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Blackview OSCAL PILOT 2 - 背面にサブディスプレイを搭載する4Gミッドレンジ・タフネススマホ。3万円強で買えます

Blackview OSCAL PILOT 2
Blackviewがサブブランド「OSCAL」からスマートフォン「OSCAL PILOT 2」を発売します。Blackviewと言えば折りたたみスマホ「HERO 10」の発売記念セールが5月20日に控えていますが、今回ご紹介するPILOT 2はBlackviewの本流とも言えるタフネススマホです。

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1.スペック

スペック表

  OSCAL PILOT 2
OS Doke OS 4.0 (Android 14ベース)
SoC MediaTek Helio G99
RAM 8GB(拡張機能により最大24GB)
ストレージ 256GB
ディスプレイ 6.5インチ(2,400 × 1,080)120Hz
LTEバンド FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18
19/20/25/26/28A/28B/30/66

TDD: B34/38/39/40/41
SIM nanoSIM x 2(SIM2はmicroSDと排他)
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth5.1
入出力 USB Type-C、microSDカードリーダー
カメラ イン32MP/アウト50MP+13MP
バッテリー 8,800 mAh
サイズ 179.5 × 82.6 × 17 mm
重量 368 g

コメント

OSはAndroid 14ベースの独自UI「Doke OS 4.0」です。Doke OS 4.0は多くの独自機能を搭載する、Blackviewの意欲作とも言える独自UIで、ウインタブでも高く評価しています。なお、Blackviewのタブレット製品が搭載する「Doke OS_P」とスマホ用のDoke OSは多少機能が異なり、Doke OS_Pの目玉機能である「PCモード」はスマホ用のDoke OSにはありませんのでご注意下さい。

SoCはHelio G99で、中華の4Gスマホの上位モデルでは定番とも言える型番です。Antutuスコアは40万点前後をマークしますので、タフネススマホ用としては十分な性能かと思います。RAMは8GBで拡張機能により最大24GBとして使え、ストレージは256GBです。

Blackview OSCAL PILOT 2
ディスプレイは6.5インチのFHD+解像度、リフレッシュレートも120Hzと高速です。

Blackview OSCAL PILOT 2
また、PILOT 2は背面にサブディスプレイを搭載しています。ただし、このサブディスプレイは「なんでも表示できる」わけではなく、電話の着信通知や天気予報、時刻の表示など限られた機能にしか使えませんので、サブディスプレイでYouTube動画を観るとかは無理です。

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サブディスプレイの詳細については不明ですが、おそらくウインタブでも実機レビューをしたBL9000に搭載されていたものとほぼ同等なのではないか、と思われます。

Blackview OSCAL PILOT 2
カメラはイン32MP/アウト50MP+13MPとタフネススマホとしては高い画素数になっています。

Blackview OSCAL PILOT 2
バッテリー容量は8,800 mAhです。一般的なスマホと比較すると「かなりの大容量」ですが、タフネススマホとしては特に目立ちません。タフネススマホの場合、10,000 mAh越えのものがゴロゴロありますので…。しかし、普段使いでは8,800 mAhというのは十分すぎるくらいの容量ですし、リバースチャージ(この製品をモバイルバッテリー代わりにして他のデバイスを充電できる)にも対応します。

…OSCAL PILOT 2、おそらくBlackview BV8100の「兄弟機」ですね。システムスペックが全く同じで、背面にサブディスプレイを搭載している、という点のみ異なります(BV8100はサブディスプレイ非搭載)。

2.筐体

Blackview OSCAL PILOT 2
前面はパンチホール型ノッチを採用しており、ガラスはゴリラガラス 5です。背面はやはりカメラ&サブディスプレイ部分にデザインアクセントがありますね。なお、この筐体はIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格(MIL-STD-810H)準拠の堅牢性を備えています。

Blackview OSCAL PILOT 2
筐体色は上に掲載した「Jade Greeen」のほか、「Sunset Orange」と「Onyx Black」を選べます。

Blackview OSCAL PILOT 2
側面にはユーザーが任意の操作を割り当てることのできるカスタムキーを装備しています。これも中華タフネススマホでは「普通」ですね。

Blackview OSCAL PILOT 2
上側面にLEDライトも搭載しています。一般的なスマホでもライトを搭載しているものは多いですが、BV8100のライトは輝度が高く、配置場所もいいので、懐中電灯のようにして使えます(なお、このライトは兄弟機Blackview BV8100にもついています)。

3.価格など

Blackview OSCAL PILOT 2はAliExpress内のOSCAL Official Storeに製品ページがあり、6月1日日本時間午後4時からワールドプレミア(セール)が予定されています。セール価格は199.99ドル(1ドル156円として約31,200円)と記載されています。

5G非対応ながら、アウトドア用のサブ機として捉えるとスペックもよく、機能も優れていると思います。記事中でも指摘しましたが、この製品はBlackview BV8100と同スペックで、相違点は「サブディスプレイの有無」ですね。購入にあたり、BV8100と価格比較をしながら検討されるといいでしょう。

4.関連リンク

OSCAL PILOT 2:OSCAL Official Store(AliExpress)

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