サンワサプライ トラックボール内蔵キーボード SKB-TR05BK － コンパクトサイズで光学式トラックボール装備、狭いデスクの味方！

サンワサプライがコンパクトなトラックボール内蔵キーボード「SKB-TR06BK」を発売します。テンキーはないものの、なかなか本格的な構造になっていて、重量も650 gありますので、どちらかと言うとモバイル用よりもデスクに置く省スペース型の製品だろうと思います。お値段のほうもそこそこお高めですが、私のように狭いデスクでPCを使っている人には便利かと思います。

このキーボードはUSB有線接続です。Bluetoothなどの機能はありません。13.3インチのモバイルノートよりも一回り小さく、だいたい11.6インチサイズくらいなので、タテ・ヨコに関しては十分にコンパクトであると言えます。ただ、記事の冒頭に書いたとおり重量が650 gありますので、タブレットと一緒に持ち歩くと少し重く感じるかもしれませんね。

キーの数は87、日本語配列です。この画像を見ると、一番下の段のキーが小さめになっていますが、それ以外は十分な余裕がありますね。キーピッチは19 mmと標準的なサイズ、キーストロークは3.5 mmなのでノートPCよりはデスクトップPC用のキーボードに近い、やや深めのものとなります。キートップの形状を見てもデスクトップPC用、という感じがします。

キースイッチは「メンブレン」ですね。とはいえ、「ラバードームでキートップを支える構造」になっているとのことで、打鍵感はしっかりしたものだろうと思います。

この製品のセールスポイントはなんと言っても「トラックボール」でしょう。そう言えば最近はトラックボールのついたノートPCを見かけなくなりましたが、個人的にはこの画像のようにしてトラックボールを操作するのはタッチパッドよりも使いやすいと思います（昔AppleのPowerBookというのがありましてね…）。

側面です。もちろんキーボードの角度調整のための「足」もついています。

サンワサプライ トラックボール内蔵キーボード SKB-TR05BKは6月中旬の発売となっており、標準価格は11,800円（税込み12,744円）です。ビックカメラではすでにこの製品を販売中（予約販売ということだと思います）で、税込み9,504円（ポイント10%つき）でした。

ビックカメラでの価格だと、ポイント考慮後、実質8,000円台なかばくらいになりますが、このくらいの価格になると競合製品も多く、かなり高品質なキーボードが購入できます。その中でSKB-TR05BKを購入するメリットは、「省スペースであること」と「マウスいらずで使える」ということだと思います。また、トラックボールについては、個人的にはこの製品のレイアウトであればかなり使いやすいと思えるものの、人それぞれお好みがあると思いますし、特に画像加工など繊細なマウス操作が必要な場合はうまく使えない可能性もあります。なので、トラックボールを使った経験のある人か、もしくは家電量販店などで実機の操作感を確かめてからの購入されるのがいいと思います。

関連リンク（ビックカメラ）

サンワサプライ トラックボール内蔵キーボード SKB-TR05BK