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ドスパラ Altair F-13KR レビュー - 13.3インチ、ドスパラらしいパフォーマンスを見せてくれるモバイルノート(実機レビュー)

ドスパラ Altair F-13KR
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はドスパラの13.3インチモバイルノート「Altair F-13KR」の実機レビューです。ドスパラと言えば「Diginnosタブレット、そしてGALLERIA」というのを連想してしまいますが、モバイルノートも手掛けていまして、「Altair(アルタイル)」という製品ブランドが使われています。Altairには14インチの「Altair VH-AD3シリーズ」という、非常にコストパフォーマンスの高いエントリークラスの製品もありますが、今回レビューするのはCore i5搭載の上位機種で、前身機の「Altair F-13」もウインタブで実機レビューしています。

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ドスパラ製なんで、トータルな仕上がりには不安がないのはもちろん、前身機から一新された筐体、パワーアップしたCPUなど、見どころ満載の新製品だと思っています。

1.スペック

ドスパラ Altair F-13KR
最初にスペックを確認します。前身機から現行機F-13KRになり、変更されたのはCPUで、第8世代(Kaby Lake R)のCore i5-8250Uとなりました。また、前身機のころからそうなのですが、F-13KRは「Core i5専用機」です。Core i3やCore i7の設定はありません。ビジネスモバイルというジャンルであればCore i7は不要、というドスパラの「声にならない主張」みたいなものかもしれないですね。

RAMは8GB、ストレージは256GB、そしてディスプレイは13.3インチのFHD解像度となります。また、ドスパラではディスプレイ形式(IPSかTNか)を開示していませんが、私が使用した感想として、おそらくIPS(IPS相当)です。

ウインタブでは「上級モバイルノート勝手基準(Core i5/RAM8GB/256GB SSD/FHDディスプレイ)」というのを設けていまして、製品比較、価格比較の記事などを書く際に活用しているのですが、この製品はその基準を満たしています。つまりウインタブ的には「上級モバイルノート」です。

ポート類はフルサイズ(Type-A)USBが2つ、Type-Cが1つ、合計3つのUSBポートを備え、HDMIもあります。また、SDスロットはmicro規格になってしまいますので、この点は少しマイナスポイントかなと思います。最近のモバイルノートはSDスロットがmicro規格のものが増えています。そういえばこの製品の画像は手持ちのデジカメで撮影したのですが、デジカメのmicroUSBポートが不調なため、SDカードを直接PCに挿してデータ伝送しました。こういう時にmicro規格のSDスロットって不便なんですよね。

サイズは前身機と比べ、一段とコンパクトになりました。重量1.19 gというのは立派だと思います。しかし、横幅316 mmというのは決して大きすぎるわけではないにせよ、HPやDELLの最新上級モバイルノートと比較してしまうと若干大きめです。まあ、バッグに入れて持ち運ぶぶんには全然関係ないレベルなんですけどね。

ドスパラ Altair F-13KR システム情報
ドスパラ Altair F-13KR ストレージ情報
レビュー機のシステム構成です。この製品は単一スペックで、OSをPro版にするくらいしかカスタマイズ余地がありません。なので、OSはカスタマイズ項目にあるPro版となっていますが、それ以外はスペック表のとおり「Core i5-8250U/RAM8GB/256GB SSD」という構成です。

2.筐体

ドスパラ Altair F-13KR ACアダプター
いつもと趣向を変えて、最初にACアダプター。ご覧のように電源ケーブル込みで273 gと軽量です。モバイルノートの場合、結局ACアダプターも持ち歩くことが多いので、これって重要ですよね。

ドスパラ Altair F-13KR 天板
天板は前身機と同様、ロゴマークすらない「無国籍仕様」です。また、模様などもなく、とってもソリッドな印象です。「F-13らしい」といえばらしい…。個人的にはこういうのは好きです。あと、お好みでステッカーなどを貼る人もよく見かけますが、そういう人にも歓迎されそうですよね。ただ、リンゴのシールはやめときましょう。その必要がある製品だとは思わないですから。

ドスパラ Altair F-13KR 右側面
ドスパラ Altair F-13KR 右側面
右側面です。非常に薄型の筐体になっているのがわかると思います。右側面には画像左からmicroSDスロット、USB、オーディオジャックが装備されます。

ドスパラ Altair F-13KR 前面
前面です。ヒンジ開口のための「手がかり」があるのみで、ポート類は何もありません。

ドスパラ Altair F-13KR 左側面
ドスパラ Altair F-13KR 左側面
左側面です。こちらには画像左からDC-IN、USB、HDMI、USB Type-Cポートがあります。左右側面を確認してみて、薄型のモバイルノートとしてはごくオーソドックスなポート配置だと思います。USBポートも左右に振り分けられているので使い勝手もよさそうです。

ドスパラ Altair F-13KR 背面
背面です。こちらにはポート類やボタン類は何もありません。

ドスパラ Altair F-13KR 底面
底面です。メンテナンス用の開口部はありません。また、画像下側の左右にスピーカーが見えます。この製品は(価格帯からして当たり前ですが)ステレオスピーカーを装備します。

ドスパラ Altair F-13KR キーボード
キーボードです。ドスパラ製ですがWindowsキーはちゃんと左側になってます。基本的なレイアウトにおかしなところはなく、Enterキーの右側に一列ある、というのが賛否両論あるところでしょうか。また、Enterキーとその周囲のキーが若干小さめになっています。後述しますが、小さいキーが多少存在することで、使い始めのうち若干ミスタイプがありました。

また、F-13としては新設の装備となりますが、タッチパッド左上に指紋センサーを装備します。

ドスパラ Altair F-13KR キーボード
キートップはフラットで、特に加工はありません。キーストロークは薄型ノートらしくかなり浅めとなります。それと、キートップの印字が薄いと感じました。この点についても後述します。

そのバックライトですが、カラーはオーソドックスなホワイトで、GALLERIAのようにカラフルなものではありません。また、バックライトの輝度は調整できず、「オンかオフのいずれか」です。

ドスパラ Altair F-13KR 正面
ヒンジを開口してみました。正面から見ると、そこそこに絞り込まれている、という印象です。ベゼルが筐体と同色のため、若干太目に見えてしまいますが、実際のところも狭ベゼルな製品とは言えません。ただし、タテ・ヨコ、厚さ、そして重量まで見てもモバイルノートとして大きすぎるという感じはまったくなく、手に持ってみると十分にコンパクトだと感じられます。

ドスパラ Altair F-13KR ヒンジ最大開口
ヒンジはほぼ180度開口します。このように大きく開口すると、打ち合わせの際、テーブル越しにいる人に画面を見せたりするのに意外に便利なんですよね。

ドスパラ Altair F-13KR 底面
底面のゴム足を今一度。この画像を見てもらえればわかると思いますが、ゴム足にはかなりの高さがあります。この構造により、ヒンジを大きく開口しても天板がテーブル面と接触することはありません。

ドスパラ Altair F-13KR
一通り筐体を確認してみましたが、「上質なモバイルノート」という感じで、デザイン、質感ともオーソドックスながら高水準に仕上げられていると思いました。約10万円する製品ですので、変なふうに安っぽいところがあったりするとガッカリですもんね。その点、この製品の筐体品質は高く、購入して後悔するようなものではありません。

3.使用感

ディスプレイ

ドスパラではディスプレイ形式について開示していませんが、F-13KRのディスプレイは視野角が広く、角度をつけて見ても白っぽくなりませんので、ほぼ間違いなくIPS(IPS相当)だと思います。発色のほうも非常によく、特に「黒がしっかり黒い」ので、くっきりとメリハリのある画質になります。手持ちの23.8インチの外付けディスプレイと比較してもむしろF-13KRのディスプレイのほうがきれいと感じます。

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ただし、輝度(明るさ)のほうは少し低めで、一般的なノートPCよりも1段階くらい輝度を高めに設定したほうが使いやすいと感じました。もちろん100%の輝度であれば十分明るいです。

キーボード

手採寸ですがキーピッチは左右方向に18~19 mm、上下方向に17~18 mmでした。実用上は十分な間隔が確保されていると思います。実際、F-13KRを使ってウインタブの記事を書いたりもしましたが、基本的にタイピングがしやすいと感じました。しかし、上にも記載したとおり、右側のEnterキーとその周辺のキーがやや小さく、特に方向キーがかなり小さいため、それが理由で試用開始当初何度かミスタイプをしました。もちろんそれほど重要な問題ではありませんが、使い始めのうち、多少は戸惑うかもしれません。

キーストロークは浅めですが、一般的なモバイルノートならこんなもん、という気がします。打鍵音はかなり静かで、パチパチいいません。なので、静かな場所でも問題なく使えると思います。

キーボードに関しては一点だけ気に入らないところがありました。この製品はバックライトがついていますので、バックライトを点灯させれば問題ありませんが、キートップの文字がとても薄いです。なので、私は試用中常時バックライトを点灯させて使っていました。それと、バックライトの輝度調整ができず、オンかオフのいずれかしか選べないため、バッテリー残量が心細いような場面だと少し不安になるかもしれません(ただし、試用していてバックライトのせいでバッテリーの減りが早いということは感じませんでした)。

スピーカー

音質はよくありません。これが中華の低価格品なら厳しいことを言うのはどうかと思いますが、10万円級のモバイルノートとしては低評価とせざるを得ないですね。この製品が悪いというよりは競合する他メーカーのモバイルPCのスピーカー品質が良すぎるのだ、とも言えます。特にHPやDELLの製品はスピーカー品質のレベルアップが著しいですから。

底面にステレオスピーカーが装備されていますので、ステレオ感はしっかり出ます。しかし、低音から高音まで薄っぺらい感じの音質で、ボリュームを落として作業中にBGMを流すくらいなら大丈夫だと思いますが、きちんと音楽を聴けるような品質ではないです。音楽鑑賞用には外部スピーカーかイヤホンは必要ですね。

バッテリー

F-13KRは従来の実機レビューと比較して少し長めに試用していて、テキストライティングや画像加工、YouTubeの動画視聴など、いろいろな用途に使わせてもらいましたが、だいたい「30分で10%の割合」でバッテリーが減ります。かなり安定した感じでバッテリー消費がされました。なので、「だいたい5時間くらい」が稼働時間と考えていいと思います。ディスプレイ輝度を落とし、キーボードのバックライトを切る、といった節約術も可能かと思いますが、それほど稼働時間が伸びる印象はありませんでしたし、上に説明した通り、この製品はディスプレイ輝度がやや低めなのとキートップの文字が薄く印字されている関係で、ディスプレイ輝度を落としたりバックライトを切ったりすると使い始めのうちは使用感が悪くなるように思います。

その他

後述しますが、さすがドスパラ製だけあって、スペック表から予想されるよりもパフォーマンスは良好です。また、筐体もスリムで持ちやすく、非常に使いやすいモバイルノートだと感じました。

ちょっと気になるのはPC負荷が高い場面でのファン音です。テキストライティングなんかをしているぶんにはファン音はほとんど聞こえないのですが、ゲームのベンチマークをすると結構大きなファン音がします。ただこれは、使っている人が自覚できるような場面(ファン音がしてもやむを得ないような使い方をしている、という意味です)で発生することなので、特に不快感はないだろうと思います。

筐体は金属製なのかプラスティック製なのか、ちょっと判然としませんでした、ただ、質感は高く、パッと見た感じはアルミ製かな、と感じました。コンコンとたたいてみた感じはプラスティック製かもしれん、という感じです。ただ、厳密に素材を追求することにはそれほど意味はなく、少なくとも安っぽい筐体品質ではない、ということは確かです。

4.性能テスト

ドスパラ Altair F-13KR ドラクエベンチ標準
参考:
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 9,643
DELL Inspiron 13 7370(Core i7-8550U): 9,058
HP Spectre 13(2017)(Core i7-8550U): 8,727
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 8,409
HP Spectre x360(Core i7-7500U): 8,385
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 8,207
Lenovo ideapad 520(Core i5-8250U): 8,129
ドスパラ Altair F-13(Core i5-7200U): 8,106
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 8,055
HP ENVY 13(Core i7-8550U): 7,646
DELL XPS 13(Core i5-7200U): 7,405
DELL XPS 13(Core i7-6500U): 7,230
東芝 dynabook VZ72/B(Core i7-7500U): 7,224
FRONTIER NLK(Core i5-7200U): 7,162
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 7,053
ドスパラ Critea DX-KS F7(Core i7-8550U): 7,001
NEC LAVIE Direct HZ(Core i7-6500U): 6,986
マウス m-Book F(Core i7-7500U): 6,974
Microsoft Surface Pro(Core i5-7300U): 6,902
Lenovo ThinkPad X1 Carbon(Core i7-6500U): 6,775
HP Spectre 13(Core i7-6500U): 6,505
DELL Inspiron 13 5000(Core i3-6100U): 6,418
Lenovo ThinkPad X1 YOGA(Core i7-6500U): 6,352
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 6,323
Cube Mix Plus(Core m3-7Y30): 6,293
DELL Inspiron 13 7000 2 in 1(7373)(Core i7-8550U): 5,926
ドスパラ Critea DX-KS H3(Core i3-7100U): 5,888
HP Spectre 13 x360(Core i5-6200U): 5,859
Lenovo ThinkPad 13(Core i3-6100U): 5,409
ドスパラ Critea DX-K H3(Core i3-7100U): 5,159
ドスパラ Critea DX11(Core i3-6100U): 4,956
マウス LuvBook J (Core i5-5200U): 4,819

ドスパラ Altair F-13KR ドラクエベンチ最高品質
参考:
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 4,706
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 4,571
DELL Inspiron 13 7370(Core i7-8550U): 4,234
HP Spectre 13(2017)(Core i7-8550U): 4,210
ドスパラ Critea DX-KS F7(Core i7-8550U): 4,128
ドスパラ Altair F-13(Core i5-7200U): 4,115
HP Spectre x360(Core i7-7500U): 4,003
DELL XPS 13(Core i5-7200U): 3,958
Lenovo ideapad 520(Core i5-8250U): 3,895
NEC LAVIE Direct HZ(Core i7-6500U): 3,787
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 3,674
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 3,670
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,645
HP ENVY 13(Core i7-8550U): 3,634
DELL XPS 13(Core i7-6500U): 3,592
東芝 dynabook VZ72/B(Core i7-7500U): 3,540
FRONTIER NLK(Core i5-7200U): 3,412
Lenovo ThinkPad X1 Carbon(Core i7-6500U): 3,394
HP Spectre 13 x360(Core i5-6200U): 3,304
HP Spectre 13(Core i7-6500U): 3,283
Lenovo ThinkPad X1 YOGA(Core i7-6500U):3,190
Cube Mix Plus(Core m3-7Y30): 2,798
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 2,768
Lenovo ThinkPad 13(Core i3-6100U): 2,515
DELL Inspiron 13 7000 2 in 1(7373)(Core i7-8550U): 2,036

ドスパラ Altair F-13KR DDONベンチ
参考:
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 4,385
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 4,365
DELL Inspiron 13 7370(Core i7-8550U): 4,247
ドスパラ Critea DX-KS F7(Core i7-8550U): 3,935
HP Spectre 13(2017)(Core i7-8550U): 3,921
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 3,890
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,858
Lenovo ideapad 520(Core i5-8250U): 3,596
HP ENVY 13(Core i7-8550U): 3,487
ドスパラ Altair F-13(Core i5-7200U): 3,436
DELL XPS 13(Core i5-7200U): 3,379
FRONTIER NLK(Core i5-7200U): 3,326
Lenovo ThinkPad X1 Carbon(Core i7-6500U): 3,260
DELL XPS 13(Core i7-6500U): 3,085
NEC LAVIE Direct HZ(Core i7-6500U): 3,068
HP Spectre 13(Core i7-6500U): 2,869
HP Spectre x360(Core i7-7500U): 2,867
Lenovo ThinkPad X1 YOGA(Core i7-6500U):2,751
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 2,728
HP Spectre 13 x360(Core i5-6200U): 2,484
Lenovo ThinkPad 13(Core i3-6100U): 2,393
DELL Inspiron 13 5000(Core i3-6100U): 2,387
Cube Mix Plus(Core m3-7Y30): 2,264
DELL Inspiron 13 7000 2 in 1(7373)(Core i7-8550U): 2,197
ドスパラ Critea DX-K H3(Core i3-7100U): 2,087
ドスパラ Critea DX10(Core i3-6100U): 1,960
マウス LuvBook J (Core i5-5200U): 1,898

「ドラゴンクエスト X ベンチマーク」「ドラゴンズドグマオンライン(DDON)ベンチマーク」という2種類の個別ゲームのベンチマークテストではCore i7-8550Uに匹敵するスコアとなりました。さすがドスパラ!という感じです。「使用感」のところでファン音が大きめ、ということを書きましたが、Core i5機としてはかなりパフォーマンス重視の調整がなされているようです。

ドスパラ Altair F-13KR 3D Mark
参考:
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 1,161、4,719
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 1,114、4,389
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 1,097、4,471
ドスパラ Critea DX-KS F7(Core i7-8550U): 1,070、4,365
DELL Inspiron 13 7370(Core i7-8550U): 1,020、4,358
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 1,017、4,350
HP Spectre 13(2017)(Core i7-8550U): 1,000、4,304
Lenovo ideapad 520(Core i5-8250U): 984、4,262
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 949、4,137
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 942、4,118
HP Spectre 13 x360(Core i5-7200U): 932、3,994
ドスパラ Altair F-13(Core i5-7200U): 930、4,028
HP ENVY 13(Core i7-8550U): 923、3,857
FRONTIER NLK(Core i5-7200U): 877、3,991
DELL XPS 13(Core i7-6500U): 871、3,710
Lenovo ThinkPad X1 Carbon(Core i7-6500U):857、3,608
マウス m-Book F(Core i7-7500U): 811、3,782
Microsoft Surface Pro(Core i5-7300U): 790、3,812
Lenovo ThinkPad X1 YOGA(Core i7-6500U):784、3,608
HP Spectre 13 x360(Core i5-6200U): 749、3,414
Cube Mix Plus(Core m3-7Y30): 680、2,889
マウス LuvBook J (Core i5-5200U): 626、2,631
Lenovo Miix 700(Core m5-6Y54): 611、2,469
ドスパラ Critea DX10(Core i3-6100U): 577、2,780
DELL XPS 12(Core m5-6Y57): 511、2,113
ドスパラ Diginnos DGM-S12Y(Core m3-6Y30): 496、2,586
DELL Inspiron 13 7000 2 in 1(7373)(Core i7-8550U): 493、2,102
Cube i7 Book(Core m3-6Y30): 304、2,723
Lenovo Yoga 700(Core m3-6Y30): 300、1,240
※左からFire Strike、Sky Diverのスコア

3D Markでも同様です。というかこれ、Core i7機と並べてもトップクラスのスコアになっています。テスト中やや大きめの発熱を感じましたが、ゲーミングPCにノウハウのあるドスパラ製なので、特に心配することもないでしょう。もはや「Core i5ってなんなの?」と言いたくなるレベル。

ドスパラ Altair F-13KR PC Mark
参考:
ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E(Core i7-8750H、GTX1060): 4,976
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 4,906
ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E(Core i5-8300H、GTX1050Ti): 4,545
OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 4,290
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 3,704
ドスパラ Critea VF-HEKS(Core i7-8550U、MX150): 3,704
DELL Inspiron 17 5000(5770)(Core i7-8550U、Radeon 530): 3,607
HP ENVY 13(Core i7-8550U):3,534
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 3,518
ドスパラ Critea VF-HGK1050(Core i7-7700HQ、GTX1050): 3,492
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,479
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 3,350
ドスパラ Critea DX-KS F7(Core i7-8550U): 2,921
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 2,873
DELL Inspiron 15 7000(7570)(Core i7-8550U、GeForce MX130): 2,824
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 2,822
ドスパラ Magnate IM(Core i5-7400): 2,763
ドスパラ Critea DX-KS H3(Core i3-7100U): 2,198

ラストは外部GPUの有無などにはあまり大きく影響せず、「CPUの素の力」が反映されやすいと思われるPCの総合性能テスト「PC Mark」です。Coffee Lake世代の6コアCPUであるCore i7-8750HやCore i5-8300Hを搭載するゲーミングノートには及ばないものの、Core i7-8550Uを搭載するモバイルノートやスタンダードノートを押しのける結果となりました。

この製品、Core i7モデルは不要なんでしょうね…。

5.まとめ

ドスパラ Altair F-13KRはドスパラ公式サイトで販売中で、8月27日現在の価格は99,980円(税込み107,978円)です。記事中に「ウインタブ上級モバイルノート勝手基準」に言及しましたが、この価格はその「勝手基準」を満たすモバイルノートとしてはかなり低価格な部類に入ります。

筐体の確認、少し長めの試用を通じ、モバイルノートとして必要にして十分な使い勝手、そして質感を備えた製品だと感じました。記事中で批判的に書いたのは「キーボードの印字が薄く、バックライトの輝度調整もできない」という点と「スピーカー品質が悪い」という点ですが、それを除けばおよそ文句のない仕上がりだったと思います。

そして、性能テストのところでは、ドスパラらしい高い実力を見せつけてくれました。やっぱりドスパラはこうでなくちゃ!と思います。デザイン優先でのモバイルノート選びということだと、HP Spectre 13とかDELL XPS 13に一歩譲るところはあります(ただし、価格はF-13KRのほうが安いです)が、パフォーマンス優先、そしてコスパ優先ということならF-13KRは素晴らしい選択肢になると思います。

6.関連リンク

Altair F-13KR:ドスパラ公式サイト

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コメント

  1. 匿名 より:

    これ購入しましたが、ハードの不具合が頻発して有償修理もだしましたが高かったです。まずは電源ボタンが押せなくなって3万とられ、次はキーボードが打てなくなりました、USBキーボードを使うようにしています。ノートPCのなのに。性能としては申し分なかったんですが修理費用など考えれば安くないです。おすすめしません

    • wintab より:

      こんにちは、情報ありがとうございます。今週ドスパラの人にフィードバックします。しかし、そんなもん保証でなんとかしろ!とドスパラに言いたくなるようなお話です…。