こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回は中国の大手メーカー「OPPO」の新製品紹介です。と言っても日本向けの製品ではありません。中国の通販サイトから入手でき、バランスの良いスペックが魅力のミッドハイモデルです。なお、この記事は読者の「クグリーさん」にご投稿いただきました。ではクグリーさん、よろしくお願いします。
0.はじめに
こんにちは、クグリーです。OPPOがインド向けに展開するブランド「Realme」が中国の通販サイト「Banggood」や「geekbuying」にてRealme Xシリーズが購入できるようになっています。Realme XシリーズはX、X Lite、X Masterといったバリエーションが同時展開されていて、そのうちX Masterは日本のプロダクトデザイナーである深澤直人さんが監修をされています。今回は複数あるRealme Xシリーズのうち「Realme X Lite」についてご紹介します。
1.スペック
スペック表はBanggoodの製品ページと公式サイトから引用しています。
OSにはAndroid 9.0をベースにしたOPPOの最新OSのColorOS 6.0が搭載されています。ただ、Realme Xシリーズは中国向けに展開ということもあってか、サポートされている言語が中国語と英語だけになっており、完全な日本語環境は望めないでしょう(ウインタブ注:過去のColor OS搭載製品は中国市場向けでも日本語化できた、という情報がWebにいくつかありましたが、この製品が日本語対応するのかは不明です)。
ColorOSにはHyperBoostと呼ばれる機能が備わっており、ゲーム等で性能を引き出せるようパフォーマンスが最適化されます。また、VOOC Charge 3.0という独自の急速充電規格に対応していて、高速に充電できることをアピールしています。
CPUにはAI対応を謳うQualcommのミッドハイプロセッサのSnapdragon 710が採用されています。普段使いはもちろんのこと、少し重いゲームでも快適に遊べるレベルのCPUです。
RAMは4GBと6GB、ストレージは64GBと128GBが用意されていて、そのうちストレージが128GBのモデルはRAMが6GBのみとなっています。この機種はMicroSDを取り付けることができるので64GBモデルでも十分だと思います。
ディスプレイのサイズは6.3インチで解像度はFHD+である2,340×1,080、液晶にIPSが採用されています。
インカメラが25MP、アウトカメラが16MB+5MBのデュアルという仕様になっています。インカメラ・アウトカメラ共にAI対応を謳っており、自撮りや夜景撮影に強いことを強調しています。
バッテリーはAI制御によって少ない充電でより長持ちすることをアピールしています。ゲームはPUBGが7時間プレイできる、と具体的なタイトルを挙げて示しているのは好感がもてます。
この機種のUSB差込口は今や一般的となりつつあるType-Cではなく、3-4年ぐらい前の端末ではよく搭載されていたMicro USB規格です。上位である無印版XはType-Cに対応しているのでコストダウンの一環なのかもしれませんが、個人的にはちょっと残念です。
2.デザイン
ディスプレイは角の無い曲線で流行りのノッチディスプレイ、画面占有率は90%を超えています。また、背面には指紋認証センサーが備わっております。
背面の特徴的なS字ラインは毎年フランスで開催されるモータースポーツの「ル・マン24時間レース」から構想を得たデザインだそうです。そういえばル・マンってもうすぐだったよな…と思い調べたところ6月15日から6月16日の開催だったようです。もう少し早く記事を早く執筆して公開すればよかった…。
カラーはLightning PurpleとNitro Blueの2色での展開で、上位モデルのXは白色もあります。
3.まとめ
現在Realme X Liteは「Banggood」では在庫入荷待ちになっており、「geekbuying」にて4GB/64GBモデルと6GB/128GBモデルを購入できます。6月17日現在、4GB/64GBモデルはgeekbuyingで259.99ドル(29,040円)、Banggoodの参考価格も259.99ドル(28,590円)です。6GB/64GBはgeekbuyingでは販売しておらず、Banggoodでの参考価格は279.99ドル(30,789円)です。そして6GB/128GBモデルがgeekbuyingでは319.99ドル(35,742円)、Banggoodでの参考価格は319.99ドル(35,188円)となっています。
日本ではOPPOがsimフリースマートフォンとして「R17 Pro」を投入しています。こちらもX Liteと同じSnapdragon 710を搭載していますが、6月17日現在の価格は66,000円となっており、X Liteのコスパの良さが窺えます。ただ、このRealme Xシリーズは中国向けに投入されたものでありグローバルモデルではない、ということに注意が必要です。
4.関連リンク
Realme X Lite:OPPO 中国語製品ページ
OPPO Realme X Lite(4GB/64GB):Banggood
OPPO Realme X Lite(6GB/64GB):Banggood
OPPO Realme X Lite(6GB/128GB):Banggood
OPPO Realme X Lite:geekbuying
コメント
現物レビューでもない読者投稿とは
ちょっと意義がわからないです
ちょっとではなく、まったく理解できないです