Teclast P20S － Android 12搭載の最新Androidタブレット、スペックは低めながら日本のAmazonで安く購入できます

TeclastがAndroidタブレットのニューモデル「P20S」を発売しました。どちらかというと低スペックな製品ですが、それなりにしっかりバランスの取れたシステム構成になっていますし、価格もお手頃です。最近日本のAmazonの販売に力を入れているTeclast、このP20SもAliExpressとほぼ同時にAmazonでの販売がスタートしました。

1.Teclast P20S スペック

スペック表

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OSは現時点のタブレット製品としては最新と言っていいAndroid 12です。Teclastタブレットの多くがそうであるように、タブレット向けに高度にカスタマイズされたUIではなく、スマホ向けの「素のAndroid」に若干のカスタマイズを施したものになっていると思います。

CPUはHelio P22です。Antutuスコアは10万点前後くらいなので、Android OSの基本操作やパズルなどのライトなゲーム、SNS、Webブラウジング、動画視聴などは問題なくこなせるものの、本格的にゲームをする人向けではありません。また、RAMは4GB、ストレージは64GBとエントリーモデルとしては標準的です。

ディスプレイは10.1インチのIPS液晶で解像度は1,280 × 800と低めです。私は視力がよくないのであまり気になりませんが、視力のいい人、若い人だと少し粗さを感じるかも知れません。

この製品はLTE対応です。ただし、日本の通信バンドをしっかりカバーできてはおらず、ドコモやauのプラチナバンドには対応していません。カメラもイン側2MP、アウト側5MPと低画素数ですが、イン側はWebミーティングなどでは問題なく使えると思いますし、アウト側は…、メモ代わりなら十分でしょう…。

サイズも特に小さくはありません。最近発売された薄型・軽量な製品、Teclast M40 Airと比較してみましょう。

P20S：243 × 163 × 10.2 mm / 530 g
M40 Air：240 × 158 × 7.9 mm / 430 g

全体的にP20Sのほうが大きいですね。特に重量が100 g違うというのは使用感には結構な影響があると思います。

2.Teclast P20S 筐体

Teclastは製品ページの画像を加工することがほとんどなので、この画像に写っている前面のベゼル幅は実際にはもっと太いはずです。あまり信用しないようにしてください。ただ、これでも以前よりずいぶんマシになったなあ、とは思いますね。

電源ボタン、音量ボタン、USB Type-Cポートは縦持ち時の上面、横持ち時の左側面に配置されます。また、説明がありませんが横持ち時の上面（画像右端）にはイヤホンジャックも見えます。

筐体の質感は高そうです。金属素材が使われ、エッジ部分がラウンドした構造とのこと。また、「アイスブルー」の筐体色が爽やかでいいですね。

3.Teclast P20S 価格など

Teclast P20SはAmazonで販売中で、9月2日現在の価格は税込み16,900円（製品ページにある3,000円OFFクーポンを使用した価格）です。また、Teclastのご担当者から、9月3日（土）の7:00から19:00までの間、タイムセールにより税込み15,215円で購入できるとの情報を頂いています。

スペック面では特に目立つところはないものの、Android 12搭載でRAM/ストレージともそこそこの容量、筐体の質感も高そうなので、ご自宅や電車の中での手軽な情報端末としては良さそうです。あと、私は試したことがないのですが、

この製品はGPSを内蔵していますので、カーナビとして使っても面白そうですね（タブレットをナビとして使う場合、前方視界を塞がないように注意してください。事故のリスクがありますし、保安基準違反となり罰せられる可能性もあります）。

4.関連リンク

TECLAST P20S：Amazon