記事にアフィリエイト広告を含みます

ASUS ROG Allyの中古品を購入しました。今も最強クラスの性能、PCゲームを外に持ち出したい人にはおすすめです

購入すれば間違いなくライフスタイルが変わる
ASUS ROG Allyの中古品(Ryzen Z1 Extreme搭載モデル、海外版)を購入しました。昨年11月に購入したAYANEO AIRからの乗り換えとなります。AYANEO AIRも素晴らしい製品で、かのあゆがプレイしているタイトルは一部を除いてストレスなくプレイできるので不満はなかったのですが、より快適にWindowsゲームをプレイしたくなってしまったので思い切って乗り換えることにしました。

スポンサーリンク

この記事では、かのあゆが実際に使ってみた感想を紹介したいと思います。製品の詳細やベンチマークについては発売当時の実機レビューをご参照ください。
ASUS ROG Ally レビュー - ASUSが5年かけて開発したWindowsゲーミングハンドヘルド!このジャンルで世界征服しそう?

1.中古ならZ1 Extremeモデルも7〜9万台で購入可能に

ROG Ally
円安が進んでいた中で発売されたROG Ally、当初から上位モデルのRyzen Z1 Extreme搭載モデルが109,800円、少し遅れて発売されたRyzen Z1搭載モデルは89,800円と、同時期に販売されていた先行メーカーの製品を大きく下回る価格設定でお買い得に感じられていたのですが、発売から1年を迎えたこともあって、中古であればRyzen Z1 Extremeモデルも9万円台、コンディションによっては7万円台で購入できるようになりました。

中古の場合、メーカー保証を受けることはできませんが、その点を気にしないのであれば(性能差を考慮すると)下位のRyzen Z1モデルを新品購入するよりお買い得感があります。また現在でも新品の販売価格は変わっていないので、少しでも安心して使いたいのであればやはり新品での購入がお勧めです。円安が進行している中でも価格改定を行っていないASUS JAPANの企業努力は本当に素晴らしいと思います。

ASUS公式オンラインストアでもリファービッシュ品がお買い得な価格で販売されている
ASUS Store(公式ストア)でもリファービッシュ品iconであれば8万円程度で購入できるので、定期的にチェックしておくと良さそうです(常時販売されているわけではありません)。こちらは中古品とは異なり1年間のメーカー保証も受けられます。

かのあゆが購入したのはASUS Store扱いのものではなく「microSDカードスロットが認識しない」という不具合が発生している製品ですが、84,980円で購入できたのと、基本的に内蔵ストレージより読み書き速度が遅いmicroSDカードをゲームのインストール先に指定することはしていないので、特に気になりませんでした。

ちなみに購入したのはグローバルモデルですが、技適マークも貼られていますし、プリインストールされているWindows 11 Homeにも日本語ロケールが含まれていて、Armory Create SEといったユーティリティ類も日本語に設定できるので普通に使う分には国内正規販売モデルとの差はありません。

購入してちょうど一週間後にRyzen 7 6800Uを搭載するAOKZOE A2の国内販売が開始され、RAM容量とストレージ容量はROG Allyより多かったので、もう少しタイミングが遅かった場合、AOKZOE A2のRyzen 7 6800Uモデルを購入していたかもしれません。

2.今でも最高峰の完成度

あくまでゲーム機として運用しているが、メインPCとしても活躍できる高い性能は魅力的
ガジェット製品の進歩は速いので、CPUに関してはすでにAMDがRyzen 8000シリーズをリリースしていますし、Intelも内蔵GPUに「Arc Graphics」を搭載するCore Ultraをリリースしていて、Core Ultra搭載の「MSI Claw A1M」や「OneXPlayer X1」が販売中です。しかし、Ryzen 7840UからAI関連の機能だけ省いたRyzen Z1 Extremeは発売から1年が経過した現在でも高い性能を有しています。

スポンサーリンク

かのあゆの場合、ROG Allyを「ゲーム専用機」として運用することを前提に購入していて、記事執筆や仕事で使うノートPCは別に用意しているのですが、普通のUMPCとしてみても高い性能を有しているので、万が一所有しているノートPCすべてが壊れてしまってもROG Allyがあればすべて任せられます。

内蔵GPUの性能も高く、AAAクラスのゲームは基本設定調整が必要になりますし、内蔵GPUでの動作を全く考慮していないタイトルは外付けGPU「ROG XG」の接続が必須になりますが、基本的にほとんどのタイトルを外に連れ出せます。

グラフィック設定を落とせばFHD設定でも快適にプレイできる

(クリックで拡大します)

ROG ALLYでストリートファイター6をプレイ(TDP15W)

レイトレーシングを有効にしてより美しいグラフィックでプレイするには力不足ではありますが、数年前に販売されていたエントリー~ミッドレンジクラスの外付けGPUに近い性能を有しているので、数年前にリリースされたゲームであれば高画質設定でもスムーズに動作しますし、AYANEO AIRやGPD Win3(修理する予定でしたが、結局手放してしまいました・・・)では解像度をHD(1,280 × 720)まで落とさないとプレイするのが厳しかった「ストリートファイター6」もFHD(1,920 × 1,080)でプレイできます(ウインタブ注:ゲームプレイの快適性は使う人の感覚やスキルにより異なります)。

3.ストレージが512GBと少ないのは残念

発売から1年経過した今でも高い評価を受けていますし、家電量販店や東京ゲームショーのASUSブースで実機を見たときは「携帯ゲーム機としてはちょっと大きいかな・・・」と感じていた筐体サイズも慣れてしまえば全く気にならなくなりましたが、上位構成でもストレージが512GBしか選択できない点は少し残念です。

「携帯できる高性能PC」として使うのであれば十分すぎる容量なのですが、ゲーム機としてみた場合、タイトルによってはデータサイズが100GB以上超える場合もあるので、インストールするタイトルを厳選しないといけないのはゲーマーとしては不便に感じます。

一応やろうと思えば背面パネルを外してSSDを換装できますが、PCをあまり触ったことがない方の場合敷居が高いと感じられるかもしれないので、次期モデルが投入されるのであれば大容量ストレージも選択できるようになってほしいところです。

SSDの価格も高騰してきてしまいましたが、ROG Allyの場合インターネット経由で純正イメージをダウンロードできるクラウドリカバリも利用できるので、いずれより大容量のものに換装しようかな・・・と考えています。

4.大手メーカーも参入して面白くなってきたゲーミングUMPC

購入してよかった
ゲーミングUMPCのジャンルはROG Allyの登場以降、Lenovoから「LEGION Go」、MSIから「Claw A1M」と大手メーカーからも製品が投入され、家電量販店でも気軽に実機を触れるようになりました。ガジェットメディアだけでなく、ゲーム専門サイトやニュースサイトでも取り上げられる機会が増え、一般ユーザーにもその存在が認知されるようになってきた印象を受けます。

昨年仕事が変わってから余計ゲームを自宅でゆっくりプレイする時間がとれなくなってきたため、思い切ってゲーミングノートから乗り換えてしまいましたが、ゲームの楽しさはグラフィック「だけ」ではないので、設定を落としてもそこまで気になりませんし、むしろ通勤時や仕事休憩のときも気軽にプレイできるので乗り換えて正解でした。

ただ、PCゲームの場合、動作するタイトルによってシステム要件が異なりますし、レビューだけでは実際にプレイしたいタイトルがどの程度動くのかわからないので、もっと気軽に実機を試せる場所が増えると良いのではないかな・・・と思っています。

5.関連リンク

ROG Allyicon:ASUS Store

スポンサーリンク

コメント

  1. 匿名 より:

    大手メーカーのゲーミングUMPCとしては、実質ROG AllyかSteamdeckの2択と言えるほど隔絶した完成度の差がありますよね
    ボトルネックとなっているRAM帯域幅の為にテクスチャ類の質を落とすだけで、実質ほぼRX6400搭載のローエンドゲーミングPCと言い張れる基礎性能がありますので、実際のベンチマークスコアより動きが良いですし
    ただ、少々の欠点(オタク向けの小難しい設定等)に目を瞑るなら、GPD WINシリーズもしくはONEXPLAYERシリーズあたりがRAM 32GB以上という選択肢が存在する点でより良い選択として挙がりますね
    流石にiGPUモデルでRAM 16GBは少ないと思うのです……