記事にアフィリエイト広告を含みます

ドスパラ Diginnos Stick DG-STK4 - 変わってなさそうで実は大きく変わってる!ドスパラの新しいスティックPC

ドスパラ Diginnos Stick DG-STK4
スティックPCのジャンルではドスパラが圧倒的に強く、税込みで9,980円と、1万円切りを実現した「Diginnos Stick DG-STK3」、そしてAtom Z8550と4GBのRAMを搭載した、スティックPCとしては高性能な「Diginnos Stick DG-STK4S(STK4D)」をラインナップしていました。しかし、1月21日時点ではSTK4Dは在庫切れになっており、「そのかわり」というのも変かもしれませんが、最新モデル「Diginnos Stick DG-STK4」が発売されました。

スポンサーリンク

最初にこの製品を見たとき、「DG-STK3(9,980円のほう)のCPUをCherryTrail世代のAtomにしただけでしょ?」と思ったんですが、そうではありませんでした。リーズナブルな価格でかなり使いやすい製品だと思います。

1.スペック

ドスパラ Diginnos Stick DG-STK4 スペック表
CPUはCherryTrail世代のAtom Z8350、RAMは2GB、ストレージは32GB eMMCですから、「やっぱりDG-STK3のCPUを変更しただけじゃん!」と感じるのですが、細かいところがかなり変更になっています。

まずスティックPCでは非常に重要な役割を担うWi-Fiですが、STK3が2.4GHz帯にしか対応していないのに対し、STK4は5GHz帯(a/ac)にも対応します。また、入出力ポートもSTK3は「USB 2.0、microUSB、microUSB(給電用)」ですが、STK4は「USB 3.0、USB 2.0、microUSB(給電用)」です。スティックPCはバッテリーを内蔵していないため、microUSBポート1つは常に電源接続に使うことになります。なので、STK3はフルサイズUSB 2.0とmicroUSBの2つをフリーで使うことができ、STK4はフルサイズUSB 3.0とフルサイズUSB 2.0の2つをフリーで使うことができます。入出力ポートの少なさが弱点のスティックPCでは、STK3の構成でもよく頑張っているほう、と言えますが、STK4のほうが周辺機器の接続などでは格段に便利になったと言えます。

筐体も変更になりました。

STK3: 112 × 36 × 11.5 mm / 42 g
STK4: 122 × 38 × 9 mm / 65 g

薄くはなりましたが、少し大きく、重くなりましたね。ただし、42 gと65 gで携帯性が変わるかと言われれば、どう考えても「影響なし」だと思います。少し大きく重くなったのには理由があります。「冷却ファン」がつきました!個人的にはスティックPCってライトな使い方になると思うので、必ずしも冷却ファンは必要ないのでは?という考えなのですが、ファンがあったほうが安心なのは間違いありません。この変更を歓迎する人のほうが多いだろうと思います。

ということで、見た目STK3とSTK4はよく似ていますが、内容をよく確認してみるとSTK4は「STK3とSTK4D(Atom Z8550/RAM4GB/冷却ファンつき)の中間」くらいの製品だと言えそうです。

スポンサーリンク

2.筐体

ドスパラ Diginnos Stick DG-STK4 筐体
こうしてみるとSTK3によく似ていると言いますか、イメージ通りのスティックPCという感じです。

ドスパラ Diginnos Stick DG-STK3
こちらがSTK3です。こうしてみると筐体デザインはかなり変更されていますね。

ドスパラ Diginnos Stick DG-STK4 側面
すみません、側面画像がこれしか開示されていませんでした。こちら側にあるのはmicroSDスロットと給電用のmicroUSBで、反対側の側面にフルサイズUSBポートが2つあります。

ドスパラ DG-STKLC 側面
STK3、STK4とも、スティックPC用のドッキングステーション「DG-STKDOC」をセットすることが可能です。これを使えば有線LAN、USB 3.0 × 2などを使うことができます。なお、STKDOCについてはウインタブでも旧品番の「DG-STKLC」を実機レビューしていますので、興味のある人はこちらをご覧ください。

ドスパラ Diginnos Stick DG-STK4S - 高性能バージョンのスティックPCを試す(実機レビュー)
※この記事の中でドッキングステーションもレビューしていますが、旧品番のため製品仕様は異なります。

3.価格など

ドスパラ Diginnos Stick DG-STK4はドスパラ公式サイトで販売中で、1月21日現在の価格は14,800円(税込み15,984円)です。また、上に紹介したドッキングステーションをセットで購入する場合は18,280円(税込み19,742円)となります。

ここのところ少し影が薄くなってしまった感のあるスティックPCですが、記事の冒頭に書いた通り、このジャンルはドスパラが最も強いです。STK4は冷却ファンもありますし、ドッキングステーションで拡張性も高めることもできます。気軽にリビングのテレビに接続して動画視聴やWebブラウジング、ネットショッピングなどに使うもよし、比較的ライトな用途でデスクトップPC代わりに使うのもよし、だと思います。

4.関連リンク(ドスパラ)

Diginnos Stick DG-STK4

スポンサーリンク

コメント

  1. それでも根本のスペックがほぼ変わり映えしないと買わなくていいやとおもっちゃうなあ。

  2. なお より:

    RAMは2GB、ストレージは32GB
    ここを上方修正しないと買う人いないでしょ‥

    単に動画再生機ならfireTVやらいろいろありますし