OUKITEL WP21 Ultra － ナイトビジョンカメラとサーマルカメラを搭載するOUKITELのタフネススマホ上位モデル

OUKITELがタフネススマホ「WP21 Ultra」を発売します。この製品はウインタブでも以前ご紹介した「WP21」の機能改善版・機能追加版と言えますが、最近中華のタフネススマホでよく見かける「アレ」がついています。

なお、WP21 UltraとWP21は一部を除きほぼ同スペック、同筐体なので、この記事では主にWP21からの変更点についてご説明します。筐体の仕様等についてはこちらの紹介記事をご参照ください。
OUKITEL WP21 － 背面にサブディスプレイを搭載、64MPカメラと20MPナイトビジョンカメラを搭載するタフネススマホ

1.OUKITEL WP21 Ultra 概要

スペック表

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OS、CPU、RAM、ストレージ構成はWP21から変更がありません。5Gには非対応なものの、4Gタフネススマホとしては上位クラスのスペックで、RAMとストレージ容量も十分なものになっています。

また、ディスプレイも6.78インチのFHD+解像度でリフレッシュレートも120Hzになっていますので、ゲームなどをする場合でもなめらかな画面遷移になると思います。

WP21とWP21の最大の相違点はアウトカメラです。WP21が「64MP+20MP（ナイトビジョン）+2MP（マクロ）」であるのに対し、WP21 Ultraは「64MP+20MP（ナイトビジョン）+5MP（サーマル）」となります。冒頭に書いた「アレ」というのはサーマルカメラのことで、つい先日もUlefone Power Armor 19Tというサーマルカメラ搭載のタフネススマホの紹介記事を掲載したところです。

メーカーによればWP21 Ultraが搭載するサーマルカメラは他社製品よりも解像度とリフレッシュレートが高い、とのこと。一方で、Ulefone Power Armor 19Tでは「FLIR製のナイトビジョンカメラ」と明記されていたのに対し、WP21 UltraではFLIRの文言はありませんでした。

筐体の外観はWP21とほぼ同じですが、WP21が背面にサブディスプレイを搭載していたのに対し、WP21 Ultraではサブディスプレイがなく、上部中央の丸い部分にサーマルカメラがついています。

また、WP21は右側面に「カメラのシャッターボタン」があるのですが、WP21にはシャッターボタンがありません。ただし、左側面のカスタムキー（ユーザーが任意の操作を割り当てることのできるボタン）はあります。

それと、バッテリー容量はWP21とWP21 Ultraのどちらも9,800 mAhで66Wの急速充電に対応します。しかし、WP21は「リバースチャージ対応」と明記されていますが、WP21 Ultraにはその説明がありませんでした（たぶんUltraのほうもリバースチャージ対応だろうとは思います）。

2.OUKITEL WP21 Ultra 価格など

OUKITEL WP21 UltraはAliExpress内のOUKITEL Franchise Storeに製品ページがあり、3月20日から発売記念セールが予定されています。セール価格は350.99ドル（約49,800円）から、です。

記事中にちょっとだけ触れたUlefone Power Armor 19Tとシステムスペックが製品特性が非常によく似ています。Power Armor 19Tの発売記念セール（3月20日から、AliExpress内のUlefone Official Storeにて）が384.99ドル（約54,600円）とアナウンスされていますので、価格だけ見ればWP21 Ultraのほうが安いですね。

サーマルカメラについてはニーズのある人が限定的かと思いますが、WP21 Ultraの場合、ナイトビジョンカメラも搭載しており、システムスペックもメインスマホとして使える水準だと思いますので、価格次第では購入検討するのもアリかと。

3.関連リンク

Oukitel WP21 Ultra：OUKITEL Franchise Store（AliExpress）