ALLDOCUBEがAndroidタブレット「iPlay 50S」を発売しました。先ほど「iPlay 50 Pro」の紹介記事を掲載したところなのですが、今回ご紹介するiPlay 50Sはまるっきり別物です。iPlay 50 Proが低価格帯タブレットとしてはスペックが高くなっているのに対し、iPlay 50Sのほうはエントリークラスの製品で、そのかわり非常に安価に購入ができます。また、筐体も異なります。
1.iPlay 50S スペック
スペック表
ALLDOCUBE iPlay 50S | |
OS | Android 12 |
CPU | UNISOC T606 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 10.1インチIPS(1,280 × 800) |
LTEバンド | FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17 20/26/28A/B66 TDD:B38/39/40/41 |
SIM | Nano SIM×2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、 Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C、オーディオジャック |
カメラ | イン2MP/アウト5MP |
バッテリー | 3.8V/6,000mAh |
サイズ | 241.6 × 160.4 × 9.6 mm |
重量 | TBD(計測中) |
コメント
CPUはUNISOC T606です。ウインタブではBlackview A85の実機レビューでT606のAntutuスコアを測定しており、その際のスコアが226,897点でした。
RAMは4GB、ストレージは64GB、そしてディスプレイは10.1インチで解像度は1,280 × 800と、中華Androidタブレットとしてはエントリークラスと言っていい構成です。また、iPlay 50、iPlay 50 Proとはディスプレイサイズが異なるので、筐体も別、ということになります。あと、カメラもイン2MP/アウト5MPと低画素数です。
2.iPlay 50S 筐体
すみません、正面と背面の詳しい画像が入手できませんでした。他社製品およびiPlay 50とサイズを比較してみます。
ALLDOCUBE iPlay 50S:241.6 × 160.4 × 9.6 mm / 未公表
ALLDOCUBE iPlay 50:246.7 × 156.5 × 8.2 mm / 475 g
Teclast P40HD:242 × 160.1 × 8.4 mm / 520 g
iPlay 50はディスプレイサイズが10.4インチで解像度が2,000 × 1,200と「ちょっと大きくて横長」なので、単純に比較はできませんが、Teclast P40HDはiPlay 50Sと同じCPU、RAM、ストレージ構成でディスプレイサイズも同じ(ただし解像度はワンランク上の1,920 × 1,200)です。そのP40HDとはタテ・ヨコサイズがほぼ同じで、iPlay 50Sのほうが厚みがある、という感じですね。ちなみにP40HDは1月4日現在、Amazonで17,900円(製品ページにある3,000円OFFクーポンを使用した価格)です。
背面はオーソドックスなグレーカラーでWebカメラが横持ち時の上部中央に配置されます。また、iPlay 50、iPlay 50 Proがエッジ部分が角張った形状になっているのに対し、iPlay 50Sはエッジ部分が丸みを帯びた形状になっています。
ポートはUSB Type-Cとイヤホンジャック、そしてSIM/microSDカードリーダーがあります。
あと、スピーカーは横持ち時の底面に2つですね。
3.iPlay 50S 価格など
ALLDOCUBE iPlay 50SはAliExpress内のALLDOCUBE Direct Store(メーカ公式サイトから直リンクされているので公式ストアだと思います)で1月7日午後4時59分までフラッシュセール中で、価格は84.74ドル(11,233円)です。なお、この価格は製品ページにある3ドルOFFクーポンを使用したものです。
スペックは決して高いとは言えませんが、CPU性能は悪くありませんし、77.74ドルというのは非常にお買い得だと思います。この価格なら手軽な情報端末、動画視聴用端末(ただし、WidevineはL3だと思います)として悪くないんじゃないでしょうか。
4.関連リンク
ALLDOCUBE iPlay 50S:ALLDOCUBE Direct Store(AliExpress)