ASUS X515EA －基本性能をしっかり！快適な使い心地のスタンダードノート

ASUSがスタンダードノート「X515EA」を発売しました。他社に先駆けて第12世代（Alder Lake）CoreやRyzen 6000番台を搭載するゲーミングノートを大挙してリリースしたASUSですが、今回ご紹介するX515EAはプレーンというか、本当に普通のスタンダードノートです。まあ、誰もが「GeForceを搭載するデタッチャブル2 in 1タイプのゲーミングノート」とか「大型のサブディスプレイを搭載するハイエンドなゲーミングノート」を必要としているわけではなく、「仕事用として使いやすい、普通のノートPC」がいい、という人のほうがむしろ多いのではないか、と思いますけどね。

1.X515EA スペック
2.X515EA 筐体
3.X515EA 価格など
4.関連リンク（ASUS）

1.X515EA スペック

スペック表

	X515EA
OS	Windows 11 Home
CPU	Intel Core i3-1115G4 / Core i5-1135G7 / Core i7-1165G7
外部GPU	なし
RAM（メモリ）	8GB（DDR4-3200）
ストレージ	256GB/512GB SSD（PCIe3.0 ×2接続）
光学ドライブ	なし
ディスプレイ	15.6インチ（1,920 x 1,080）
ネットワーク	802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
入出力	USB 3.2 Gen1 Type-C、USB3.2 Gen1、USB2.0 × 2、HDMI、オーディオジャック
カメラ	Webカメラ（92万画素）
バッテリー	駆動時間約5.9時間
サイズ	360.2×234.9×19.9～20.9 mm
重量	1.8 kg

バリエーションモデル

・Core i3/8GB/256GB
・Core i5/8GB/512GB
・Core i7/8GB/512GB
　※左からCPU/RAM/SSD
　※全モデルともOffice Home&Business 2021が付属

OSはWindows 11 HomeでCPUは第11世代のCore i3/i5/i7、RAMは全モデル8GBでストレージはCore i3モデルが256GB、Core i5/Core i7モデルが512GBと、「必要十分」という感じの構成です。

ディスプレイは15.6インチで解像度は1,920 × 1,080（画面の縦横比16:9）で、最近増えている縦横比16:10でもありませんし、タッチ対応もしません。ここも「普通」ですね。

入出力ポートはThunderboltやGen2規格はありませんが、USBポートが合計で4つ（うち1つはType-C）にHDMIと、15.6インチノートとして「ついていて欲しい」ものは揃っています。ただ、SD（microSD）カードリーダーはなく、USB Type-Cポートは映像出力には対応しません。

サイズも15.6インチノートとしては標準的と言え、「やや薄く、軽い」くらいです。

2.X515EA 筐体

正面から見たところです。左右ベゼルはまあまあ細いですが、大きな特徴はないですね。

天板です。中央にASUSロゴがあるだけのシンプルなデザインです。筐体素材は不明で、筐体色はスレートグレーのみが設定されています。

キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「102キー日本語キーボード」と開示されています。テンキーがついていますので、数値入力が多い人にも使いやすいでしょう。また、キートップの四隅が丸くなっているのが特徴的です。

側面と入出力ポートの配置です。USBポートが左右に振り分けられ、使い勝手も良さそうですね。ただ、この製品仕様だと有線LANポートがあっても良かったかもしれません。

3.X515EA 価格など

ASUS X515EAはASUS Storeで販売中で、4月6日現在の価格は下記のとおりです。

・Core i3/8GB/256GB：109,800円
・Core i5/8GB/512GB：134,800円
・Core i7/8GB/512GB：144,800円
　※税込み価格
　※全モデルともOffice Home&Business 2021が付属

どちらかというと法人需要を意識した製品なのかな、と思います。パーソナル向けならVivoBookシリーズのほうが「元気の良いデザイン」ですし「有機ELディスプレイ搭載モデルが多い」ですから。

ただ、この製品は仕事用としては相当に使いやすいように思われます。凝ったデザイン、特殊な機能というのはもちろん興味深いですし、ぜひ試してみたいと感じますが、人によっては「余計」だったりしますしね。