AYANEO GEEK / AYANEO 2 －国内正規販売が決定、予約販売がスタート、GEEKと2でどこが違う？

リンクスインターナショナルがゲーミング「UMPC、AYANEO 2」と「AYANEO GEEK」の国内正規販売を発表、予約販売をスタートさせました。ゲーミングUMPCジャンルで急速に存在感を増し、コンパクトで軽量なAYANEO AIRシリーズが人気となっているAYANEOの、最新CPUを搭載するニューモデルです。

AYANEO 2とAYANEO GEEKについては、すでに紹介記事を掲載済みなので、製品詳細についてはこちらの記事をご覧ください。ここでは国内販売価格と、素朴な疑問である「どう違うの？」ということを簡単にご説明します。
AYANEO 2 / AYANEO GEEK － Ryzen 7 6800Uを搭載する7インチ・ゲーミングUMPC、スペックと価格が判明しました！

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スペック表を確認すると、CPUはAYANEO 2/GEEKともRyzen 7 6800Uを搭載していますので、現行のゲーミングUMPCとしては最高性能となることが期待されます。AYANEO 2/GEEKとも、「筐体色によってRAMとSSDの容量が変わる」というバリエーション構成になっていて、AYANEO 2はスカイホワイトが「16GB/1TB」スターリーブラックが「32GB/2TB」、AYANEO GEEKはファンタジーブラックが「16GB/512GB」クリスタルパープルが「32GB/2TB」となります。

また、ディスプレイはAYANEO GEEKのファンタジーブラックのみ1,200 × 800（HD相当）、他はすべて1,920 × 1,200（FHD相当）です。こうしてみると、AYANEO GEEKのファンタジーブラックが特に廉価版、という位置づけになっているのがわかります。

AYANEO 2 スカイホワイト

AYANEO 2 スターリーブラック

AYANEO GEEK ファンタジーブラック

AYANEO GEEK クリスタルパープル

すみません、画像の縮尺がまちまちで見にくいと思いますがご容赦下さい。AYANEO 2とAYANEO GEEKはほとんど同じサイズ/重量ですが、こうして並べてみるとボタン周りのデザインや配置が微妙に異なっている（ズレている、というレベル）のがわかります。あと、AYANEO 2のほうがAYANEO GEEKよりも価格が高い（32GB/2TBモデルの場合）ので、質感なども多少異なっている可能性があります。

それと、スペック表には記載がありませんが、振動モーターの仕様が異なります。AYANEO 2は「HD 2軸リニアモーター」、AYANEO GEEKは「X軸リニアモーター」搭載です。ただ、このあたりの使用感については、実際に試してみないと違いがよくわからないですね（私なんかは実際に試してみてもわからないかもしれません）。

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これはリンクスの資料ではなく、AYANEO（メーカー）がこの2機種をグローバル発表した際の対比表です（したがって、国内正規版とは異なる仕様になっている可能性もあります）。これを見ると、SSDの仕様がAYANEO 2ではPCIe 4.0、GEEKではPCIe 3.0になっていること、ジャイロセンサーの仕様も異なっていることがわかります。

AYANEO 2とAYANEO GEEKの予約価格を見てみましょう（12月1日現在のリンクスダイレクトでの価格）。

AYANEO 2：
　16GB/1TB：211,200円
　32GB/2TB：244,200円
AYANEO GEEK：
　16GB/512GB：153,450円
　32GB/2TB：222,750円
　※すべて税込み価格

記事中で触れた通り、AYANEO GEEKの16GB/512GBモデルが飛び抜けて安くなっている以外はすべて20万円を超える価格です。この価格は同じディスプレイサイズ、同じCPUを搭載するONEXPLAYER mini Pro（Ryzen版）よりもかなり高価です。ONEXPLAYER mini ProもAYANEO 2/AYANEO GEEKも優れたゲーミングUMPCだと思いますが、できれば購入前に実店舗で動作を確認してみたい、というのはありますね。センサーとかスティックの精度・品質は実際に試してみないと何とも言えないですし、ゲーミングUMPCは決して安価な製品ジャンルでもないですし。

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