記事にアフィリエイト広告を含みます

acer Aspire S13 - 超薄型で美しい13.3インチモバイルノート、ターゲットはDELL XPSとMacBook Air?

acer Aspire S13
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。acerが4月21日に開催した「2016 Next@Acer Global Press Conference」で発表された新製品のうち、「Switch Alpha 12」がウインタブにとっては最注目モデルなんですけど、ほかにも気になる新製品がありました。今回紹介する「Aspire S13」は13.3インチサイズのハイスペック・モバイルノートPCなのですが、これもまた直近のウインタブの記事の流れ的に「タイミングがいい」製品だと思います。

スポンサーリンク

「Aspire S」という型番の製品は日本のacerの公式サイトに「Aspire S7」という製品が載っているのですが、ほとんど販売がされていないようで、価格ドットコムなどで検索しても(現在販売中の)取扱店を見つけることができません。ただ、acerのカンファレンスではハイエンドのモバイルノート(要するにウルトラブックですね)に今後力を入れていく、という発表がなされていましたし、そもそも「Global」なカンファレンスで発表された製品でもあるので、日本発売の可能性は高い、と予想しています。

1.スペック

OS: Windows 10
CPU: Intel Core i3 / i5 / i7(型番不明、Skylake)
RAM: 最大8GB
ストレージ: 最大512GB
ディスプレイ: 13.3インチIPS フルHD(1,920 × 1,080?)
入出力: USB 3.1 Type-C、USB 3.0、HDMI、SDスロット(その他詳細不明)
ネットワーク: 802.11ac(2 × 2 MU-MIMO)
バッテリー: 最大13時間
サイズ: 327 × 228 × 14.58 mm / 1.3 kg

補足します。この製品については先日紹介した「Switch Alpha 12」よりも情報が少ないです。OSのバージョン、CPU、RAM、ストレージについては複数の選択肢が用意されているものと思われ、最上位構成の場合はCore i7、RAM8GB、ストレージ512GB(当然SSDだと思います)となるため、モバイルノートPCとしてはハイエンドといっていい構成になります。

ディスプレイは解像度が開示されておらず、「フルHDのIPS液晶」ということが公表されているだけです。しかし、タッチパネルがオプションで用意されていたり、ブルーライトカットの機能が盛り込まれている、ということです。

次にacerがアピールしているのが802.11ac規格、2 × 2 MU-MIMOの高速通信機能と最大13時間の稼動が可能なバッテリー性能です。どちらもモバイルノートには非常に重要な部分で、特にバッテリー稼働時間については読者の方々の多くが「最重要」と指摘していることでもあります。

でも、この製品で最も力が入っていると思われるのが「筐体」ですね。海外ニュースサイト「LAPTOP」では「(DELLの)XPSやMacBook Airへの挑戦」というタイトルでこの製品を報じています。
Acer’s Slim S 13 Challenges XPS 13, MacBook Air at $699:LAPTOP(英語)

2.筐体

acer Aspire S13 刻印
筐体の質感はかなり高そうです。ヒンジ部分にはこんな刻印が入っています。

スポンサーリンク

acer Aspire S13 筐体色
筐体色はブラック系とホワイト(シルバーか)系の2色ですね。

acer Aspire S13 天板
ブラックのほうは天板に細かい模様が入っていて、かなり高級な感じ。

acer Aspire S13 側面
筐体の右側面です。USB Type-CとフルサイズUSB 3.0、そしてHDMIポートが見えます。反対側の側面にUSB 3.0ポートとSDカードスロットがついているのを確認しています。

現在のところ、YouTubeで公開されているプロモーションビデオでしか筐体を確認できないのですが、筐体の仕上がりはかなりよさそうで、LAPTOPがXPSとMacBook Airへの挑戦、というタイトルをつけているのも理解できますね。

3.価格と発売時期

acer Aspire S13は5月に北米で販売が開始され、価格は699ドル(約78,000円)から、となっています。699ドルというのは「Core i3、RAM4GB、ストレージ128GB、非タッチディスプレイ」くらいの構成でしょうね。最上位構成なら日本円で20万円くらいにはなるでしょう。

あとは日本発売の可能性です。記事の冒頭で触れたとおり、この製品の発表の場が「グローバルなプレスカンファレンス」であったこと、acerの日本サイトからこのカンファレンスへのリンクが張られていること、そしてacerがハイエンドのウルトラブック市場に強い意欲を見せていることなどから考えて、私はこの製品が日本で発売される可能性が非常に高いと思っています。

あとは別記事で進めている個人的な事情「13.3インチのモバイルノート購入検討」にこの製品が該当するか、ということなんですけど、おそらく日本発売は早くても夏以降であり、私のターゲット予算(10万円くらい)に合致するのがローエンドモデルくらいであることから、ちょっと難しいかな、と思いますw

4.関連リンク

2016 Next@Acer Global Press Conference:米国acer公式サイト

↓ Aspire S13 公式紹介動画

スポンサーリンク