記事にアフィリエイト広告を含みます

Huawei Mate 20 Pro - トリプルカメラと最強クラスのCPUを搭載したモンスタースマホ。専用メモリーカードは高価よ(かのあゆ)

Huawei Mate 20 Pro
こんにちは。かのあゆです。Huaweiは11月28日に昨年発売したハイエンドスマートフォン「Mate 10 Pro」の後継端末となる「Mate 20 Pro」を日本市場に投入することを正式に発表しました。日本国内ではドコモ向けに発売している「P20 Pro」同様Leica監修のトリプルレンズカメラとHuaweiの最新高性能CPU「Kirin 980」を搭載した、今期最強のハイエンド端末に仕上がっています。

スポンサーリンク

なお、先に発売済みとなっているグローバルモデルではこのほか「Mate 20」と「Mate 20 X」「Mate 20 RS」という端末もありますが、日本国内に投入されるのは「Mate 20 Pro」のみとなります。

1.スペック

Mate 20 Pro スペック
搭載OSにはHuawei独自UIである「EMUI」の最新バージョンである「EMUI 9」を採用。このバージョンからベースになっているAndroidのバージョンが最新の「9 Pie」にアップデートされています。搭載CPUはMate 20で初採用となるKirin 980です。

昨年発売されたMate 10 ProやP20シリーズ、nova 3に搭載されているKirin 970の後継となるフラッグシップモデル向けのCPUで、内蔵GPUがKirin 970のARM Mali-G72 MP12から最新のARM Mali-G76 MP10にアップデートされ、AntutuのベンチマークスコアではQualcomm Snapdragon 845を超える310,000点台というスコアをただき出しています。

ただし、Huaweiに関しては先日ベンチマークソフト起動時のみ専用モードでパフォーマンスを向上させるベンチチート行為が明らかになっていますが、Kirin 980搭載端末に関してはこういった行為は行っていないようなので、このスコアが本物であることを信じたい限りではあります。

どちらにしてもパフォーマンスとしては一年前のKirin 970より確実に向上しています。またゲーム中にパフォーマンスを向上させる「GPU Turbo 2.0」も搭載されており、PUBG Mobileなど端末に負荷がかかる重量級3Dゲームのプレイも期待できそうです。

ストレージは128GBで搭載RAMは6GBです。前モデルであるMate 10 ProやP20/P20 Proでは拡張ストレージに対応していませんでしたが、今回からHuawei独自の拡張メディアである「NMカード」によるストレージ拡張もサポートしています。

専用フォーマットのメディアはあまり普及せずに終わったが、NM Cardは…?
NMカードは現在のMicroSDカードよりさらに小型サイズとなっており、容量はグローバル市場では64GB、128GB、256GBのものが用意されていますが、日本国内では128GBのもののみ投入されます。

現時点では他メーカー向けにNMカードの仕様を公開せず、Huawei端末のみの採用となるため、汎用性がない点は気になりますが、これで前モデルの「外部ストレージによる容量拡張ができない」という弱点が解決したことになります。

ディスプレイは6.39インチで解像度は3,120×1,440、有機EL採用と、こちらもハイエンド端末にふさわしいスペックになっています。

P20 Proから継承された3眼トリプルレンズ
カメラはインカメラが24MP、アウトカメラが40MP+20MP+8MPのトリプルカメラを採用しています。カメラのスペックとしてはLeica製レンズを採用している点も含め、先に発売しているP20 Proとよく似たものになっていますが、Mate 10 ProやP20 Proとは異なりモノクロセンサーは採用しておらず、すべてカラーセンサーになっています。

超広角レンズを採用したことにより、スマートフォンとしてはズーム撮影時も画質を落とすことなく写真撮影が可能になっているほか、AI関連の機能も強化されています。

日本国内ではOppoに先を越されてしまいましたがディスプレイ内蔵の指紋認証を採用し、精度の高い3D感知による顔認証にも対応しています。

スポンサーリンク

バッテリーは4,200mAhと大容量のものを搭載します。付属する40W出力のHuawei SuperCharger ACアダプターを利用することにより、わずか30分で70%まで充電することが可能になっています。また15W出力のワイヤレス充電もサポートしています。

2.デザイン

今となってはベーシックなノッチサイズ
前面は今となってはベーシックになったノッチ採用のディスプレイを採用しています。Oppoやシャープなど一部のメーカーはノッチサイズが小さく目立たない水滴型のノッチを採用していますが、Mate 20 Proでは従来通り大きめのサイズのものになっています。

Mate 20 Pro ブルー 背面
背面はトリプルカメラをスクエア状に配置した「4ポイントデザイン」と呼ばれる新デザインを採用しており、かなり見た目的にインパクトのあるものになっています。

HUAWEI Mate 20 Pro
カラーリングはSIMフリーモデルでは「ミッドナイトブルー」と「トワイライト」の2色が用意されています。

3.まとめ

Mate 20 Proは11月30日に各種オンラインサイト、家電量販店、およびMVNO各社より111,800円(税別)で発売されます。また今回SIMフリーモデルのほか、キャリアモデルとしてソフトバンクも取り扱うことが決定しており、限定カラーとして「ブラック」が用意されています。

かなり高価格な端末ですが、CPU、ディスプレイ、カメラともに現時点でトップクラスの性能の端末となっているだけに、この価格設定も納得といったところでしょう。先に発売しているグローバルモデルはすでに各メディアで高い評価を受けており、メインのカメラ専用機代わりとしても活用できる最強のハイエンドモデルになっているといえるのではないでしょうか。

拡張ストレージ対応も復活を果たしましたが、一般的なMicroSDカードではなく現時点では規格がオープンになっていないHuawei独自のNMカードであるという点に関しては少し気になるところではあります。

筐体サイズをより薄くしつつ外部ストレージに対応するため、あえて一般的な規格ではなく新しい独自規格であるNMカードを採用したのはわからなくはないのですが、MicroSDカードはオープンな規格であるがゆえに大容量のものでも安価に入手でき、ほかの機器でも利用できるのに対してNMカードはHuawei端末専用で、日本国内では128GBのものしか用意されない点も気になります。

NMカードの日本国内での正式な販売価格はまだ発表されていませんが、Amazonで流通している並行輸入品はカード単体で128GBのものが8,990円(税込)となっており、日本国内の正規流通品では現時点で確認した限り専用のPC用USB カードリーダーとセットで22,680円(税込)とかなり高価な製品になっています。

HuaweiがNMカードの規格をオープンにしてサードパーティからも安価な製品を発売できるようにすれば良さそうなのですが、現時点ではその予定もないようなのでMate 20 Proの購入を検討している方はこの点を頭に入れておいた方がいいかもしれません。

ただし、内蔵ストレージが128GBと十分大容量のものとなっているので無理にNMカードを同時購入しなくてもよさそうです。

4.関連リンク

Huawei Mate 20 Pro:HUAWEI Japan
HUAWEI Mate 20 Pro ミッドナイトブルー:ビックカメラ
icon
HUAWEI Mate 20 Pro トワイライト:ビックカメラ
icon

スポンサーリンク

コメント

  1. 匿名 より:

    スーパーマクロモード凄すぎ

  2. 匿名 より:

    相変わらずKirinを使い続けているところが格好良いですね。
    アメリカさんに「使わないように」と言われても、
    この独自性だけでつい買いたくなる…。