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LEMFO LEM12 - 最新のAndroid OS搭載スマートウォッチはオーソドックスなデザインでデュアルカメラ搭載です

LEMFO LEM12
Android OSを搭載するスマートウォッチを手掛けるメーカーとして、ウインタブではおなじみの「LEMFO」。つい先日「LEM11」の実機レビュー記事を掲載しましたが、今回は最新モデル「LEM12」をご紹介します。私はLEMFOのOS搭載スマートウォッチを2台使っています。先日レビューしたLEM11と、1年ほど前にリリースされた「LEM9」です。また、「LEM10」という製品も存在していますし、ウインタブが「2019年最高の変態スマートウォッチ」と評価した「LEM T」という製品もありましたね。こうしてみると、LEMFOは短期間で非常に多くのOS搭載スマートウォッチをリリースしていると言えます。

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LEM TとLEM11で「めちゃめちゃ個性的」な方向に舵を切ったLEMFOですが、最新モデルのLEM12では、「正気に戻った」ようで、LEM12は割とオードソックスなスマートウォッチに仕上がっています。

1.スペック

LEMFO LEM12
OSはいつもどおりAndroid 7です。OS搭載スマートウォッチとしてはごく一般的で、スマホとしてみれば少々古いバージョンではありますが、スマートウォッチ用に高度なカスタマイズがなされているので、そう簡単にバージョンアップできないんでしょう。ただ、そろそろバージョンを上げてほしいかな、とは思います。

CPUも、これまたおなじみのMT6739です。ただ、CPUに関しては、もともと「スマートウォッチ」という筐体構造に操作性のボトルネックがある(ディスプレイが非常に小さいので、スマホのようにサクサク操作できないし、解像度も低いので、すべてのアプリが快適に動くわけではない)ので、この型番でも十分でしょう。

RAMは3GB、ストレージは32GBと、OS搭載スマートウォッチとしては大容量な部類と言えます。上に説明したとおり、このジャンルの製品は操作性に限界がありますので、RAM3GBでも十分すぎるくらいです。

ディスプレイは1.6インチとやや大きめで、解像度も400 × 400と悪くありません。ただし、LEM9に採用されていた有機ELではなく、通常のIPS液晶となります。別に困りませんし不満も出ないと思いますけどね。

LEM12の注目点は、まずカメラです。

LEMFO LEM12
前面にビデオチャット用の5MP、側面(腕時計で言うリューズの位置)に8MPのカメラがあります。ライバルと言えるZeblazeはすでにこのカメラレイアウトを採用していて、最新モデルの「THOR 5 PRO」とLEM12はよく似たデザインになっています。おそらくLEMFOとしては初のデュアルカメラじゃないですかね。

LEMFO LEM12
それと、これはLEM11にもあった機能なのですが、顔認証に対応します。一応言っておくと「LEM11の顔認証は使い物になりませんでした」。認証が甘い、というのならまだしも、まともに認証ができないので、ロック解除にめちゃめちゃ苦労した、という感じでして、ある意味ホラーな性能でしたねw LEM12ではこの点が改善されているといいのですが…。

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バッテリーについては改善の跡が見られます。

LEMFO LEM12
これです。LEM9がそうでしたが、LEMFOのスマートウォッチは充電に「充電台」を使います。「台」と言っても薄いプレート上のものなんですけどね。しかし、LEM12の充電台はバッテリーを内蔵しています。つまり、小容量で超小型のモバイルバッテリーになる、ということです。OS搭載スマートウォッチはバッテリー稼働時間が短めで、「終日バッテリーが持たない」ことが多いので、これはうれしい付属品だと思います。

なお、この充電台はLEM12全モデルに付属するわけではなく、オプション扱いとなっていますのでご注意ください。

2.筐体

LEMFO LEM12
すみません、この製品、各部の様子がわかる画像がほとんどありません。この画像は「ブラック」のバンドを装着したもので、トップ画像は「ブラウン」のバンドになっています。

また、文字盤については、スマートウォッチをお使いの人ならおわかりかと思いますが、液晶画面に時計っぽいテーマ(スキン)を表示させているだけなので、多くの場合、非常に多彩な文字盤デザインを選ぶことができます。これはLEM12に限ったことではありません。

なお、防水防塵性能については明確な記述がなく、一部の製品に見られるIP67などの防水・防塵性能はないようです。生活防水程度の性能と思っておくのがいいでしょう。

LEMFO LEM12
この製品はバンドを取り替えることができます。サイズさえ合えば(幅22 mmのバンドであれば)、汎用の腕時計用バンドが使えます。これ、結構重要な話だと思います。腕時計として使う場合、バンドの素材とかデザインって非常に重要ですからね。

背面等のレイアウトはおそらくLEM9に近いと思われますので、参考までにLEM9の実機レビュー記事もご覧ください。

3.価格など

LEMFO LEM12はAliexpress内のLEMFO Official Storeで販売中で、2月20日現在の価格は本体のみが139.99ドル(15,809円)、バッテリー内蔵の充電台セットが149.99ドル(16,938円)です。10ドルの差額なので、充電台をセットして購入するほうがいいのではないかと思います。

私はAndroid OS搭載のスマートウォッチに高い関心があり、ウインタブでもたびたび紹介記事を掲載していますし、自分でも2台使っています。実際のところ、Android OSを搭載することのメリットがまだ十分に発揮できている製品には巡りあえていません。「こんなに小さいのに単体で電話できる!ゲームもできる!」という特殊性に惹かれているだけで、でも実際に電話機として使ったりしませんし、もっぱらゲームをプレイしているわけでもないです。「いや別に普通のスマートウォッチとかヘルストラッカーでいいだろ?」と言われてしまうと反論が難しいですねw

ただ、このジャンルはまだ夢があるんじゃないかと思います。なので、珍しいもの好きのウインタブ読者はぜひお試しを!

4.関連リンク

LEMFO LEM12:LEMFO Official Store(Aliexpress)
LEMFO LEM12:Banggood

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