HUAWEIがタブレットのニューモデル「MatePad 11.5-inch」を発表しました。メーカー自ら「同価格帯最強クラスのCPUを搭載したタブレット!」と称している通り、価格の割に非常にスペックが高く、またHUAWEI製品らしく筐体も薄型で美しいデザインになっています。
1.MatePad 11.5-inch スペック
スペック表
HUAWEI MatePad 11.5-inch | |
OS | HarmonyOS 3.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1 |
RAM | 6GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 11.5インチ(2,200 x 1,440)120Hz |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB Type-C |
カメラ | イン8MP/アウト13MP |
バッテリー | 7,700 mAh |
サイズ | 260.88 × 176.82 x 6.85 mm |
重量 | 499 g |
コメント
OSはHarmonyOS 3.1です。ご存知の通りHUAWEIのスマホやタブレットは現時点でGoogle関連サービス(Google Play Storeなど)に対応していません。と、さらっと書くと大したことがないように感じられるかもしれませんが、「Android系」のOSでGoogle関連サービスが使えない、特にGoogle Play StoreやGoogle製の各種アプリが使えないというのは使い勝手に非常に大きな影響があります。この製品はスペックが良く、その割に非常に安価なのですが、やはりこの点が購入検討時に最大のネックになると思います。
CPUは「同価格帯最強クラス」のSnapdragon 7 Gen 1です。Antutu Ver.9のスコアは約56万点(出所:Nanoeview)と高く、スマホで言うとミッドハイクラスの実力があります。RAMは6GB、ストレージは128GBで、microSDカードリーダーはありません。
ディスプレイは11.5インチ、解像度は2,200 × 1,440と高精細です。また、別売りのHUAWEI M-Pencil Package (第2世代)が使え、4,096段階の筆圧に対応するペン入力が可能です。
また、カメラはイン側が8MP、アウト側が13MPですが、イン側は約105°超広角で、「FollowCam」という技術により、動き回ったり歩き回ったりしてもフォーカスを合わせ続けるとのこと。
2.MatePad 11.5-inch 筐体
ディスプレイのベゼル幅は細く、とてもスタイリッシュに見えます。また、HUAWEI製品なのでさすがに画像は盛っていない(画像加工をしていない)と思います。
背面です。筐体はアルミニウム合金製で重さ約499 g、厚さ約6.85 mmと薄型軽量です。
スピーカーは4つ、独自技術「Histen 8.1」が採用されています。
また、上で触れたHUAWEI M-Pencil Package (第2世代)のほか、専用のキーボードも用意されています。
3.MatePad 11.5-inch 価格など
HUAWI MatePad 11.5-inchは8月28日の発売予定で、HUAWEI公式サイトやAmazonなどで予約販売が開始されています。HUAWEI公式サイトでの価格は39,858円(通常価格43,800円のところ、カート画面で9%自動割引)です。また、専用キーボードをセット購入する場合、さらに5,000円の割引が受けられますので、キーボード込みでの価格は43,316円です。
システムスペックから見た価格は激安レベルだと思います。あとは「Google関連サービスが使えない」という点をどう評価するか、ということでしょうね。
4.関連リンク
HUAWEI MatePad 11.5-inch:HUAWEI公式サイト
[PR]HUAWEI MatePad 11.5:Amazon