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Blackview OSCAL Pad 10 - Widevine L1の10.1インチタブレット、OSCALブランドだけに価格にも期待!

Blackview OSCAL Pad 10
BlackviewがAndroidタブレット「OSCAL Pad 10」を発売します。OSCALというのはBlackviewのサブブランドで、どちらかというとエントリー寄りでコスパが非常に高い製品がラインナップされています。今回ご紹介するOSCAL Pad 10は中華Androidタブレットとしては高めのスペックですし、Widevine L1というのが大きな魅力です。最近は中華製品でもWidevine L1対応の製品が増えてきましたね!

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1.OSCAL Pad 10 スペック

スペック表

   OSCAL Pad 10
OS Doke OS_P 3.0(Android 12ベース)
CPU UNISOC T606
RAM 8GB
ストレージ 128GB
ディスプレイ 10.1インチ(1,920 x 1,200)
LTEバンド FDD:B1/3/7/8/19/20/28A/28B
TDD:B40
SIM nanoSIM × 2(SIM2はmicroSDと排他)
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth
入出力 USB Type-C、microSDカードリーダー
カメラ イン8MP/アウト13MP
バッテリー 6,580 mAh
サイズ 241.3 × 160 × 8.9 mm
重量 536 g

コメント

OSはAndroid 12ベースのDoke OS_P 3.0です。

Blackview OSCAL Pad 10
Doke OSというのはBlackviewの独自UIですが、タブレット向けのDoke OS_Pも様々な独自機能を備えており、特に「PCモード(アプリのウインドウ表示ができる)」が使えるのが大きな特徴です。ウインタブでも先日ライターのかのあゆさんがBlackview Tab 15の実機レビューでPCモードを試しており、キーボードやマウスを接続すると一段と便利に使えます。

CPUはUNISOC T606です。この型番、ウインタブでレビューしています。かのあゆさんがレビューを担当した「Blackview A85」にT606が搭載されており、その際に測定したAntutuスコアは226,897点でした。また、OSCAL Pad 10の製品ページでもAntutuスコアは227,854点と記載されていますので、T618と大差ない性能と言えます。ウインタブで直近レビューしたTeclast T40 Pro(T618搭載)のAntutuスコアが246,826でしたから、しいて言えばT618のほうが若干高性能と言えるかもしれません。

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ちなみにBlackview Tab 15はUNISOC T610を搭載していて、Antutuスコアが221,558でしたから、T606、T610、T618は実用上の体感差はごく小さい、と言っていいと思います。

RAMは8GBですが、最近のBlackview製品の多くと同様、RAM拡張機能があり、ストレージ領域から最大6GBをRAMとして使えますので、最大14GBとなります。ストレージは128GBと低価格タブレットとしては十分な容量です。

Blackview OSCAL Pad 10
ディスプレイは10.1インチでWUXGA(1,920 × 1,200)解像度、Widevine L1に対応します。そのため、動画サブスクリプションサービスでHD(720p)画質以上での視聴が可能です(ただし、動画サブスク側で対応機種を指定しているケースがあるため、すべての動画サブスクでHD画質視聴が可能とは限りません)。

個人的にタブレット製品は動画視聴に使われる頻度が高いと思っていますし、何らかの動画サブスクを契約している人も増えているとも思いますので、特にタブレット製品でWidevine L1というのは非常に重要なポイントだと考えています。

Blackview OSCAL Pad 10
カメラはイン8MP、アウト13MPと「割とよさげ」な画素数ですが、Blackview Tab 15(OSCAL Pad 10と同じ画素数です)のレビューでは「おまけレベル」と低評価だったので、画質にはあまり期待しないほうが良さそうです…。

2.OSCAL Pad 10 筐体

Blackview OSCAL Pad 10
タブレット製品としては特に個性的なデザインでもありません。また、Blackviewはそんなに製品画像を盛らない(デザインがよく見えるような画像加工をしない)メーカーですが、この画像のベゼル幅はちょっと細すぎるように見えますね。Tab 15も比較的ベセル幅が細かったのですが、実際はどうでしょうか…。

なお、サイズですが、Teclastの軽量タブレット、M40 Airと比較してみます。

OSCAL Pad 10:241.3 × 160 × 8.9 mm / 536 g
Teclast M40 Air:240 × 158 × 7.9 mm / 430 g

タテ・ヨコサイズはあまり変わりませんが、厚さと重量は結構違います。特に重量差が100 gあると使用感にも影響しそうです。M40 Airは低価格帯の中華タブとしては「軽さが売り」の製品ですが、それにしても10.1インチで500 gオーバーというのはちょっと重いと思います。

Blackview OSCAL Pad 10
筐体色は上に掲載したMoonlight Silverのほか、「Diamond Grey」と「Mint Green」が選べます。

なお、この製品のスピーカーは「横持ち時の底面に2つ」で、イヤホンジャックがついているかどうかはわかりませんでした。

3.OSCAL Pad 10 価格など

Blackview OSCAL Pad 10はAliExpress内のBlackview Official Storeにて1月9日午後5時(日本時間)からワールドプレミアセールが開催される予定です。先ほどご紹介したBlackview BV9200と同時期のセールですね。残念ながら現状セール価格がわかっていません。しかし、Blackview Tab 15のワールドプレミア価格が142.99ドルでしたし、この製品は「コスパが魅力」のOSCALブランドなので、セール価格にはかなり期待が持てそうです。

4.関連リンク

Blackview OSCAL Pad 10:Blackview Official Store(AliExpress)

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