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Wiko Tommy 3 Plus ー 1年ぶりに登場したWikoの低価格エントリースマホ(かのあゆ)

Wiko Tommy 3 Plus
こんにちは、かのあゆです。昨年1月に「Tommy」で日本に参入し、その後「View」とgooブランドで「g06」を投入していたWikoが久しぶりに日本市場にSIMフリースマートフォンを投入します。今回投入されるモデルは「Wiko Tommy 3 Plus」で、グローバル市場では昨年9月に投入されたエントリーモデルです。日本国内では初となるMediaTek MT6739搭載機でもあります。

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1.スペック

Wiko Tommy 3 Plus
搭載OSはAndroid 8.1。ハードウェアのスペックを踏まえるとAndroid Go Editionでもよかったような気もするのですが、Android Go搭載端末のRAMは1GBでないといけないという規定があるようなので、Tommy 3 Plusに搭載されているのは「通常の」Android 8.1 Oreoということになります。

CPUはMediaTek MT6739WWとなっており、日本国内で販売されているAndroidスマートフォンでは初採用になります。RAMは2GB、ストレージは16GBで、この辺に関してもエントリークラスのスマートフォン標準のスペックです。

スペック的にはウインタブで実機レビューを行っている「Elephone A4」とほぼ同じスペックで、WEBブラウズとSNSメインのサブ端末として使う分には十分な性能だと思います。

国内仕様のTommy 3 Plusでは3大キャリアの主要通信バンドをサポートしているほか、搭載CPUのMT6739がサポートしていることもあり、DSDVにもしっかり対応しています。Elephone A4で利用できたストレージ拡張が有効化されているかは不明ですが、有効化されているようであればこれを活用するとより多くのアプリをインストールできるようになります。

Wiko Tommy 3 Plus ディスプレイ
ディスプレイはは5.45インチサイズで解像度は1,440×720 HD+とこの辺に関しても標準的なエントリークラスのものになっています。日本国内における前モデルである「Tommy」が縦横比16:9のディスプレイを採用していたのに対し、Tommy 3 Plusでは縦横比18:9に変更されたため、動画やゲームなどのコンテンツを大画面で楽しむことが可能になっています。

アウトカメラは13MP、インカメラは5MPとなっており、「ライブポートレート」や「フェイスビューティ」といった機能をサポートします。エントリークラスの製品であるため、過度の期待は厳禁ですがカメラ周りも前モデルより強化されています。

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バッテリーは2,900mAhでユーザーによるバッテリーパックの交換も可能です。近年のスマートフォンはバッテリーが本体内蔵式となっており、ユーザーによる交換は基本的にはできない仕様になっているため、この辺に関してはうれしい配慮と言えます。

2.デザイン

Wiko Tommy 3 Plus
Wikoが日本市場に最初に投入した「Tommy」の初代モデルは縦横比16:9のディスプレイを採用したベーシックなデザインを採用していましたが、スペックのところで説明したとおり、Tommy 3 Plusでは縦横比18:9のディスプレイに変更され、デザインが一気に近代化しました。

他社上位クラスの端末と比べるとベゼルは太めですが、ディスプレイが大型化したことにより各種コンテンツを大画面で楽しむことが可能になっています。なおエントリーモデルのためか指紋認証センサーは搭載されていません。

Wiko Tommy 3 Plus
Wikoといえばカラフルなカラーリングが印象的ですが、Tommy 3 Plusでもそれは健在で「ミラー」「ブラック」「ブリーン」「チェリー・レッド」の4色が投入されます。

3.まとめ

「View」の投入から実に1年ぶりに日本市場に投入されるWiko製エントリースマートフォン「Tommy 3 Plus」は家電量販店、および各種MVNOでメーカー想定価格14,800円(税込み15,984円)で1月下旬に発売予定です。日本国内ではあまり数が出なくなった低価格帯のエントリーモデルとなります。ライバル機種はMotorolaの「moto e5」やFreetelの「Priori 4」あたりでしょうか。

メイン端末として使うにはスペック的に少し厳しいものの、WEBブラウジングやSNS程度であれば十分使える性能となっているため、データ通信SIMを指してのサブ機運用には向くと思います。

メーカーが想定している「初心者向け」の端末としては「今となっては」いろいろと癖の強いスペックとなっているため、2万円クラスで販売されているミッドレンジ以降の端末を選ぶべきだとは思いますが、「アプリは標準搭載されているGoogleアプリしか使わないし、WEBサイトやSNSを楽しめれば十分」という方にはむしろこれくらいのスペックでも十分かもしれません。

Wikoに関しては他メーカーのように端末を大量にリリースするのではなく、リリースする端末を厳選して出していく方針のようで、来月開催される「MWC 2019」で発表されるミッドレンジ、およびハイエンドモデルの投入も視野に入れているとのことです。日本国内ではあまり目立ったメーカーではありませんが、今年の端末展開に期待したいところです。

4.関連リンク

Wiko : ウイコウ・ジャパン株式会社

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コメント

  1. 匿名 より:

    g06ではなくg08では?

    • かのあゆ より:

      機種名間違ってましたです…
      View Primeベースのgooオリジナルモデルはg08のほうでしたね。
      ご指摘ありがとうございます。

  2. 匿名 より:

    microSIM2発ってのが存在感ありすぎる
    確か更にmicroSD差せるトリプルスロットでしたっけか、どこにそんなスペースが(言い過ぎ

  3. うぃる より:

    少し気に成ってチェックしてみたら、
    お手頃価格なのにDSDV対応のデュアルSIM+microSDのトリプルスロット、
    サブ機やお子さん用等に考えるなら良さそうな機種ですね。