MSI Cyborg 14 A13V － 14インチと小柄で「下半分がスケルトン」なゲーミングノート、国内発売です

MSIがノートPC「Cyborg 14 A13V」を国内で発売しました。この製品は14インチサイズのゲーミングノートで、1月のCES 2024でグローバル発表されており、グローバル発表の際に紹介記事を掲載しています。今般、国内モデルのスペックや実売価格が判明しましたので、改めてご紹介します。

1.スペック

スペック表

バリエーションモデル

・A13VE-2002JP：Home/Core i7/RTX4050/16GB/512GB
・A13VF-6003JP：Home/Core i7/RTX4060/32GB/1TB
・A13VF-4001JP：Pro/Core i7/RTX4060/64GB/1TB
　※左からOSバージョン/CPU/GPU/RAM/SSD

コメント

CPUは全モデル第13世代のCore i7-13620H、GPUはGeForce RTX4050/RTX4060で、グローバル発表の際にあったRTX2050/RTX3050（Cyborg 14 A13Uという型番です）は国内版では（2月8日現在）設定がありません。RAMとSSDはRTX4050モデルが16GB/512GB、RTX4060モデルは32GB/1TBと64GB/1TBです。RAMとSSDの換装は可能ですが、MSI製品はユーザーがDIYで筐体内部にアクセスすると保証が切れてしまうため、MSI公認サポート店に相談することになります（保証が切れてもよければDIYでも対応可能です）。

ディスプレイは14インチで解像度は1,920 × 1,200（アスペクト比16:10）でリフレッシュレートは144Hz、CES時点でのプレスリリースでは100%sRGBという説明でしたが、国内版では発色品質についての説明はありません。

2.筐体

ゲーミングノートとしてはコンパクトなサイズになっているのが大きな特徴です。タテ・ヨコサイズは14インチのモバイルノートとそれほど大きく変わらないですし、厚みが若干あり、重量も1.6 kgですが、毎日バッグに入れて持ち歩くような使い方でなければモバイル利用も十分可能でしょう。

天板にはおなじみのドラゴンロゴ、そして側面と底面がスケルトン（半透明）カバーになっているのがデザインアクセントです。ちょっとめずらしいですよね…。

キーボードの拡大画像がありませんでした。この画像では英語配列ですが、日本仕様は「シングルカラーバックライト内蔵テンキーレス日本語キーボード」と開示されています。バックライトはシングルカラーながら、W,A,S,Dキーがハイライトされた（異なる素材のキーキャップが使われている）、ゲーミングPCらしい雰囲気になっています。

クリックで拡大します

側面、背面と入出力ポートの配置です（画像左から左側面、背面、右側面）。有線LANポートのみ背面にありますね。USBポートは合計で3つ、Thunderboltはありません。あとはHDMIとイヤホンジャック。

3.価格など

MSI Cyborg 14 A13VはMSIストアやAmazonなどで販売中で、バリエーションモデルによって販売店が異なります。2月8日現在の価格は下記のとおりです。

・A13VE-2002JP：Home/RTX4050/16GB/512GB：189,800円
・A13VF-6003JP：Home/RTX4060/32GB/1TB：199,800円
・A13VF-4001JP：Pro/RTX4060/64GB/1TB：229,799円

上記のうち、A13VE-2002JPはAmazon限定モデル、他の2モデルはMSI公式ストア・MSI公式ストア楽天市場店などで購入ができます。

GeForce RTX4060も選べる14インチノート、PCを持ち運ぶ機会が多いゲーマーやクリエイター、そして小ぶりで高性能なノートPCを探しているビジネスマンにとっても魅力的な製品だと思います。

4.関連リンク

A13VE-2002JP：Amazon
A13VF-6003JP：MSI公式ストア
A13VF-6003JP：MSIストア楽天市場店
A13VF-4001JP：MSI公式ストア
A13VF-4001JP：MSIストア楽天市場店