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Google Pixel 6a - 上位モデルのスペックはそのままに、より小さく、購入しやすくなったPixel最新モデル!

Google Pixel 6a
こんにちは、かのあゆです。Googleがオンラインイベント「Google I/O 2022」にて「Pixel 6a」を正式発表しました。2021年10月に発売されたPixel 6の廉価版となる製品で、ディスプレイ、カメラの仕様が変更されていますが、高性能な「Tensor」CPUと強力な「Titan M2 セキュリティチップ」を搭載している点は共通です。また、サイズも一回り小さくなっていますので、単なる廉価版というだけでなく、「こっちのほうがいい!」と感じる方もおられると思います。

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いち早くアップデートを受け取ることができ、端末性能も高いのでメイン端末としてもおすすめできます。

1.Pixel 6a スペック

スペック表

   Google Pixel 6a
OS Android 12
CPU Google Tensor
RAM 6GB
ストレージ 128GB
ディスプレイ 6.1インチOLED(2,400 x 1,080)
LTEバンド 5G: n1/2 /3/5/7/8/12/14/20/25/28/30/38/40/
41/48/66/71/77/ 78
5G mmwave: n257/n258/n260/n261
LTE: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19/20/25/
26/28/29/30/32/38/39/40/41/42/46/48/66/71
SIM nanoSIM + eSIM
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力 USB Type-C
カメラ イン8MP/アウト12.2MP + 12MP
バッテリー 4,410 mAh
サイズ 152.2 x 71.8 x 8.9 mm
重量 178 g

コメント

OSはAndroid 12です。Pixelに搭載されているAndroid OSは「Pixel Experience」と呼ばれる独自機能が追加されているため、かつてGoogleから販売されていたNexusシリーズとは異なり「完全にピュアなAndroid OS」とは言えなくなってきていますが、UI自体は素のAndroid OSに準じています。Pixelシリーズなので当然3年間のOSアップデートが保証されているほか、セキュリティアップデートに関しては5年間、毎月受け取ることが可能です。また、現在開発中のAndroid 13も最速のタイミングでアップデートを受け取ることができるはずです。

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Google Tensorを採用
CPUは上位モデルのPixel 6/Pixel 6 Proと同じくGoogle独自の「Tensor」です。いままでのPixel aシリーズは上位モデルより性能を落としたCPUが搭載されていましたので、まさかTensorを搭載してくるとは想像できませんでした。AnTuTu Benchmark v9での総合スコアは78万点程度となっており、1年前のハイエンドCPU、Snapdragon 888とほぼ同等の性能を有しています。現在でも上位クラスの性能を持ち合わせているため、「原神」クラスの重量級3Dゲームも快適にプレイできると思います。RAMは6GB、内蔵ストレージは128GBという構成で、MicroSDカードによるストレージ拡張には対応していません。

ディスプレイはPixel 6(6.4インチ)やPixel 6 Pro(6.7インチ)よりも小ぶりな6.1インチサイズで、解像度はFHD+(2,400 × 1,080)、パネルはOLED(有機EL)が採用されています。なお近年普及が進んでいる高リフレッシュレート表示はサポートされていません。

カメラはイン8MP、アウト12.2MP(メイン) + 12MP(超広角)という構成です。メインカメラがPixel 6の50MPから12.2MPに落とされていますが、光が少ないシーンでも明るい写真を撮影できる「ナイトモード」や背景に映り込んでしまったものや人物をAIによる処理で消去できる「マジック消しゴム」などの多彩な機能はPixel 6aでも利用可能です。

ワイヤレスネットワークは802.11a/b/g/n/ac/axとBluetooth 5.2に対応します。通信バンドは国内4大キャリアのものをサポートしています。楽天モバイルに関しては発売後の動作確認情報の確認が必要ですが、auに関してはキャリアモデルとしても取り扱われることから、SIMフリー版でも問題なく通信できると考えても良さそうです。物理SIM(nano SIM)のほか、eSIMに対応します。

バッテリー容量は4,410 mAhで、最大30W出力のUSB PD急速充電をサポートしています。また日本独自機能としておサイフケータイ(Felica)に対応します。

ディスプレイが小さくなったので、もちろんサイズも小さくなりました。

Pixel 6a:152.2 x 71.8 x 8.9 mm / 178 g
Pixel 6:158.6 x 74.8 x 8.9 mm / 207 g
Pixel 6 Pro:163.9 x 75.9 x 8.9 mm / 210 g

筐体がコンパクトになったことを歓迎される方も多いんじゃないでしょうか。

2.Pixel 6a 筐体

Google Pixel 6a
前述の通り、Pixel 6と比較するとコンパクトなサイズ感となっていますが、筐体デザインは共通です。前面はパンチホールノッチで、フラットディスプレイが採用されているため、液晶保護フィルムを装着するときも苦労することはなさそうです。

Google Pixel 6a
背面についてもアウトカメラレンズ部の特徴的なデザインも含め、Pixel 6のものをそのまま踏襲しています。Pixel 6/Pixel 6 Proが先に投入されていましたので見慣れてきましたが、個性的ではあるので好き嫌いが分かれそうなデザインだなぁとは思います。

Google Pixel 6a
筐体色は「セージ」「チョーク」「チャコール」の3色展開で、Pixel 6/Pixel 6 Proとは異なるサイズ名になっています(色味が似ているものもありますけど)。

3.Pixel 6a 価格など

Pixel 6aはGoogleストアにて7月21日より予約開始、7月28日発売予定で、価格は税込み53,900円です。またキャリアモデルとしてau、ソフトバンクでも取り扱われます。

円安の影響もあり、端末価格はグローバルより高くなってしまうのでは・・・と予想していたのですが、思ったよりも安いと感じます。カメラやディスプレイの性能がPixel 6よりも落とされているとはいえ、搭載されているCPUは上位モデルと同じTensorですし、OSアップデートやセキュリティアップデート期間が長いのも魅力的です。何より最新のAndroid OSのテスト環境としてはちょうど良い価格帯なので個人的にも少し迷ってしまいますね・・・

4.関連リンク

Pixel 6a:Googleストア

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