OPPOのニューモデル「Reno11 A」が国内発表されました。ミッドレンジの「Reno Aシリーズ」の製品で、2023年に発売された「Reno9 A」の後継モデルとなります。もちろん5Gに対応し、手頃な価格にして良スペックな製品です。
1.スペック
スペック表
OPPO Reno11 A | |
OS | Color OS 14(Android 14ベース) |
SoC | MediaTek Dimensity 7050 |
RAM | 8GB(拡張機能により最大16GB) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 6.7インチOLED(2,412 x 1,080)120Hz |
LTEバンド | 5G:n1/3/28/41/77/78 FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17 B18/19/20/26/28 TD-LTE:38/39/40/41/42 |
SIM | nanoSIM×2(SIM2はmicroSDと排他)+ eSIM |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン32MP/アウト64MP+8MP+2MP |
バッテリー | 公称値5,000mAh/定格値4,880mAh |
サイズ | 162 x 75 x 7.6 mm |
重量 | 177 g |
コメント
OSはAndroid 14ベースでOPPOの独自UI「Color OS 14」です。SoCのDimensity 7050はAntutuスコアが約57万点(出所:Nanoreview)をマークする、ミッドレンジクラスの性能です。5G対応のSoCとしてはそこまで高性能、という感じではありませんが、ゲームも含め、ほとんどの操作を快適にこなせると思います。
RAMは8GBで拡張機能により最大16GBとして使え、ストレージは128GBです。128GBというのはゲームをたくさんインストールしたり、動画を撮影することが多いという人には少々物足りない容量ではあります。ディスプレイは6.7インチの有機ELで解像度はFHD+、リフレッシュレートも最大120Hzと高品質です。
カメラはイン32MP/アウト64MP+8MP+2MPという構成で、AIを駆使した新機能「AI消しゴム」「AIクリッピング(画像の一部を切り抜いて、別画像として保存できる)」を搭載、4K動画の撮影もできるようになりました。
あと、バッテリー関連の機能も強力です。
67Wの急速充電(SUPERVOOC)に対応しており、さらに「4年使っても80%以上の最大容量を維持」します。SoCの性能がどんどん向上している現在、長期間愛用するうえでのネックは「バッテリーがヘタる」ことだと思いますので、このような長寿命バッテリーはありがたいですよね。
また、バッテリーだけでなく、OPPO独自の「トリニティエンジン技術(システム劣化防止機能などの独自技術)」により、「4年後もまだまだサクサク動作する」とのこと。
2.筐体
従来モデルのReno9 Aからデザインが大きく変わりました。前面のベゼルは細くなり(特に下部)、左上にあったパンチホールもオーソドックスに中央上部となりました。また、背面はカメラの主張が強くなりました(レンズ部分が強調されたデザインになった、ということです)。
筐体色は「コーラルパープル」と「ダークグリーン」で、「普通の黒」とかは設定されません。…いいんじゃないでしょうか…。また、この筐体はIP65レベルの防水・防塵性能を備えています。
3.価格など
OPPO Reno11 AはOPPO直営店や家電量販店、Amazonなどの通販サイト、MNO(楽天モバイル、Y!モバイル)、MVNO(IIJmio、mineoなど)で6月27日に発売され、すでに予約販売がスタートしています。6月21日現在のOPPO直営店での価格は48,800円、Amazonでは44,364円ですが、OPPO直営店では発売記念として「OPPO Band2をプレゼント(色はお任せ)+ポイント10倍」というのをやっています。一方でAmazonでは「限定BOX」という名称(バリエーションモデル名)で、44,364円のままOPPO Band2がセットされます。
4.関連リンク
OPPO Reno11 A:OPPO直営店
OPPO Reno11 A:Amazon