に仕上げるのにかえってお金がかかってしまうと思うので、おそらく金属筐体ではないか、と推測しています。

BMAX S15
底面のM.2 スロットです。この構造は2018年くらいからの中華ノートPCでは割と一般的で、精密ドライバー1本あれば、PC初心者の人でも簡単にSSDの増設(あるいは換装)が可能です。

BMAX S15
キーボードです。左右の余白(余地)がわずかに3 mmということで、横幅いっぱいにキーが配置されています。この点からも「横幅375 mm」というのには無理があるといえるでしょう。また、この製品はテンキーが付いていて、タッチパッドも大型になっていますが、配置は「ダメ」ですね。テンキーがある場合、テキストライティング時のホームポジションは筐体の左寄りになります。そのためタッチパッドも左にオフセットされていなければ使いにくくなります。国内で販売されているテンキー付きの15.6インチノートのタッチパッドはほぼすべて左にオフセットされています。タッチパッドが大型なのはいいんですけど、この位置で、このサイズだとテキストライティング時に誤操作を誘発する可能性があります。この点は注意が必要ですね。

BMAX S15
側面と入出力ポートの配置です。画像で「MicroHDMI」と書いている部分はどう見ても「miniHDMI」です。上に書いたようにポート構成は15.6インチノートとしては貧弱です。周辺機器をあまりたくさん接続しない人であれば特に問題はないと思いますが、有線マウスとかUSBメモリースティックなどをよく使う人は不満を感じると思います。

3.価格など

BMAX S15は中国の通販サイト「Banggood」で販売中で、12月9日現在の価格は299.99ドル(33,179円)です。サイズ表記が誤っていそう、M.2 スロットが空きなのか塞がっているのか、タッチパッドの位置が悪い、などのツッコミは入るものの、BMAXらしいスリムで美しいデザインやCeleron機としては十分なシステム構成になっていることを考慮すれば、299.99ドルという価格は非常に安いと感じます。

リビングルーム用のスタンダードノート、あるいはビジネス用でたまに外に持ち出すノート、という用途で低価格なものを探している人にはとてもいい選択肢になるかと思います。

4.関連リンク

BMAX S15:Banggood

スポンサーリンク