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ドスパラ Altair VH-AD - 初?ドスパラが14インチモバイルノートを発売!税込み29,999円!

ドスパラ Altair VH-AD トップ
こんにちは、自称「ドスパラウォッチャー」のウインタブ(@WTab8)です。とはいうものの、ドスパラという会社の製品をチェックし始めたのはウインタブを始めてからなので、それほどウォッチャーとしての歴史が長いわけでもありません。そんな私にとって、ドスパラが2 in 1ではないノートPCとしてモバイル機を発売した、ということはかなりインパクトのある話に思われます。ドスパラといえばハイスペックなゲーミングPCの会社ですが、ここ1~2年はCPUにAtomを搭載したWindowsタブレットやスティックPCで攻勢をかけてきており、昨年後半にはCore m搭載の11.6インチ2 in 1「Diginnos DG-D11IW」も発売していますから、今回14インチのモバイルノートPCを発売するのはある意味必然なのかもしれません。で、その製品は「Altair VH-AD」といいます。「アルタイル」というのもドスパラの製品ブランドとして新しいですね。
Altair(アルタイル) VH-AD:ドスパラ公式サイト

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1.スペック

ドスパラ Altair VH-AD スペック表

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補足します。CPUはCeleron N3150で、低価格帯のノートPCに使われるものとしては比較的いいスペックのものですが、Atomの上位機種といい勝負、くらいの性能になります。RAMは2GB、ストレージは32GBなので、このあたりはクラウドブック的な感じがします。

14インチサイズの製品から比較的近いスペックのものとしてはマウスコンピューターの「LuvBook B(最低構成のものを除く)」があります。こちらも割安感のあるノートPCなのですが、あえて比較対象にできる製品といえばこれくらいでしょうね。

Altair VH-ADについて、ドスパラでは「ベーシックノート」と呼んでいて「モバイルノート」とは言っていませんが、14インチサイズでバッテリー込み1.6 kgというのは十分モバイルノートとしての要件を満たしていると思います。

2.筐体

ドスパラ Altair VH-AD 天板
11.6インチのクラウドブックとあまり変わらない、かなり低価格な製品なので、高級感とか素材感について厳しい注文をつけるのは難しいです。実機に触っていないため何ともいえませんが、天板の画像を見る限り、あんまり高級な印象はありません。筐体の外側部分がホワイト、クラムシェルを開けると中がブラック、というのは配色としては悪くないですね。多分プラスティック製だと思うので、思い切って元気のいいレッドとかコバルトブルーとかを選べてもよかったかもしれません。

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ドスパラ Altair VH-AD キーボード
ドスパラなんでキーボードは心配しなくていいでしょう。見た目は非常にプレーンな印象がありますが、14インチサイズなので配置に無理もありませんし(でもEnterキーは端っこにして欲しかった!)、打鍵感なども満足のいく仕上がりになっていると思われます。

ドスパラ Altair VH-AD 側面
筐体側面の入出力ポートの説明です。USB 3.0はひとつだけですが、この製品のスペックを考慮すればこれで十分かな、と思います。ほかにUSB 2.0が2つ、HDMIやSDカードリーダーもあるので、必要十分な装備にはなっていると思います。それと、厚みは結構ありますね、この筐体。

3.価格と発売時期

ドスパラ Altair VH-AD 正面
ドスパラ Altair VH-ADは2016年1月8日に発売され、価格は税込み29,999円です。この製品のライバル機といえそうなマウスコンピューターの「LuvBook Bシリーズ」でみると、CPUにCeleron N3150を搭載し、RAM2GB、ストレージ32GBのものは37,584円なので、それよりもかなり安い、ということになります。ただし、LuvBook Bは液晶がノングレアであったり、USB 3.0ポートが2つあったりと、構成がAltairとは異なる部分もあるので、単純な比較はできません。しかし、それにしてもこの価格はかなり割安だと思います。11.6インチサイズのクラウドブックと真っ向勝負できる価格で、ディスプレイは14インチ、CPUはワンランク上ですから。

残念なことに、BTOメーカーであるドスパラ製品であるにもかかわらず、Altairは現時点でCPU、RAM、ストレージなど主要パーツのカスタマイズができません。一方でLuvBookのほうはCPU以外の部分でカスタマイズ余地が大きいです。ドスパラはこのクラスの製品を出すのが(私の知る限り)初めてだと思うのですが、このクラス、つまりモバイルノートのセグメントが埋まったことにより、もはやゲーミングPCのBTOメーカーではなく、フルレンジの総合パソコンメーカーとなります。細かいことに文句をいうよりも、もう一段進化したドスパラに拍手!というところでしょうか?

4.関連リンク

3万円を切る衝撃価格 クアッドコアCPUの14インチノートが販売開始:ドスパラ公式サイト プレスリリース
Altair(アルタイル) VH-AD:ドスパラ公式サイト製品ページ

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コメント

  1. 匿名 より:

    モバイルになるかは、バッテリーの持ちとアダプターの大きさ次第ですかね。

    リビングに起きっぱなしで雑務をこなさせるなら、値段大きさ等お買い得ですね。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。もっといっちゃうと、モバイルになるかは使う人間が決めることですね。私はこれはお買い得と思います。

  2. じぃ より:

    スペックを見てあっけにとられた、褒めるところが全くない いやCPUは褒めるべきかw
    しかし、いくらCPUが良くても、メモリーとストレージが全てを台無しにしてるわ
    構成でも変更できないし、ノートで外付けHDDとかノートの意味がないし、遅いSDカードを保存用ドライブに使うとか本体が安くても別なところで高くつくな
    有線LANポートがなくてWi-Fiもb/g/nとか、据え置きで使うことを考えられていないのに1.6kgとか重いわw 石でも詰めてるのかw
    3万円出すならX220かX230の中古でも買う方がまだマシだ
    良くもまぁこんなPCを堂々と売り出したなw
    これCPUだけみて買ったらえらい目にあうなw

    ここまで褒めるところのないPCも珍しいな いやCPUはマジいいんだけどね…
    CPUがもったいなさ過ぎる
    これ1/3はCPUの値段だろw
    ATOMに載せ替えてあと1万円安くしたらバランス取れるだろうと思う

    • wintab より:

      じぃさん、こんにちは、コメントありがとうございます。珍しく辛口ですね。これはこれで貴重なご意見か、と。

  3. 匿名 より:

    まあ、安くて使えるモバイル兼雑用サブPCはあれば便利ですから、これは有りだと思います。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。この製品は今のところ安さが魅力なんですけど、ドスパラだからここからスペック上げてくるかもしれませんね。そうなったらいいなあ、と思います。

  4. 禿しいベイ より:

    これは、いいですね。
    サイズも良い感じです。

    CPU ファンは付いているのでしょうか?

    余計なものが少なく、必要最低限にまとめられているものは、案外、使いやすかったりします。

    いいなあ…(笑)