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Lenovo Legion Y540(15インチ)レビュー - デザインが美しい上にコスパも良好。スペックも「ど真ん中」なゲーミングノート!(実機レビュー)

legion Y540 15メイン
こんにちは。ひつじです。だんだん寒くなってきましたよね。寒いことそのものも嫌ですし、服などのチョイスも難しくなってくるこの季節、既に外出は嫌になってきています。やっぱり寒い日は家でゲームに限る…。ということでゲーミングノートの実機レビューをお送りいたしますね。今回の「Lenovo Legion Y540」、かなりいい感じの機種でした!

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1.スペック

Lenovo Legion Y540 15 スペック表
ゲーミングPCとしてはミドルクラス、といった構成だと言えます。一般的には不満の出ない構成です。CPUは第9世代のCore i5もしくはi7を選択可能です。RTX2060やGTX1660tiであればどちらを選んでも大きくバランスは崩れないでしょう。個人的にはゲームを良くされるのであればGTX1650は少し力不足かもしれませんが、筐体デザインが派手でないことやトータルバランスとして優れた構成になっていることもあり、デスクワークメインでGTX1650モデルを導入する、というのもアリだと思います。

SSDはPCIE×4接続のいわゆるNVMe仕様でサムスン製のものです。Legionのデスクトップモデル(C530)で採用されていたSSDと型番が同様ですね。負荷の大きいゲームでかつ、テクスチャ等の書き換え頻度が高いもの(重量級のレースゲームなど)では高速なSSDもゲーム性能を底上げすることがあります。そういった意味でも高速なSSDを採用してくれているのはありがたいですね。

また、無線LANはINTEL製です。個人的にINTEL製の無線LANは安定感が高いと認識していますのでここはうれしいところ。ディスプレイはIPSの144Hz駆動が可能なものになっています。4KやHDR対応のものではない、一般的なFHD仕様ですが高リフレッシュレートの4Kディスプレイを採用していたとしてもRTX2060やGTX1660tiでは使いきれません。HDRも現在Windows側である程度疑似対応をしていますから、気にするポイントではないと思います。

今回の試用モデルはCore i7、SSDが1TB、GPUが1660ti、メモリが16GBのものでした。個人的には一番狙い目な構成だと思います。削るとしたらSSDを512GBにするか、CPUをi5にするか、かな…。逆にレイトレ目当てでRTX2060もいいですけどね。もちろん実際にプレイしたいゲームに応じてその辺りは検討された方が良いとは思います。

2.筐体

legion Y540 15付属品
まずは付属品です。ACアダプタはGPUを積んでいるだけあってかなり大きい印象。また端子も仕方ないとは言え独自規格です。他にもマニュアルやパンフレットの一式があるのですが、それに混じってSATAのPC内部用コネクタが今回同封されていました。これは付属品ではなくレビュー用端末にだけついている可能性が高い気がしています。一応ご参考までに。

legion Y540 15天面
では天面より。触った感じは梨地に近いのですが実際にはLEGIONという文字のOを中心に、遠心上の細かいヘアラインが施されています。

Legion Y540 15 ヘアライン
手で触れた素材感は樹脂に近い印象。ただ安っぽさは全くありません。むしろマットなメタリック調なのが高級感を高めています。

Legion Y540 15 素材感
また、デザイン上の特徴として、本体背面と天板部分を繋ぐヒンジの位置が少し手前側にあり素材感も異なります。またヒンジそのものも艶感が美しく、この素材感のコントラストがアクセントとなっています。

legion Y540 15 ヒンジ後ろ
またこのヒンジ位置により画面開きすぎの防止や使用時の安定感も向上しています。一方で奥行方向が大きいことを起因として、一般的な15インチ用スリーブなどは使用できない可能性もある点に注意が必要です。

legion Y540 15 前面
次に前面。左右にスピーカーがありますね。

legion Y540 15 右
続いて右側面。USB3.0とオーディオジャックがあります。

legion Y540 15 左
左側面はUSB3.0のみ。左右の配置は非常に良いと思います。通常マウスは右側で操作するのでオーディオジャックは前面か左側面が適切といえますが、前面だと使用者が意識せず動いてしまいがちなゲームプレイ時、不慮の事故が起きたりしかねませんから。

legion Y540  15 後ろ
背面です。ここに色んな端子が集約されています。USB3.0 Type-CとMini-DisplayPort、USB3.0、HDMI、LANコネクタ(RJ45)、電源コネクタ、セキュリティキーホールという配置です。恐らく主立って使うのは電源コネクタのみで、他は普段使用することは少ない端子類ばかりではないでしょうか。ただ、LANコネクタや映像系端子が背面にある点も配置として考えられている、と思います。特にLANコネクタは常時接続したい人にとって背面にあるのが本当にありがたい…。

legion Y540 15 底面
続いて底面。ゲーミングノートらしく、大きめな通気口がとられています。デザインはLegionの系譜であることを意識しているのかパンチホール状のデザインになっています。底面って野暮ったい機種も多い中で、何となく格好良い仕上がりになっていますね。(1か所ネジが取れていますがレビュー端末だからでしょう。恐らく内部メンテナンスなどをした時の締め付け不備等だと思います。)

legion Y540 15 開いた
最後に本体を開いた写真を。ベゼルは最近のノートPCらしくかなり狭めてあります。ウェブカメラは下ベゼルに取り付けられていますね。

legion Y540 15 見開き2
Lenovo製品らしく、180度近くまで開けるヒンジを採用しています。

Legion Y540 15 ロゴ
なお、電源ON時はロゴの一部が光ります。

全体としてデザインはかなりスタイリッシュ。少なくともゲーミングPC特有のギラギラした派手さとは無縁です。カラフルなLEDが目立つステレオタイプなゲーミングPCはどちらかというとポップな印象になりがちですが、この機種のデザインはフォーマルさを内包していますね。こういったフォーマルな格好良さはずっとMacbookのようなアルミユニボディの独壇場、といったところでしたがこの機種はそれとは違う系統。オリジナリティある非常に洗練されたデザインで極めて好印象です。

3.ソフトウェア

Legion Y540 15 使用感
Lenovoは毎回シンプルなソフトウェア構成ですが、今回も同様です。
Vantage
vantage2
・Lenovo Vantage
各種ハードウェア設定やドライバ等を一括で管理してくれるソフトウェアです。この手のソフトってあまり普段使わないのですが、Lenovo Vantageは必要な設定が集約されているので使い勝手は良いと思います。

dolby
・Dolby Atmos
いわゆるイコライザー等を集約しているソフトウェアですが、ゲーミング用途向けにサウンドレーダーなども搭載されています。スピーカー品質は後述しますが、「ダイナミック」設定にしておくと基本的に触る機会は多くないと思いますね。

4.使用感

・キーボード

legion Y540 15 キーボード
カーソルキーも含め、十分な大きさが確保されています。文字入力をする中で割を食らった、と言えばENTERキーなどの幅かな、とは思いますが使用において気になることはありませんでした。トリッキーな配置なのはむしろテンキー側ですね。多用する人にとってはかなり使い勝手は悪いと思いますが、使用頻度で言えば「煽りを受ける」のは仕方ない面もあると思います。これがビジネスモデルならもう少しきついレビューをしていたと思いますが、そうではないし。あと個人的にはもう少しだけチルト出来れば理想、という位ですね。

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LenovoのノートPCはキーの品質が高いイメージを持っているのですが、今回も良いですね。打鍵感は「パチパチ」と「ペタペタ」の間、といったところ。比較的静かなキーボードだと思います。キーピッチは18mm程度と、十分に確保されています。またキーストロークは見た目よりは深め。テンキーがあるためキーボードのセンターと画面はずれてしまうものの、キー間の距離感が絶妙で誤入力する率の低さでは過去で最も小さく、全力で入力してもおおよそ入力の1%を切るくらいの発生率でした。(通常だと2,3%の場合もあります)入力速度もデスクトップと遜色ない、もしくは多少早いくらいでした。打鍵感はドスパラの光学式などに譲りますが、トータルとして不満はほぼ出ないであろう質です。キーボードバックライトは白のみです。

トラックパッドは過敏な反応もなく、悪くない仕上がりです。ドラック操作の際にパッドを押下しながら引っ張る、といったことを許容してくれない点だけちょっと残念。ですが不満はその位でしょう。

・ディスプレイ

Legion Y540 15 ディスプレイ
IPSのため視野角などは問題なく、品質も良好です。色温度は6800K前後といったところでしょうか。この点は妥当な調整だと思います。ノングレアとしては黒の描写も良好。グレアパネル採用品に引けをとる感じはありません。

色の調整では青は「極端な調整はしていない」と言えますし、緑も大きく崩れてはいません。ただ赤だけは強調が強めなので少し気になるかもしれませんね。ゲーミングや動画視聴では不満はまず出ないと思いますが、イラストや動画の作成、印刷物の色調整にはやや注意が必要かなと。

・スピーカー

補正なしの状態でも及第点は上回ります。手放しで「良い!」と言えるわけではないのですが平均点より少し上、といったところでしょう。付帯音から来る低域の不明瞭さや籠り感、解像度の低さに気がかりな点はあるものの、音調としてガサガサした感じはそれほどなく、お値段相応にはちゃんと作り込んであるな、という印象です。

Dolby Atmosを有効化すると、籠った音調が大きく軽減できます。この状態でも解像度そのものはあまり高くないことが聞き取れるんですが、印象がHi-Fi的になります。個人的には有効化されている方が好みですね。

5.性能

Legion Y540 15 ドラクエ10
参考:
Lenovo Legion Y740(15)(Core i7-9750H、RTX2070 Max-Q): 20,217
ドスパラ GALLERIA GCR1660TGF-QC-G(Core i7-9750H、GTX1660Ti): 20,113
Lenovo Legion Y7000(Core i7-9750H、GTX1650): 19,882
ドスパラ GALLERIA GCR2070RNF(Core i7-9750H、RTX2070): 19,838
MSI GL63 8SE(Core i7-8750H、RTX2060): 19,178
ASUS ZenBook 15 UX534FT(Core i7-8565U、GTX1650): 17,330
MSI GP65 Leopard(Core i7-9750H、RTX2060): 13,638
ドスパラ GALLERIA GCR1650GF(Core i5-9300H、GTX 1650):13,212
ASUS ROG Zephyrus S GX502GV(Core i7-9750H、RTX2060): 12,074
ASUS ROG Zephyrus G GA502DU(Ryzen 7 3750H、GTX1660Ti): 9,330
Lenovo IdeaPad S540 Gaming Edition(Core i5-8265U、GTX1650): 9,060
ASUS TUF Gaming FX505DT(Ryzen 5 3550H、GTX1650): 8,335

DQ10ベンチマークですが、完全に頭打ち、といったところでしょうか。全く問題ありませんね。ハイフレームレートなディスプレイもフル活用できるものと思われます。

Legion Y540 15 ドラゴンズドグマ
参考:
ドスパラ GALLERIA GCR1660TGF-QC-G(Core i7-9750H、GTX1660Ti): 12,030
Lenovo Legion Y740(15)(Core i7-9750H、RTX2070 Max-Q): 11,724
Lenovo Legion Y7000(Core i7-9750H、GTX1650): 11,433
ドスパラ GALLERIA GCR2070RNF(Core i7-9750H、RTX2070): 11,218
ドスパラ GALLERIA GCR1650GF(Core i5-9300H、GTX1650):10,844
ASUS ROG Zephyrus S GX502GV(Core i7-9750H、RTX2060): 10,784
MSI GP65 Leopard(Core i7-9750H、RTX2060): 10,243
ASUS ZenBook Pro Duo UX581GV(Core i9-9980HK、RTX2060): 9,792
ドスパラ GALLERIA GCF2060GF-E(Core i7-8750H、RTX2060): 9,100
ASUS ZenBook 15 UX534FT(Core i7-8565U、GTX1650): 8,026
ASUS ROG Zephyrus G GA502DU(Ryzen 7 3750H、GTX1660Ti): 6,911
ASUS TUF Gaming FX505DT(Ryzen 5 3550H、GTX1650): 6,481

ドラゴンズドグマオンラインのベンチマークです。構成上かなり似通ったGALLERIA
GCR1660TGF
に結構差を付けられているのはちょっと気がかり。もう少しスコアは伸びて欲しかったかな、というところですね…。

Legion Y540 15 3D Mark
参考:
ドスパラ GALLERIA GCR2070RNF(i7-9750H、RTX2070):7,219、16,668、35,109
マウス NEXTGEAR-NOTE i7901BA1(i7-7700K、GTX1080):6,703、17,345、37,589
ASUS ROG Zephyrus S GX502GV(i7-9750H、RTX2060):6,566、15,229、36,469
Lenovo Legion Y740(15)(i7-9750H、RTX2070 Max-Q):6,508、14,067、36,491
MSI GP65 Leopard(i7-9750H、RTX2060):6,397、14,646、35,296
OMEN X by HP(i7-7820HK、GTX1080):6,283、15,476、30,804
MSI GL63 8SE(i7-8750H、RTX2060):6,205、14,838、33,985
ASUS ZenBook Pro Duo UX581GV(i9-9980HK、RTX2060):5,850、13,667、28,140
ドスパラ GALLERIA GCR1660TGF-QC-G(i7-9750H、GTX1660Ti):5,610、12,852、34,583
ドスパラ GALLERIA GCF1070GF(i7-8750H、GTX1070):5,583、15,146、36,268
ドスパラ GALLERIA GCF2060GF-E(i7-8750H、RTX2060):5,453、13,800、33,609
ドスパラ GALLERIA GKF1070NF(i7-7700HQ、GTX1070):5,280、14,030、30,686
DELL ALIENWARE 17(i7-7700HQ、GTX1070):5,257、13,233、29,845
ASUS ROG Zephyrus G GA502DU(Ryzen7 3750H、GTX1660Ti):4,219、10,223、20,073
ドスパラ GALLERIA GCF1060NF(i7-8750H、GTX1060):3,965、10,506、29,442
ドスパラ GALLERIA GKF1060GFE(i7-7700HQ、GTX1060):3,808、9,888、26,344
Lenovo Legion Y7000(i7-9750H、GTX1650):3,722、8,164、26,019
GALLERIA GKF1060NF(i7-7700HQ、GTX1060):3,717、9,989、24,824
DELL G7(i7-8750H、GTX1060):3,703、9,743、26,843
ドスパラ GALLERIA GCR1650GF(Core i5-9300H、GTX1650):3,627、8,240、24,774
GALLERIA GKF1060GFE(i7-7700HQ、GTX1060):3,625、9,784、24,233
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(i5-7500、GTX1060):3,583、9,276、22,203
ドスパラ raytrek RKF1060TGK(i7-7700HQ、GTX1060):3,518、9,207、23,689
ASUS TUF Gaming FX505DT(Ryzen5 3550H、GTX1650):3,441、8,036、19,066
ASUS ZenBook 15 UX534FT(i7-8565U、GTX1650):2,988、6,789、20,260
ドスパラ GALLERIA GCF1050TNF(i7-8750H、GTX1050Ti):2,528、6,776、17,005
ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E(i5-8300H、GTX1050Ti):2,523、6,802、20,045
GALLERIA GKF1050TNF(i7-7700HQ、GTX1050Ti):2,492、6,858、18,179
NEXTGEAR-NOTE i4400GA1(i7-7700HQ、GTX1050Ti):2,449、6,852、20,453
Lenovo ThinkPad X1 Extreme(i7-8750H、GTX1050Ti Max-Q):2,393、6,490、19,506
GALLERIA QSF965HE(i7-6700HQ、GTX965M):–、5,344、16,987
ドスパラ Critea VF-HGK1050(i7-7700HQ、GTX1050):1,826、5,553、17,109
HP Pavilion Power 15(i5-7300HQ、GTX1050):1,797、5,230、14,052
※左からTime Spy、Fire Strike、Sky Diverのスコア

3DMarkの3兄弟ですが、2つはGCR1660TGFより少し高めの数値が出ています。逆にSky Driverだけは誤差程度ながら負けた、というところです。スコアそのものは妥当な範囲。より細かく言えば「i7でGTX1660ti搭載機種としては健闘した」と言えるレベルだと思います。

Legion Y540 15 PCmark

クリックで拡大します

参考:
Lenovo Legion Y740(15)(Core i7-9750H、RTX2070 Max-Q): 5,830
ASUS ZenBook Pro Duo UX581GV(Core i9-9980HK、RTX2060): 5,727
Lenovo Legion Y7000(Core i7-9750H、GTX1650): 5,618
ドスパラ GALLERIA GCR1660TGF-QC-G(Core i7-9750H、GTX1660Ti): 5,573
ASUS ROG Zephyrus S GX502GV(Core i7-9750H、RTX2060): 5,506
ドスパラ GALLERIA GCR2070RNF(Core i7-9750H、RTX2070): 5,505
DELL G7(Core i7-8750H、GTX1060): 5,401
ドスパラ GALLERIA GCF2060GF-E(Core i7-8750H、RTX2060): 5,328
MSI GP65 Leopard(Core i7-9750H、RTX2060): 5,299
ドスパラ GALLERIA GCF1070GF(Core i7-8750H、GTX1070): 5,122
MSI GF75 Thin(Core i7-8750H、GTX1050Ti): 5,009
ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E(Core i7-8750H、GTX1060): 4,976
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 4,906
ドスパラ GALLERIA GCF2070GF-E(Core i7-8750H、RTX2070): 4,893
ASUS ZenBook 15 UX534FT(Core i7-8565U、GTX1650): 4,709
ドスパラ GALLERIA GCR1650GF(Core i5-9300H、GTX1650):4,645
ドスパラ GALLERIA GCF1050TGF-E(Core i5-8300H、GTX1050Ti): 4,545
ASUS ROG Zephyrus G GA502DU(Ryzen 7 3750H、GTX1660Ti): 4,365
OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 4,290
iiyama STYLE-17FH054-i7(Core i7-8750H) : 4,281
HP Spectre x360 13(Core i7-8565U): 4,223
Lenovo ThinkPad T490(Core i7-8565U、MX250): 4,158
ASUS TUF Gaming FX505DT(Ryzen 5 3550H、GTX1650): 4,124
ASUS ZenBook 14 UX434FL(Core i5-8265U、MX250):3,933
Lenovo ThinkPad X280(Core i7-8550U): 3,909
ドスパラ Altair F-13KR(Core i5-8350U): 3,778
HP Spectre 13(Core i5-8265U): 3,766
HP ENVY X360 13(Ryzen 7 3700U): 3,728
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 3,704
ドスパラ Critea VF-HEKS(Core i7-8550U、MX150): 3,704
HP ENVY x360 15(Ryzen 3500U): 3,617
DELL Inspiron 17 5000(5770)(Core i7-8550U、Radeon 530): 3,607
東芝 dynabook AZ65/G(Core i7-8550U): 3,546
HP ENVY 13(Core i7-8550U):3,534
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 3,518
ドスパラ Critea VF-HGK1050(Core i7-7700HQ、GTX1050): 3,492
東芝 dynabook VZ82/F(Core i7-8550U): 3,491
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,479
Microsoft Surface Pro 6(Core i5-8250U): 3,399
東芝 dynabook DZ83/J(Core i7-8550U): 3,353
マウス m-Book J(Core i5-8250U): 3,350
東芝 dynabook UZ63/F(Core i7-8550U): 3,341
Microsoft Surface Laptop 2(Core i5-8250U): 3,199
HP Spectre Folio 13(Core i5-8200Y): 3,108

PCMarkのスコアです。これはPCでのデスクワークを主眼にしたベンチマークなのですが正直伸び悩みましたね…。構成上、5,500は超えてくると踏んでいたのですがなんらかの要因で引っかかりがあったようです。細かい数値を見ると、Video Conferencing ScoreやWriting Score等はちょっと低迷気味だったのかなと。

Legion Y540 15 CDM
CrystalDiskMarkのスコアです。これに関してはさすがというところで、PCIE3.0×4接続の性能をいかんなく発揮しています。勿論現在はより速いであろうPCIE4.0×4接続も規格上存在しますが、ノートへの採用は皆無に近い状況です。ましてやPCIE×2接続がかなり存在する中でこのストレージ性能は特筆に値します。

発熱は全く気にならずでした。キーボード面もほとんど熱を持ちませんし排気口からの熱風が手に当たることもありません。(背面から排気するため)この点は美点ですね。また騒音ですが、全力で空気清浄機の「中」位の音はします。一般的なゲーミングノートよりは静かな部類だとは感じました。負荷がない時は「あ、電源ついているな」位の音。無音に近い、とまでは言えませんがまず気にはならないと思います。

なお、バッテリーはボリューム10でYoutubeを1時間流したところ、23%消費をしていました。(省電力関連の機能はOFFにしています)ただ、バックグラウンドでちょっと色々動いていた形跡があるので、あくまで参考値程度とお捉えください。

5.まとめ

Legion Y540 15 ロゴ2
Lenovo Legion Y540(15インチ)はLenovo直販サイトで販売中です。12月1日現在の価格は税込み120,120円からとなっています。また、Lenovoでは12月31日まで「Vプリカキャッシュバックキャンペーン」を開催中で、この製品のすべてのモデルが「1万円キャッシュバック」の対象となりますので、実質的には「もう1万円安くなる」と考えていいです。

このノートはまずデザインが良く、一般的なゲーミングノートにありがちな奇抜さや派手さ、あからさまな感じは皆無で、フォーマルささえ感じられる仕上がりです。カタログスペックでみればGALLERIA GCR1660TGF-QC-Gをはじめライバルは多いですが、そういったデザイン面で差別化がきっちり出来ていると感じますし、人前で使用する機会が多い場合、私であればこの機種が第一候補になると思います。(その分キーボードの分割ライティング機能など、ゲーミングノートとしての使いやすさではほかの機種に分があるところもあります。)

また、キーボードの質や画面、スピーカーの質も期待通り、もしくは期待以上に仕上がっていると言え、強い不満が出にくいであろう点も訴求点になると思います。価格競争力も現状で十分にあると思いますし、Vプリカキャンペーンを考慮すれば、同一スペック中最安のゲーミングノート、という立ち位置にあるかもしれません。

なんにせよ、要注目の機種であることに間違いはありません!個人的にはかなり好きな機種ですね!

6.関連リンク

Legion Y540(15)
レノボのゲーミングPC

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