記事にアフィリエイト広告を含みます

Inateck ポータブルBluetoothスピーカー BP1109 ー 最近こういうの流行りなんですか?コンパクトで高質感、もちろん高音質、低音がすごい!(実機レビュー)

inateck BluetoothスピーカーBP1109
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ウインタブを開設して間もないころから周辺機器をいろいろと提供してくれ、そのおかげで実機レビュー記事を書くことができた、個人的には恩義を感じてるメーカー「inateck」の新製品、「ポータブルBluetoothスピーカー BP1109」の実機レビューです。久しぶりに製品をご提供頂きました。この場にて御礼申し上げます。ありがとうございました。

スポンサーリンク

さて、そういうわけでBluetoothスピーカーです。私は音に対して鈍感なくせに「スピーカーはステレオじゃなくちゃダメ」という固定概念があるのですが、PCやタブレット、スマホなどのデバイスに接続するスピーカーは必ずしもステレオではなく、モノラルのコンパクトな製品、というのが多く存在します。そして、モノラルなんですけど十分な音質と、野外でも使えるくらいの大音量にも耐えうるBluetoothスピーカーというのも増えていますよね。この「BP1109」もモノラルスピーカーではありますが、侮れない高品質な製品でした。

1.スペック

サイズ: 直径78 mm × 34 mm / 260 g(実測値 262 g)
Bluetooth: バージョン2.1 + EDR
周波数: 80Hz~20KHz
定格電力: 3.2 W
充電電圧: USB 5V
充電時間: 1~2時間
最大再生時間: 6時間
通信距離: 10 m

これを見てもコメントに困りますが、薄い円柱形でずっしりと重い、という感じの製品です。防水機能はついていないため、基本的に屋内での使用が安心と思われます。また、この製品にはmicroSDスロットが装備されており、microSDカードに音楽などの音声データを入れておけばPCなどのデバイスに頼ることなく、単体で使えます。今回microSDカード経由での音楽再生は試していませんが、この機能により利用シーンが大きく拡大するでしょう。

この手の製品のお約束とも言えるハンズフリー電話機能ももちろんついています。 

2.筺体

inateck BluetoothスピーカーBP1109 同梱物
まず同梱物から。本体の他に日本語の記載もある取扱説明書、充電用のUSB(オス)- microUSB(オス)のケーブル、両端が3.5 mmオーディオ端子のケーブル(この製品はオーディオジャックを使った有線接続も可能です)がついています。

inateck BluetoothスピーカーBP1109 横から
本体を横から見たところです。筺体は底面を除きアルミ製(inateckいわく「ユニボディ」)で、そのせいもあってずっしりと重いです。実測重量262 gというのはそれほど重くないように思われますが、小ぶりな製品なので、手で持つとかなり重いと感じます。ただし、悪印象はありません。だって、

inateck BluetoothスピーカーBP1109 内部構造
こんな構造らしいんですよ。もちろん私はこれを見ても「すごそう」くらいしか言葉が出てこないです。だから実機レビューの意味があるんですけどね。

inateck BluetoothスピーカーBP1109 上面
スピーカーは上面です。ネット部分も金属製ですね。見た目と裏腹に非常に頑丈です。

スポンサーリンク

inateck BluetoothスピーカーBP1109 ポート
側面のロゴマークの反対側に入出力ポートがあります。オーディオジャック、microUSBポート、そしてmicroSDスロットが見えます。また、SDスロットの左側に小さな点がありますが、これはLEDインジケーターで、Bluetoothペアリング中は青点滅、使用中はゆっくり青点滅、充電中は赤点灯します。

inateck BluetoothスピーカーBP1109 底面
底面のみプラスティック製で、操作ボタンが4つあります。このボタンにはそれぞれ複数の機能が割り当てられていて、音量調節や選曲、電源オン/オフなどに使います。ただし、この位置に操作ボタンがある、というのは賛否が別れるでしょう。特にmicroSDカードから直接音楽を聞く際は、いちいち本体を持ち上げて曲飛ばしや音量調節をしなくてはならないので、少し面倒かもしれません。一方でスマホやPCに接続して使う場合はデバイス側で操作すればいいので、電源オン/オフ以外はここに触る頻度は低いと思います。

inateck BluetoothスピーカーBP1109 タブレットPCと
サイズ感を説明するために、久しぶりにacer Aspire Switch 10に登場してもらいました。Aspire Switch 10はもはや私のものではなく、もっぱら家族が使っているんですよね…。それはともかく、非常にコンパクトなサイズであることがわかると思います。

inateck BluetoothスピーカーBP1109 レッド
なお、今回の試用機は「シルバー」でしたが、カラバリで「レッド」も選べます。個人的にはこっちのほうが好みかなあ。

3.使ってみた、正直びっくり!

ノートPCに接続して音楽を聴いてみました。以前もスピーカーの音質テストで使ったオリラジの「Perfect Human」とジュリアナ東京のメドレーです。しかし、この年齢にして日曜の深夜に自室でジュリアナ東京ってどうよ?って思いますね、実際…。

その前にペアリングのこぼれ話から。ペアリングそのものは簡単にできるんですけど、この製品「しゃべります、しかも英語で」。製品の電源を入れると「Bluetooth接続の準備ができてるわよ(女性の声)」という趣旨のことを話し、接続が完了すると「Bluetooth接続完了よ(女性の声)」と教えてくれます。まあ、アラーム音(ビープ音)のかわりに定型の言葉を再生してるだけなんですけど、初めて聞くとびっくりしますねw

で、音楽再生なんですが、初期状態でボリュームがかなり大きかったせいもあり、「低音でスピーカーが振動」しました。サイズの割にかなり低音がよく再現されますね。もちろん然るべきボリュームである必要はありますけど、そんなに大音量でなくともコーン(振動板という意味で使ってます)が震えているのがよくわかります。また、ヴォーカルの臨場感もかなり強く感じました。

いつも書いているとおり、私は音楽鑑賞に関してそんなに場慣れしているわけではなく、普段は音質にも無頓着な方なのですが、この製品の音質は素晴らしいと思いました。少なくともコンパクトな外見からは想像もできないくらい臨場感のある音質だと思います。音量上げたくなりますもん。

4.まとめ

Inateck ポータブルBluetoothスピーカー BP1109はAmazonのinateck onlineで販売中で、価格は2,499円(税込み)です。音楽でも美術でもそうですけど、本格的に追求しようと思ったら投資すべき金額は桁が2つくらい上になるんだろうと思います。なので、BOSEだのJBLだのと言った超一流メーカーの製品とBP1109をガチで比較するのはナンセンスと言うものでしょう。

しかし、2,499円で買えるポータブルスピーカーという前提で評価すると、この製品は100点満点の120点だと思います。これで防水機能がついてたら150点だったかもしれませんね。あと、Amazonのレビューで指摘されている操作系ボタンが底面にしかない、という弱点が解消されたら200点かな?そのくらいに評価してあげてもいい製品だと思いますよ。

4.関連リンク

Inateck ポータブルBluetoothスピーカー:Amazon
※inateckは日本で直販サイトを運営しておらず、Amazonのみに出品しています

スポンサーリンク

コメント

  1. 匿名 より:

    ハンズフリー電話機能の音質はどの程度何だろう。cortanaとか操作出来るのかな?

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。ハンズフリー電話の音質はイマイチでした。ただ、私は手持ちのMADOSMAで試しただけで、製品によって音質は異なると思います。あと、Cortanaは少なくとも単発の質問には反応しましたね。

  2. miyuki より:

    いまさらのレビューみたいになってしまいますが
    Chuwi Hi10 Plusのスピーカーがはっきりステレオでした。
    あまり動画を見ないので最近きづきました。
    しゃかしゃか感はありますけど、もともとのエンコードのせいもあるかもしれませんし~。
    なんちゃってステレオに慣れてしまったのでわりといい感じに聞こえております。

    私も赤がいいなと思いました。
    2500円くらいなら買ってもいいかな?

    あと、ジュリアナ東京はどうかと思います。

  3. 匿名 より:

    技適通ってないスマホは駄目でスピーカーはOKなのん?

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。法律上はBluetoothも違法になってしまうと思います。会社名は言えませんし言うつもりもありませんが、あるメーカーさんいわく、Bluetoothのように電波の届く範囲が狭い輸入品は運用上問題ないという解釈なんだそうです。