OPPOがスマートフォン「A79 5G」を国内発表しました。OPPO製品の中では低価格なAシリーズの最新モデルで、メーカーによれば「OPPO Aシリーズの集大成!スマホデビューにもおすすめの1台」とのことです。
1.スペック
スペック表
OPPO A79 5G | |
OS | ColorOS 13 based on Android 13 |
SoC | MediaTek Dimensity 6020 |
RAM | 4GB(拡張機能により最大8GB) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 6.7インチ(2,400 x 1,080)90Hz |
LTEバンド | FG : n1/3/28/41/77/78 FDD-LTE : B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/26/28 TD-LTE : B38/39/40/41/42 |
SIM | nanoSIM + eSIM |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.3 |
入出力 | USB Type-C、MicroSDカード、イヤホンジャック |
カメラ | イン8MP/アウト50MP + 2MP |
バッテリー | 5,000mAh/19.35Wh(公称値) |
サイズ | 166 x 76 x 8 mm |
重量 | 193 g |
コメント
OSはAndroid 13ベースのColorOS 13です。OPPOユーザーにはおなじみのColorOSですが、
このように、様々な独自機能が搭載されています。
SoCのDimensity 6020は5G通信に対応し、Antutuスコアは約42万点(出所:Nanoreview)とのことなので、ウインタブでよくご紹介している4G中華スマホやタブレットの上位モデルが搭載するHelio G99よりは若干高スコア、という感じですが、5G対応SoCとしてはエントリークラスの性能です。
RAMは4GB、拡張機能により最大8GBとして使えます。ウインタブでよくご紹介したりレビューしたりしている製品の「SoCがHelio G99でRAM12GB、拡張機能により最大24GB」みたいなスペックだと、もともとのRAM容量が「十分すぎ」なので、拡張機能の恩恵はほとんど、というか全く感じられないのですが、A79 5Gの場合、搭載SoCの性能に対して物理RAM4GBというのは明らかに「足りない」ので、RAM拡張機能の恩恵は感じられるんじゃないかと思います。
ストレージは128GBと、ちょっと物足りない容量です。しかし、この製品の価格帯(2万円台半ばくらい)だと仕方ないでしょうね。microSDカードによるストレージ拡張は可能です。
ディスプレイは6.7インチで解像度はFHD+、リフレッシュレートは最大90Hzと、この価格帯としては悪くありません。
カメラはイン8MP、アウト50MP+2MPです。カメラについては少なくとも画素数は従来モデルのA77から変更されていません。
バッテリーは5,000 mAhで、最大33W出力の「Super VOOC」急速充電にも対応しています。このあたりもA77と同じですね。
2.筐体
前面にはパンチホール、背面にはちょっと装飾が入っています。お好みもあるかと思いますが、A77は前面が水滴型ノッチだったので、個人的にはちょっとカッコよくなったかな、と感じます。
筐体色はグローグリーンとミステリーブラックの2色。
筐体はIP54レベルの防水・防塵性能を備えています。それと、Aシリーズとしては初となる「Felica対応」です。この点はすごくありがたいですね。私はFelica系のサービスをほとんど使いませんけどw
その他、ステレオスピーカー搭載、騒がしい環境でもはっきり聞こえるウルトラボリュームモード(最大300%まで)、36ヶ月システム劣化防止機能といった便利機能も搭載しています。
3.価格など
OPPO A79 5Gは2月15日の発売予定で、MNOでは楽天モバイルとワイモバイル、MVNOではIIJmioとmineo、その他ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販電で販売されます。ヨドバシカメラではすでに予約販売がスタートしており、2月8日現在の価格は29,800円(2,980ポイントつき)です。
ウインタブでは中国メーカーの製品(OPPOも中国じゃねえか!というツッコミはなしで…)をご紹介していますが、それらと比較してもA79 5Gの価格は全然高くないというか、むしろ安いと感じます。5G対応機ですし…。
4.関連リンク
A79 5G:OPPO