OUKITEL RT6 － 背面にゴツい金属ハンドルがつく10.1インチ・タフネスタブレット

OUKITELが10.1インチサイズのAndroidタブレット「RT6」を発売します。この製品は競合他社に先駆けて発売したタフネスタブレット「RT1」から数えて5代目（10.1インチサイズとしては4代目）となります。

なお、この製品は従来モデル「RT2」や「RT5」からの変更点が多くありません。そのため、この記事では「従来モデルから変わったところ、新しく追加されたところ」に絞ってご紹介します。筐体の外観等についてはRT2、RT5の紹介記事をご参照ください。
OUKITEL RT2 － 希少な低価格帯のタフネスタブレットがニューモデルに！スペックが大きく向上しました！
OUKITEL RT5 － OUKITELとしては3代目となる10インチタフネスタブレット、従来モデルから外観はあまり変わりませんが、スペックが良くなりました。

1.OUKITEL RT6 概要

スペック表

コメント

上でご説明したとおり、従来モデルから「変わっていないなあ…」と感じられるのがCPUの型番です。RT2、RT5と同じくMT8788で、この型番はAntutu Ver.9のスコアが16万点程度と、2023年の今となってはエントリークラスの性能です。

RAMも物理的には従来モデルと変わらず8GBですが、最近の中国メーカーの流行とも言えるRAM拡張機能により最大16GBとして使えます（RT5は最大14GB）。ストレージは256GBです。

ディスプレイは10.1インチで解像度は1,920 × 1,200と標準的です。

ここまでのスペックはRAM拡張による追加のRAM容量を除けばRT5と同じなので、やっぱり少々物足りなく感じてしまいますね。

スペック表の項目の中で唯一大きな変更と言えるのがバッテリー容量です。RT5は11,000 mAhでしたが、RT6では20,000 mAhと、RT5よりも一つ前のモデル、RT2と同じ容量になりました。また、リバースチャージにも対応しますので、特にアウトドアシーンでは頼りになると思います。

筐体もRT5から変わっていないように見えますが、背面の「金具（ブラケット、と呼べばいいんでしょうか）」のところが妙な感じです。

これです！金属製のゴツいハンドルが取り付けられるようになりました。このハンドルはタブレットスタンドとしても使えます。また、肩掛け用のベルトも取り付け可能です。

…ただ、この記事執筆時点でこのハンドルが付属品なのかオプション扱いなのかがわかっていません。同様に肩掛け用のベルトも…。ワールドプレミア（セール）の開始までに判明するといいのですが…。私の勝手な予想ですが、ハンドルは付属するんじゃないか、と思います。

2.OUKITEL RT6 価格など

OUKITEL RT6はAliExpress内のOUKITEL Franchise Store（聞き慣れない店名ですが、OUKITELの公式サイトからリンクされていましたので、メーカー直営もしくはそれに準ずる位置づけのお店だと思います）に製品ページがあり、7月24日からワールドプレミア（セール）が開催されます。セール価格は219.99ドル（約31,900円）です。

これまでご説明してきたとおり、従来モデルのRT5とは同性能で「バッテリーが大容量化した」「背面に金属製のハンドルを取り付けられるようになった。また、肩掛け用のベルトも使用可」という点が新しくなりました。懸念事項としては「背面のハンドルやベルトが同梱されるのか否か」という点があります。

正直なところ、先日実機レビューをしたBlackview Active 8 Proと比較して、ちょっと迫力不足かなあ、と感じられます。CPU性能にも差がありますし、Active 8 Proは48MPカメラとか「ギリギリまで攻めてる！」ように感じられましたからねえ…。

3.関連リンク

[PR]OUKITEL RT6：OUKITEL Franchise Store（AliExpress）