iClever IC-BK02 － コンパクトサイズで日本語配列、タブレットやスマホのお供にピッタリのBluetoothキーボード。スタンドも付属します

PCやスマホの周辺機器ブランド「iClever」から、キーボード「IC-BK02」が発売されました。テンキーレスで薄型タイプ、見た目も（失礼ながら）「よくあるコンパクトキーボード」ですが、価格が安く、使いやすそうな製品です。

これがスペック表です。接続方式はBluetoothのみで3台までのマルチペアリングが可能、規格も5.1と新しいものになっています（推奨されるデバイス側の規格は3.0以上）。Bluetoothキーボードを嫌う人は少なくないと思います（私もどちらかというと苦手です）。Bluetoothイヤホンでは「遅延」の問題が指摘されることが多く、実際ゲームなどで使うと音がワンテンポ遅れるのでスコアが伸びないとされます。

キーボードでも遅延を指摘する人がいますが、おそらくこれは「遅延ではなく、しばらくタイピングせずにいるとキーボードが待機状態になり、そこからの再接続がワンテンポ遅れる」ということだと思います。人間がキーを押す速度を考えても、普通に連続入力していて反応が遅れる、ということではないでしょう。「待機状態→再接続」の所要時間が極めて速い製品だと、あまり不快な印象はありません（私の経験上ではロジクールのMX KEYS MINIは全く不快感がありませんでした。まあ、高級品でしたからねー）。このあたりは「ものによる」と思いますので、iClever IC-BK02の使用感についてはなんとも言えませんが、Bluetoothの規格も新しいですし、Bluetooth専用機ということもありますので、期待はしていいかもしれません。

キー配列です。Enterキーの周辺のキーがやや窮屈に見えますが、肝心のENTERキーは日本語配列らしく大型のものになっています。主要キーのキーピッチは19 mmと余裕があり（というか、「普通」のキーピッチです）、キーストロークは1.5 mmとノートPCとほぼ同じくらいです。

冒頭に「よくあるコンパクトキーボード」と書きましたが、Amazonで調べてみると「エレコム TK-FBP102SV/EC」「Anker Bluetooth ワイヤレスキーボード」という、見た目も価格もそっくりな製品がありました（他にも似たものがあると思います）。ただ、製品特性は少しずつ違っていて、iClever IC-BK02の場合、「日本語配列（エレコムも日本語配列、Ankerは英語配列）」「Enterキーが大型（エレコムは英語配列っぽい形状）」「Bluetoothの規格が5.1（エレコムは3.0、Ankerは不明）」といった特徴があります。

背面の形状です。上部に厚みがあり、ここに電池を収納します。また、上部の厚みは「脚代わり」になりますので、使用時には7.5度の傾斜がつきます。ちなみにこの構造はエレコムやAnkerの製品でも同様です。

地味にうれしいのが「スタンド付属」という点です。この製品はタブレットやスマホに接続して使うことが想定されますので、スタンドは重宝すると思います。

iClever IC-BK02はAmazonで販売中で、7月6日現在の価格は税込み2,680円ですが、製品ページに300円OFFクーポンがありますので、2,380円で購入できます。なお、このクーポンの有効期限はAmazonの製品ページでは7月8日までですが、メーカーのプレスリリースでは7月12日までという記載になっていましたので、おそらく7月12日まで使えるように期間が延長されると思います。

スマホやタブレットで長文のテキスト入力をする人に向く製品ですし、ミニPCに組み合わせる小型キーボードとしてもいいんじゃないかと思います。ただ、記事中にも書きましたが、この手のコンパクトで低価格なキーボードは結構な激戦区になっていますので、他の製品とよく比較して選ばれることをおすすめします。

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iClever キーボード IC-BK02 ホワイト：Amazon