Xiaomi Redmi 6の中古機を購入したのでレビューします!- エントリーモデルながらXiaomiらしさに満ちた質感のよさ、予想以上でした!(実機レビュー)

Xiaomi Redmi 6
こんにちは、かのあゆです。Xiaomiのスマートフォン「Redmi 6」を購入いたしました。クレジットカードのキャンペーンで現金1万円があたり、秋葉原で何か端末を購入しようかと探していたところ、たまたま土日のみ営業している露店にて本体 + ケースのみ9,800円(税込)の個体を見つけたため、ほぼ即決で購入したものになります。

スポンサーリンク

Redmi 6は2018年6月にインドなど一部の地域で販売されたミッドレンジモデルで、CPUにMediaTek Helio P22を搭載しています。すでに後継モデルであるRedmi 8シリーズも販売されていますが、現在でも販売されているモデルで2万を切る価格で購入可能です。安価なモデルとは言えXiaomiらしく非常に完成度の高い一台に仕上がっています。

1.スペック

Xiaomi Redmi 6 スペック
初期出荷時はAndroid 8.1 OreoベースのMIUI 9が搭載されていましたが、現在はAndroid 9 PieベースのMIUI 10にアップデートされています。かのあゆが購入したRedmi 6にはグローバルROMがプリインストールされており、日本語ロケールも最初から搭載されていました。一部の地域ではすでに最新版となるMIUI 11へのOTAアップデートの配信が開始されているのですが、Xiaomiの公式サイトではまだROMの配布が開始されていません。近いうちにすべてのRedmi 6シリーズにMIUI 11の配信が開始されるものかと思われます。

搭載CPUはMediaTek Helio P22です。現在では日本国内でもソフトバンク向けに販売されているLG K50に搭載されていますが、Redmi 6が搭載端末としては最初に発売されています。性能としては2019年現在ではエントリー~ミッドレンジクラスに位置していますが、実際に使用してみるとスマートフォンとしての通常作業は快適に動作します。3Dゲームに関しては重量級ゲームのプレイは厳しいものの、数年前の3Dゲームやライトな2D系のソーシャルゲームであれば十分快適にプレイ可能です。

かのあゆが購入したモデルではRAMは3GB、内蔵ストレージは32GB搭載しており、Xiaomi製スマートフォンとしては珍しくMicroSDカードによるストレージ拡張にも対応しています。Redmi 6ではSIMを2枚挿入している状態であってもストレージを拡張することが可能です。このほかRAM 4GB、内蔵ストレージ64GBモデルも用意されています。

ディスプレイは5.99インチサイズHD+(1,440 x 720)で、IPSパネルを採用しています。FHD+以上の解像度と比べるとディスプレイを近くで見た時にドットが若干目立つものの、通常の使い方ではそこまで違和感を覚えることはありません。

カメラはイン5MP、アウト12MP + 5MPという構成で、デュアルレンズカメラを採用しています。Xiaomi端末のカメラは低価格モデルであっても画質に関しての評価は高いのですが、Redmi 6もその点は健在でAIによるシーン自動識別機能にも対応しています。

バッテリーは3,000mAhのものを搭載しています。残念ながら急速充電には対応していません。 Redmi 6では近年ミッドレンジクラスのモデルでも採用が増えてきたUSB-Cポートではなく、従来のMicroUSBポートを採用しています。

2.筐体

Redmi 6 前面
今回購入したRedmi 6は本体とおそらく純正ではないと思われるガラスフィルム、TPUケースのみが付属した状態で購入したため、付属品の説明は割愛いたします。前面は縦横比18:9インチのディスプレイが採用されており、ノッチは非採用となっています。Redmi 6 Pro以降ではXiaomiもノッチデザインを採用するようになりましたが、個人的にはノッチ非採用のデザインのほうがすっきりしていると思います。ミッドレンジモデルということでベゼルは目立つものの、前面フレームの色は白となっており非常に魅力的に見えます。

ディスプレイ解像度は前述のとおりHD+(1,440 x 720)となっており、FHD+以上の解像度を搭載したスマートフォンと比較すると、よく見るとドットが目立つものの、ディスプレイに近づいてみないとドットの区別がつかない程度のレベルなので使用上気になることはないでしょう。視野角の広いIPSパネルを採用しており、表示品質も非常に高くなっています。

Redmi 6 背面
背面はプラスチック素材が採用されていますが、一見すると金属素材を採用しているような加工が施されており、安っぽさは感じられません。現在のXiaomi端末は光沢のある加工が施された背面デザインの端末が多くなってきましたが、2018年以前のXiaomi端末は金属感のある筐体デザインを採用した端末が多かったような記憶があります。下部にはモノラルスピーカーが配置されています。

同時発表された廉価モデルのRedmi 6Aとは異なりカメラはデュアルレンズ仕様となっており、指紋認証センサーもこちらに配置されています。かのあゆが購入した筐体色は「ゴールド」でした。このほかRedmi 6では「ブラック」「ブルー」「ローズ・ゴールド」が用意されています。

Redmi 6 左側面
左側面はnanoSIM+Micro SDカードスロット、nano SIMスロットが配置されています。前述のとおりRedmi 6ではSIMを2枚挿入している状態でもストレージ拡張を行うことが可能です。デュアルSIM対応端末ではSIMカードとMicroSDカードを同時利用できない排他式のものも多いため、この辺に関しては非常にうれしい点といえるのではないでしょうか。

Redmi 6 右側面
右側面にはボリュームボタン、電源ボタンが配置されています。

Redmi 6 上面
上部には3.5 mmヘッドフォンジャックとマイクが配置されています。

Redmi 6 下部
下部にはMicroUSBポートが配置されています。ミッドレンジモデルでも移行が進んできたこともあり、ぜいたくを言うのであればRedmi 6でもUSB-Cポートを採用してほしかったところですが、Redmi 6シリーズが主にインドなどで販売される低価格モデルということもあり、この点に関しては仕方ないかもしれません。

3.使用感

システム

MIUI 10 ホーム
Redmi 6は発売時点ではAndroid 8.1 OreoベースのMIUI 9が搭載されていましたが、中古で購入したこともありすでにMIUI 10にアップデート済みの状態となっていました。Xiaomiの独自UIであるMIUIに関してはAndroid OS本体のバージョンと一致しておらず、古い端末では「Android 7.x “Nougat”ベースでMIUI 10」という端末も存在しますが、Redmi 6では現在公開されている最新のアップデートでAndroid 9 Pieベースに切り替わっています。

UC Browserなどのブロートウェアはなし
プリインストールアプリはXiaomi独自のシステムアプリとGoogle関連のアプリのみとシンプルな構成になっており、海外レビューでよく言われている余計なブロートウェアは搭載されていませんでした。(Nova Launcher以降は後でインストールしたアプリになります)

例の通り本来の「素の」AndroidからかなりカスタマイズされたUIとなっており、他メーカーのAndroidスマートフォンからの乗り換えだと違和感を覚えるかもしれませんが、全体的に美しいUIとなっており非常に使っていて楽しくなってきます。

Redmi 6はAndroid 9 Pieへアップデートされたばかり
現時点でXiaomiのWEBサイト上でダウンロードできる最新ファームウェアのバージョン情報です。MIUI 10に関してはAndroid 9 Pieで更新された通知領域のデザインなどを取り込んでいたため、Android 8.1ベースの状態とそこまで変化がわかりづらい印象ですが、Android 9 Pieベースになったことによりスマートフォンの使い過ぎを防止出来る「デジタル・ウェルビーイング」が新たに搭載されています。またAndroid 10で全面的にサポートされるようになった「ダークテーマ」も搭載されています。

スポンサーリンク

インドなど一部地域ではすでに最新バージョンであるMIUI 11がRedmi 6でも配信開始されていますが、Android 9 Pieにアップデートされたのが最近ということもあり、Android 10ベースのものにアップデートされるまで時間がかかるかもしれません。

MIUI 9以前のバージョンでは中国版ROM、グローバルROMともに日本語ロケールが搭載されされておらず、日本語環境で使うには「MIUI.eu」などのカスタムファームウェアに頼る必要がありましたが、現在ではグローバルROMに日本語ロケールが正式に搭載され、翻訳も完全に行われているため日本人ユーザーも違和感なく使えるようになりました。2020年より正式に日本での端末展開を開始するXiaomiですが、今思えばMIUI 9リリースの時点で日本展開の準備をゆっくりと行っていたのかもしれません。

ストレージ空き容量
工場出荷時設定にリセット直後のストレージ使用量です。Redmi 6はRAM 3GB/ストレージ32GBモデルとRAM 4GB/ストレージ64GBモデルが販売されていますが、かのあゆが購入したモデルはRAM 3GB/ストレージ32GBモデルです。初期段階でかなりストレージの空き容量に余裕がある点と、端末のスペック上重量級3Dゲームはほぼインストールしないこと、MicroSDカードによるストレージ拡張に対応していることもあり、十分な容量だと思います。

スピーカー

スピーカーは背面にモノラル出力のものが搭載されています。音質としては一昔前の低価格エントリーモデルとは異なり、音が割れたりすることもなく「聞ける」音質ではあるのですが、Xiaomiに限らず他社の2万円台クラス以上の端末と比較するとボリュームを最大に上げても少し音量が足りない印象を受けます。

カメラ

Redmi 6 カメラUI
Redmi 6はXiaomiのグローバルサイトの紹介で「The Entry-Level Dual Camera King」というキャッチフレーズがついており、インカメラは5MPであるもののアウトカメラに12MP + 5MP構成のデュアルレンズカメラを採用しています。Xiaomiのスマートフォンは低価格モデルであってもカメラの性能が高いモデルが多い印象ですが、Redmi 6もそれは健在でAIによるシーン自動識別にも対応しており、2万未満のスマートフォンとしては非常に満足度の高いカメラ性能です。

サンプル写真1
サンプル写真2
サンプル写真3
サンプル写真4
サンプル写真5

明るい場所の撮影はもちろんのこと、上位クラスのモデルと比較してしまうとさすがにノイズが目立つとはいえ、暗所でも明るい写真を撮影できており、正直購入した時点ではカメラ性能はそこまで期待していなかったこともあって、いい意味で期待を裏切られました。食品の写真もなかなかおいしそうに撮れており、SNSやブログでの飯テロ行為がはかどりそうです。

4.性能テスト

Antutu Benchmarkの最新バージョンであるVersion 8が正式にリリースされたことに伴い、今回のレビューから同バージョンでのベンチマークに移行しています。
Antutuベンチスコア
参考
Samsung Galaxy S10e SM-G9700(Snapdragon 855) : 410,899
Sony Xperia XZ2 Compact SO-02K(Snapdragon 845) : 289,484
Samsung Galaxy S8 SC-02J(Snapdragon 835) : 237,841
Apple iPhone SE(Apple A9) : 193,246
Smartisan U3 Pro(Snapdragon 660) : 167,968
Teclast M30(Helio X27) : 116,771
KYOSERA Android One S4(Snapdragon 430): 68,802

MediaTek Helio P22搭載端末のレビューはウインタブでは初となりますが、Antutu Version 8でのベンチマークスコアはエントリークラスのスマートフォンに搭載されていたSnapdragon 430と数年前の中華ミッドハイクラスのスマートフォンに搭載されていたMediaTek Helio X30の中間程度のスコアを計測しています。3D関連のベンチマークに関してはOpen GL ES 3.0を使用した「Refinery」でもコマ落ちとなっており、現在リリースされている「PUBG Mobile」や「Asphalt 9」といった最新タイトルを動かすには厳しい性能です。Vulkan APIを使用したベンチマークに関してはGPUが対応していないこともあり、実行されませんでした。

PUBGM
PUBG Mobileを実際にプレイしてみました。初回起動時のグラフィック設定は「快適画質」に設定され、意外と動いてくれますが、この設定でもオブジェクトが多い場面ではフレーム落ちが目立つ印象で、ゲームのコンセプト上快適にプレイするには厳しいというのが正直な感想です。プレイ自体は可能なので、とりあえず遊んでみたいというのであれば十分かもしれません。

Asphalt 8
すでに現在では「軽い」3Dゲームに分類されるようになった「Asphalt 8」に関しては快適にプレイ可能でした。ミッドハイ~ハイエンドクラスのスマートフォンでのプレイを前提にしている重量級3Dゲームのプレイは厳しいですが、ライトな3Dゲームであれば十分快適にプレイできる性能を持ち合わせています。またスマートフォンとしての通常動作に関しては今回購入したRAM 3GBモデルでもストレスなく動作し、あまりゲームをプレイしない方やライトなゲームしかプレイしない方であれば十分満足できる性能です。

5.まとめ

冒頭にもある通り、今回購入したXiaomi Redmi 6は秋葉原の露店で9,800円(税込)で販売されているのをたまたま発見して購入した商品となります。国内レビューも少なく、中古商品が出回るのも珍しかったこともあり、衝動買いしてしまった商品です。正直そこまで期待はしていなかったのですが、Xiaomiらしい完成度の高い端末になっていました。現在では後継機となるRedmi 8シリーズも販売されていますが、Redmi 6ではノッチ非採用のデザインを採用しているため、こちらのほうがすっきりしていてよいという方もいるかもしれません。もともと廉価モデルのRedmi 6Aともども安価なスマートフォンとして発表されたRedmi 6ですが、Xiaomiらしく筐体の質感、デザイン、スマートフォンとしての動作、カメラ性能ともに同クラスの製品と比べるとワンランク上の完成度です。MIUIのアップデートも定期的に配信されており、すでに一部地域では配信開始となっているMIUI 11への更新も今から非常に楽しみです。

2020年には「ついに」日本進出がほぼ確定となったXiaomiですが、今のところどのモデルを国内展開するかはまだ明らかになっていません。「Mi 9」や「Mi Mix」シリーズ、「Mi Note 10」といったミッドハイ~フラッグシップクラスのスマートフォンの質感が高いのももちろんのことですが、今回レビューしたRedmi 6のようなエントリーモデルも非常に質感の高いモデルを展開しているメーカーだけに、先に国内展開を行っているHuaweiやoppoのように低価格で購入できるモデルの国内展開も期待したいところです。

6.関連リンク

Xiaomi Redmi 6 : Xiaomi

スポンサーリンク