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Samsung Galaxy A7 ー 国内向けSIMフリーミッドレンジGalaxy第2弾はトリプルレンズカメラを搭載!

Galaxy A7
こんにちは、かのあゆです。SamsungがRakuten Mobile向けにSIMフリー端末として「Galaxy S10」及び「Galaxy A7」を発表しています。Galaxy S10はすでに国内キャリアモデルとしてドコモ・au向けに販売されている仕様と同一のものです。一方Galaxy A7は昨年グローバルで投入されたミッドレンジモデルの国内ローカライズ版で、安価な価格設定でありながらトリプルレンズカメラを搭載しているのが最大の特徴です。

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1.スペック

Galaxy A7 スペック
先に販売されているグローバルモデルではAndroid 8.0 OreoベースのGalaxy Experience 9.0を搭載して出荷されていましたが、国内版はそれから1年後の発売ということもありAndroid 9 PieベースのOne UIにアップグレードされた状態で出荷されます。

搭載CPUはExynos 7885で、これはウインタブでも実機レビュー済みのGalaxy Feel 2に搭載されているものと同じです。2019年現在販売されているミッドレンジクラスのCPUとしては平均的な性能となっており、普段使いであれば十分快適に使える性能です。RAMは4GB、内蔵ストレージは64GBで、こちらも最近のミッドレンジ端末としては平均的なスペックです。MicroSDカードによるストレージ拡張にも対応しているため、容量不足で困ることはないでしょう。

Always On Display
ディスプレイは6.0インチで解像度はFHD+(2,280 x 1,080)です。他のGalaxyスマートフォンと同じくSuperAMOLED(有機EL)を採用しており、画面オフの状態でも時計や各種通知を確認できるAlways On Displayにも対応します。

Galaxy A7 カメラ
カメラはイン24MP、アウト24MP + 5MP + 8MPという構成です。ミッドレンジモデルでありながら3眼トリプルレンズカメラを採用しており、超広角レンズ搭載を生かしてより広い範囲まで写った写真を撮影することが可能です。またGalaxyではNote9で初搭載となったAIによるシーン自動識別機能や後からボケ具合を調整できるライブフォーカスにも対応します。

バッテリーは3,400mAhで、接続ポートはMicro USBを採用します。元になる端末が2018年10月発表ということもありこの点は仕方ない部分ではあるのですが、先に国内販売されているGalaxy A30ではUSB-Cポートを採用しており、近年他社ミッドレンジ端末でもUSB-C採用に統一されているのでこの点に関しては少し残念です。

またGalaxy FeelシリーズやGalaxy A30とは異なり、楽天モバイル向けにSIMフリー端末として投入されるGalaxy A7はグローバル版そのままの仕様となっており、NFCは搭載されていますが残念ながらおサイフケータイ(FeliCa Type-F)やワンセグといった日本独自機能には対応していません。

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2.筐体

国内版は背面ロゴが「Galaxy」に
2019年になって他社スマートフォンと同じく「Infinty-U Display」と呼ばれている涙目型ノッチを採用しているGalaxyのミッドレンジモデルですが、Galaxy A7は元々2018年10月にグローバルモデルが発表されていることもあり、2017年に発売されたGalaxy S8で採用が始まったノッチレスの「Infinity Display」を採用しています。今となっては懐かしいデザインですが、ディスプレイにノッチが存在しないためこちらのデザインの方が良いという方も多いかもしれません。

背面デザインはGalaxy A7のグローバルモデルの発売から新しいデザインに一新されており、フラッグシップモデルであるGalaxy Note10とも共通のデザインです。以前のモデルのようなGalaxyらしさは薄れてしまいましたが、ミッドレンジモデルとはいえ質感は高くなっています。上記写真はグローバル版のものなので背面ロゴが「Samsung」となっていますが、日本国内で販売されるモデルでは「Galaxy」ロゴに変更されています。またRakuten Mobileのキャリアロゴは配置されていません。

Galaxy A7
筐体色は「ブルー」「ブラック」「ゴールド」の3色が用意されます。

3.まとめ

Samsung Galaxy A7は10月に楽天モバイル向けに販売開始となる予定で、販売価格は現時点では未定です。グローバルモデルは約40,000円台で発売されており、すでに1年前のモデルとなることから国内版はそれよりも安価な価格設定になるかと思われます。また、楽天モバイルは現在の格安SIMサービスのほか、2020年には第4のキャリアとしてのサービスも開始し、現在楽天モバイルで販売されている端末は今後のファームウェアアップデートで対応しますが、Galaxy A7含め全てキャリアによるロックがかかっていないSIMフリー端末として販売されます。

既に他社向けに販売されている他のGalaxyミッドレンジと比較するとグローバルモデルそのままの仕様で投入されているため、おサイフケータイなど国内独自機能に対応していない点や筐体にストラップホールが追加されていない点が非常に残念ではあるものの、ミッドレンジモデルでありながら3眼トリプルレンズカメラを搭載し、同じく楽天モバイル向けに投入されるフラッグシップモデルのGalaxy S10よりもおそらく大幅に安価な価格設定に抑えられるであろうことから「フラッグシップモデルは手を出せないけど、Galaxyを使ってみたい」という方にお勧めできる端末になりそうです。また当初からSIMフリーで販売されることから、今後他格安SIMキャリアや家電量販店等の一般販売にも期待したいところです。

4.関連リンク

Galaxy A7 : Galaxy Mobile Japan

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