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SOUNDPEATS GoFree2 オープンイヤーイヤホン レビュー - 装着していることを忘れてしまう気持ちよさ!テレワークには特におすすめ!

SOUNDPEATS GoFree2 耳掛け式 イヤホン
こんにちは、吟遊詩人です。今回は、SOUNDPEATSのGoFree2 耳掛け式 イヤホンの実機レビューです。SOUNDPEATS様にはレビュー用機材を提供していただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

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吟遊詩人はオープンイヤーのイヤホンの使用は初めてです。今までは完全ワイヤレスのカナル型イヤホンを使っていて、通勤(50分程度)の間ならいいんですが、それ以上の時間になると耳がむずむずしてしまい、一旦外してちょっと時間をおいてからでないと使っていられませんでした。今回、完全ワイヤレスのオープンイヤーのイヤホンということで、このあたりの使い心地を確かめてみました。


ここがおすすめ

・どれだけ長時間装着していても全く問題なし
・音の広がりがすごい
・周囲の音がちゃんと聞こえる
ここはイマイチ
・イヤホン本体での操作がやりにくい
・ケースが汚れがち
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1.スペック

  SOUNDPEATS GoFree2
タイプ ワイヤレス/オープンイヤー型(耳掛け)
本体操作 タッチ
ドライバー方式 16.2mmダイナミックドライバー
再生周波数帯域 20Hz-40KHz
Bluetoothバージョン 5.3
対応コーデック AAC/SBC/LDAC
Bluetoothプロファイル A2DP 1.3、AVRCP 1.6、HFP 1.7、SPP 1.2、GATT
最大駆動時間 イヤホン:1.5時間の充電で9時間再生可能
充電ケースと併用で最大35時間再生可能
サイズ イヤホン:49.84×38.56×22.24 mm
ケース:84.4×65.3×28.9mm
重量 イヤホン (片側):9 g
充電ケース:53 g
充電時間 イヤホン:1.5時間/ケース:2時間
充電コネクタ USB Type-C
ノイズリダクション ENC通話(通話用)
マルチポイント 対応(2デバイス)
低遅延ゲームモード 対応
専用アプリ 対応
防水性能 IPX5

2.本体と付属品

SOUNDPEATS GoFree2 耳掛け式 イヤホン
外装のパッケージはこんな感じでした。Hi-ResとLDACのマークが印象的です。 安っぽくなく、いい感じでした。

SOUNDPEATS GoFree2 耳掛け式 イヤホン
蓋を開けると、充電ケースとご対面です。充電ケースの中にイヤホン本体が収納されています。蓋の方にマニュアルと冊子が入った封筒が入っています。

SOUNDPEATS GoFree2 耳掛け式 イヤホン
充電ケースです。写真だとわかりにくいですが、ザラザラした感触のプラスチック製です。ただこれ、ちょっと触っただけで指の脂がついてしまい、汚れが目立ちます。 眺める類のものでもないのでいいと言えばいいのですが、「他の材質はなかったのかな?」とちょっと残念に感じられました。

SOUNDPEATS GoFree2 耳掛け式 イヤホン
充電ケースの蓋を開けるとイヤホン本体とご対面です。こんな感じで収納されています。

SOUNDPEATS GoFree2 耳掛け式 イヤホン
イヤホン本体です。イヤホン本体は裏側に充電用の端子がありますが、出荷時点ではシールで絶縁されていますので、まずこれを剥がしましょう(すみません、剥がす前の写真をとり忘れました…)。弦の部分は柔らかい素材で耳に装着する時に痛くなったりはしません。

SOUNDPEATS GoFree2 耳掛け式 イヤホン
同梱物はマニュアルと冊子、イヤホン本体が格納された状態の充電ケースです。

マニュアルと冊子は日本語化されており、使う上で困ることはないと思います。ただ、スマホアプリのダウンロードリンクみたいなのはQRコードとかないので、自分で各ストア(Google Play/App Store)で検索してインストールする必要があります。このあたり、QRコードをどこかに印刷しておいてくれると助かんるんですけどね。

SOUNDPEATS GoFree2 耳掛け式 イヤホン
充電ケースはUSB-Cのコネクタで充電できますので、イヤホン本体を充電ケースに格納して、USB-Cのケーブルで充電しながらマニュアルを読んでアプリのダウンロードなどを行うのが良いでしょう。

SOUNDPEATS GoFree2 オープンイヤーイヤホン
…すみません、上の画像にはありませんが、USBケーブルも入っていました。

3.機能

ひとまず、スマホでイヤホンとペアリングを行います。やり方はマニュアルにあり、蓋を開けてスマホ側でBluetoothのデバイスの追加を行えば、「SOUNDPEATS GoFree 2」が見つかるので追加します。まあ、Bluetoothのいつもの手順ですね。接続出来たら、ダウンロードしておいたアプリを起動します。アプリは最初ユーザ登録が必要です(メールアドレスとパスワードを入れて登録します)。

SOUNDPEATS GoFree2 オープンイヤーイヤホン
ユーザ登録完了後のアプリの起動直後はこの画面になります。バッテリー残量が判りますね。下部にあるカスタマイズボタンを押すと、カスタマイズ画面になります。

SOUNDPEATS GoFree2 オープンイヤーイヤホン
画面は既に吟遊詩人用にカスタマイズされています。上から順番にボリューム、アダプティプイコライザー、イコライザー、ゲームモード、タッチキーのすべての機能を無効にする、そしてマルチポイント(複数デバイスとのペアリング)です。

ボリューム

こちらは特に説明不要だと思います。Andoroidの場合、マスターボリュームと連動です。つまり、スマホのボリュームキーで操作するのとまったく同じです。

アダプティプイコライザー

アダプティプイコライザーとは耳に届く音声成分を測定し、耳の形状とその反響など合わせてイコライザーを調節して、最適な音響状況を作り出すもののです。

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SOUNDPEATS GoFree2 耳掛け式 イヤホン

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これでその時点での環境(イヤホンのポジションと周辺音)に最適化されたイコライザー設定がされますが、正直なところ「参考程度」だと思います。「オープンイヤーのイヤホンは毎回同じポジションで装着できない」です。使うとわかりますが、思ったよりも耳のポジションが一意に決まりません。よって、そういう傾向があるというのを把握するためと思ったほうがいいかもしれません。この情報をもとにイコライザーで味付けするといいでしょう。

イコライザー

プリセットとイコライザーカスタマイズがあります。

プリセット

SOUNDPEATS GoFree2 オープンイヤーイヤホン
プリセットは上記のように9種類から選択できます。聞く音楽のジャンルによって切り替えて好みに合う場合それを使えばいいと思います。この場合、音楽を聴きながら切り替えて、ビビッときたものにすればいいだけです。

イコライザーカスタマイズ

SOUNDPEATS GoFree2 オープンイヤーイヤホン
プリセットの中でビビッとくるものがなかった場合は、アダプティプイコライザーでの結果を参考にしながら自分で10ポイントの周波数で調整できます。強度は-6から+6までです。これプリセットの情報をコピーできると嬉しいんですが、そういう機能はなさそうなので、自分で音楽を流しながら試行錯誤する感じになりますね。

ゲームモード

ゲームに最適化されてラグを最小限に抑える機能のようですが、吟遊詩人はゲームは位置ゲーを少しやるくらいなので正直、差が判りませんでした。 原理から考えれば、速度優先で処理を色々省いているはずなので、「音質」という意味ではオフにしたほうがいいでしょう。そもそもゲームガチ勢は有線のヘッドホンを使うと思うので。

タッチキーのすべての機能を無効にする

これは人によって感じ方が違うかもしれませんが、このイヤホンはタッチセンサーが敏感です。 操作する気がなくても耳のあたりに指が当たると操作されてしまいます。吟遊詩人は基本的に音楽を流しっぱなしにして使いますので無効にしています。

マルチポイント

イヤホンを2台の音源とペアリング出来ます。 スマホとPCの両方でペアリングしておくと、早い者勝ち(?)で音楽が流れます。PCでYoutube動画を流しながら、スマホに電話がかかってきた際にPCの方を一時停止にすると、スマホの方とのペアリングが有効になります。そしてスマホの方で電話やzoomなどで使えます。

プロファイルに「HFP 1.7」がありますのでハンズフリーフォンとして普通にzoom会議等で利用可能です。これはかなり便利です。今まではスマホで音楽を流しながら、PCにzoomが来たら、PCの方のヘッドセットに変えてたんですが、本製品を導入してからはその手間もなくなりました。マイクも特段音が悪いという指摘はないので、zoomレベルでは問題ないと思います。ただ、マルチポイントを使うと、LDACが利用できなくなります。

4.使用感

音質

マルチポイントをオフにしてxperia1とLDACで接続して音楽を再生させました。残念ながら、吟遊詩人はHi-Res音源を買っていないので、xperia1にもともと入っていたHi-Res音楽で評価しました。LDACとAACの接続で聞き比べたのですが、やはりLDACの方が解像度が高いというか、AACだとつぶれていた部分が聞こえると感じました。 ブラインドテストではないので、思い込みもあるかもしれませんが…。

ただ、LDACで接続時は吟遊詩人のPC/スマホ環境だと他に2.4GHz帯のWi-Fiやマウス/キーボードのBluetooth電波などが結構飛んでおり、時々接続が切れたりもしました。Hi-Res音源を多数保有していて、2.4GHz帯の電波状況がクリーンにできるのであればこちらを常用したほうが耳が幸せです。
カナル型を使っていた際には、Qualcomm(R) aptXで聞いていましたが、AACになったからといって音質が下がったという印象はありません。
※よく聞いているのは、mp3形式48KHz/192kbpsです。

また、カナル型とオープンイヤー型のイヤホン大きな違いはやはり、その環境にあると思います。カナル型は良くも悪くも密室で音楽を聴いている感じです。スピーカーの音が直接耳に届き、外部の雑音もシャットアウトしているので、音楽だけを楽しめます。また、当然ですが、耳の穴の直線上のすぐそばで音が鳴ります。これは好き嫌いの問題かもしれませんが、このような環境はイヤホン以外ではありえません。対してオープンイヤー型はどちらかというとシアターで音楽を聴いているような感じです。

耳のそばで音が鳴っているのは同じですが、耳の外側で(本製品の場合)16.2㎜の大型のスピーカーで音が鳴ります。また、耳の穴の直線上にスピーカーがあるわけではないので、聴いている音は直接音のほか耳の形で反射した音も含まれることになります。

つまり普段の生活の環境に近い状況です。よって、音は自然ですし、イヤホン以外の音も自然と聞こえることになります。さらに、本製品の場合は、イヤホンの中で「ラムダ型空間音響2.0」という技術で主に低音域を増強できるので普段の生活の環境に近い状態でより良い音質を提供します。

音漏れについては、それなりに漏れている印象です(家族に確認してもらいました)。図書館とか周りが本当に静かな環境での利用は避けるほうがいいでしょう。電車内やコーヒー屋さんなど後ろで音楽が流れている環境下では普通に聞いている分(マスターボリュームで30%~40%)にはイコライザーでよっぽど高音を増強しない限り迷惑になることはないかと思います。電車内は満員とかで他の人の耳がそばにある環境では漏れて聞こえると思った方がいいでしょう。

操作性

タッチキーの項目でも触れましたが本製品のタッチキーは非常に敏感です。ちょっと触っただけで反応してくれます。使い方に依存する話となりますが、不用意に触れると勝手に次の曲になっていたりします。

特にイヤホンの位置を変えようとした際にはほぼ間違いなく誤操作します。眼鏡をかけている人は眼鏡をはずして目をシパシパしてからかけなおした際とか、マフラーを取った際に耳にマフラーが当たってずれた際など、予期せず耳に触れることがあります。

装着感

はっきり付けていることを忘れます。そんな着け心地です。最初のころはマルチポイントに慣れていなくて、PCでzoomする際に、本製品を付けているのに追加でヘッドホンを付けようとしてしまったほどですw

音質の項目でも触れましたが、音の聞こえ方が本当にホームシアターのそれに近く、非常に着け心地が軽くイヤホンで聞いている感が全然ないです。なんなら今でも家の電話に出る時とかイヤホンの上から受話器を当てて、それから、「あ、イヤホン取らなきゃ」ってなるくらいに自然です。

テレワークの日は、朝つけて仕事終わるまでほぼつけっぱなしですが、疲れたとか蒸れたとか痒くなったとかはほぼ皆無です。電車で出勤しているのですが、その際に歩いたり、階段の上り下り、電車の駆け込み(演出です。推奨されませんw)、シートに座る&立つなどでずれたということはありません。

問題があるとすれば、マスクを付けた時です。流石にイヤホン、眼鏡、マスクの紐となると耳の上が大渋滞になります。こればっかりはさすがにどうにもならないです。といってもつけてしまえばさほど問題はありません、マスクを外すときにイヤホンが一緒に外れてしまうのが一番の問題です。こういう環境では、カナル型のほうが便利ですね。

あと服を脱ぐときにはさすがに服と一緒に巻き込まれて取れてしまいます。付け心地が自然で忘れてしまうんですよ…。

防水性能もIPX5ですので風呂に入るときにつけたままシャワーを浴びても問題ありません。実際最近はずっとつけてシャワー浴びていますが全然問題ありません。さすがに洗髪時には外しますが、それ以外は、風呂に浸かっているときも洗顔時も全然気にしないでつけっぱなしです。

流石に海水浴(塩分)や温泉(硫黄等)など電子機器に厳しい環境ではどうなるか判りませんが日常生活ではつけっぱなしでも問題ないレベルが達成されています。

バッテリー

バッテリーはかなり持つ印象です。テレワークの日はつけっぱなし(といっても必ず音楽が流れているわけではありません。考え事などで音楽を止めてるシーンもそれなりにあります)のことが多いですが、昼飯を食べるときに外して充電したりするだけで確実に午後は持ちます。

というか、外した場合置き場所は充電ケースしかないので、イヤホン外す=充電となるので充電しなきゃっていう意識はあまりありません。充電ケースは2日に一回夜充電しておけば空になることはないと思います。

5.まとめ

SOUNDPEATS GoFree2はAmazonで販売中で、1月15日現在のAmazonでの価格は7,880円(税込)ですが、製品ページに割引クーポンがあり、さらにウインタブ読者向けにクーポンコード「7GOFREE0211」を頂いていますので、これらを併用すれば6,686円で購入できます。

今まで、なんでオープンイヤー型に手を出さなかったのか後悔しています。この価格でここまでの使い勝手なら即買いといっていいでしょう。特に、カナル型で周りの音が聞こえなくて困ったことがある人や、痒くなってしまった人などには特におすすめです。

外の音が聞こえるということは、逆説的に音楽以外が耳に届くので、純粋に音楽を集中して楽しみたい!という場合には向きませんが、家でテレワークしつつ音楽をながら聴きするといった緩い使いかたには非常にはまります。

バッテリーもかなり持つのもながら聴きには有利です。ランニングなど、外の音が聞こえたほうがいい場合にもおすすめです。

バッテリー内蔵のイヤホンはある意味消耗品(バッテリーがヘタレるとどうにもならないから)ですのでこのくらいの価格帯を2~3年で買い換えているという人が多いと思います。「次」は本製品、いいと思います。

6.関連リンク

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