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HTC Desire 22 pro - 4年ぶりに復活したHTCの国内向けSIMフリースマホ、メタバースやVRヘッドセットとの連携機能が個性的

HTC Desire 22 pro
こんにちは、かのあゆです。HTC NIPPON株式会社が国内向けSIMフリースマートフォン「Desire 22 pro」を発表しました。国内に先立ち、7月にグローバル版が発表されており、HTC製のVRヘッドセット「VIVE Flow」や「最近流行りの」メタバース「VIVERSE」との連携機能が特徴的です。

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2018年に投入された「HTC U12+」以来、実に4年ぶりにHTC製スマートフォンが国内モデルとして「帰って来ました」

なお、ウインタブではこの製品のグローバル版の紹介記事も掲載しています。こちらもあわせてご覧ください。
HTC Desire 22 pro - メタバースとの連携機能を備えたミッドレンジスマートフォン。日本国内投入も期待できそうです

1.Desire 22 pro スペック

スペック表

   HTC Desire 22 pro
OS Android 12
CPU Qualcomm Snapdragon 695 5G
RAM 8GB
ストレージ 128GB
ディスプレイ 6.6インチ(2,412 x 1,080)120 Hz
LTEnバンド 5G:n3/n28/n77/n78/n79
FDD:B1/3/4/5/7/8/11/12/17/18/19/21/26/28
TDD:B38/39/41/42
SIMn nanoSIM × 2
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.1
入出力 USB Type-C、MicroSDカード、オーディオジャック
カメラ イン32MP/アウト64MP + 13MP + 5MP
バッテリー 4,520 mAh
サイズ 166.3 x 76.9 x 9.4 mm
重量 205.5 g

コメント

基本的な仕様はグローバル版に準じており、OSはAndroid 12をプリインストールしています。冒頭に書いた通り、VRヘッドセット「VIVE Flow」との連携機能やメタバース「VIVERSE」が利用できるのが特徴です。グローバル版ではNFTや仮想通貨を管理できる「VIVE Wallet」もプリインストールされていましたが、国内版では公式サイトやプレスリリースで対応しているかどうか確認することは出来ませんでした。

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CPUはXiaomiのRedmi Note 11 Pro 5GやOPPOのReno 7A、SHARPのAQUOS wish 2等で採用されているSnapdragon 695 5Gです。Snapdragon 8シリーズと比較するとGPU性能は控えめですが、最新3Dゲームもグラフィック設定を調整すればプレイできる性能を備えています。RAMは8GB、内蔵ストレージは128GBで、MicroSDカードによるストレージ拡張に対応します。

HTC Desire 22 pro ディスプレイ
ディスプレイは6.6インチサイズ、解像度はFHD+(2,412 × 1,080)です。リフレッシュレートは120Hz表示に対応していますが、グローバル版と同じく国内公式サイトでも採用パネルの仕様は非公開でした。

カメラはイン32MP、アウト64MP + 13MP + 5MPです。かのあゆはHTC 10やHTC U11を所有していたことがありましたが、カメラの品質に関しては当時の他社スマートフォンと比較しても劣ることのないものでした。そのためDesire 22 proのカメラも個人的には期待しています。

ワイヤレスネットワークは802.11a/b/g/n/acとBluetooth 5.1に対応します。モバイルネットワークはグローバル版とは異なり国内4大キャリアに最適化されています(auと楽天モバイルはバンドが対応していても実際には通信できない場合があるため、注意が必要です)。

バッテリー容量は4,520 mAhで、18W出力の急速充電(USB PD/Qualcomm Quick Charge 3.0)のほか、ワイヤレス充電とリバースチャージにも対応します。国内版Desire 22 proではおサイフケータイに対応しているため、モバイルSUICA/PASMOやモバイルnanaco等の決済サービスを利用可能です。

2.Desire 22 pro 筐体

HTC Desire 22 pro 前面
前面です。下部ベゼルがやや太く感じられる点が気になりますが、パンチホールノッチが採用されており同価格帯の他社スマートフォンと比較しても見劣りしないデザインです。

HTC Desire 22 pro 背面
背面は中央に「HTC」ロゴが配置されています。滑りづらいテクスチャー加工が施されており、高級感のある見た目です。筐体色はグローバル版で設定されていた「ダークオーク」「チェリーブロッサム」のほか、「サルサレッド」が新たに追加されています。HTC JシリーズやHTC 10、HTC U12にもレッド系の筐体色が設定されていたので個人的には「サルサレッド」が一番魅力的に感じられます。

HTC Desire 22 pro 側面
側面とポート・ボタンの配置です。イヤホンジャックはついてますね。右側面の電源ボタン(黒いボタン)は指紋センサーを兼ねているようです。

3.Desire 22 pro まとめ

HTC Desire 22 proは10月1日発売(サルサレッドのみ10月末発売)、HTC VIVE Storeでは予約販売がスタートしており、9月1日現在の価格は64,900円(税込)です。VRヘッドセット「VIVE Flow」が同梱されたパッケージも販売され、こちらは114,900円(税込)です。

日本国内のAndroidスマートフォンの歴史は2008年に投入されたドコモの「HT-03A(HTC製)」から始まりました。それ以降もHTC DesireシリーズやJシリーズ、Uシリーズなど個性的なモデルを投入していたHTCですが、今回のDesire 22 proもVRヘッドセットやメタバースとの連携を売りにしているなど個性的な一台に仕上がっていると感じました。ただスペック面はミッドレンジそのものなので、同価格帯にPOCO F4 GTGoogle Pixel 6a等の強力なライバルが存在していることを考えるといろいろと悩ましいところです…。

ただ、HTCのスマートフォンが日本に帰ってきました。まずは「お帰りなさい」と言いたいと思います。

4.関連リンク

HTC Desire 22 pro:HTC NIPPON

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コメント

  1. 匿名 より:

    今更HTCが日本でスマホ販売する目的はなんなんだろう?
    日本国内ではVR関連の販売ばかりしている印象あったわ。