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Kokoon - ECG(脳波)センサーを搭載したヘッドホン型の睡眠サポートデバイス!普通のヘッドホンとしても使え、モニタリングから改善の提案までしてくれます

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こんにちは、ゆないとです。読者の皆様は、最近良い睡眠ができているでしょうか。仕事をされている方は、業界にもよりますが忙しい時期に入っていると思いますし、加えてただでさえ気温の変化が激しいために自律神経が乱れてしまい、なかなか寝付けないということや起床しても身体がダルいということもあるでしょう。そんな“良い睡眠”ができていない方のために、新たな睡眠サポートデバイス「Kokoon(コクーン)」のご紹介です。

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今までにもアイマスク型やイヤホン型などのこうした睡眠サポートデバイスがいくつかリリースされており、イヤホン型で言えば先駆者のBoseの“Sleepbuds”や、ウインタブでも私が実機レビューをお届けしたリーズナブルな”Amazfit ZenBuds“などが知られています。しかし、このKokoonのようなヘッドホン型というのは珍しいのではないでしょうか。

スペック

カラー:ブラック、ホワイト
本体:159 × 179 × 94 mm
ケース:210 × 160 × 75 mm
重量:約342g
コード長:50cm(USB)、120cm(3.5mmジャック仕様ケーブル)
Bluetoothバージョン:Bluetooth 5.0
連続使用時間:最高13時間
充電完了時間:90分

クラウドファンディングサイト“kibidango”の製品ページではなく、製品の公式サイトを直接参照してみましたが、ドライバーに関する情報などの記載はありませんでした。イヤホン型のSleepbuds系製品だと、搭載されたサウンドのみ再生可能という仕様でしたが、このKokoonは通常のオーディオ用のヘッドホンとしても使用することが可能です。

重量は約342gと決して重くありません。装着感次第というところもありますが、重量が気になるというレベルではないと思います。

充電用のUSBケーブルと有線接続用のケーブルが付属しています。USBケーブルの方は50cm、オーディオケーブルの方は120cmと標準的な長さで取り回しは良さそうです。通常の使用としてBluetooth 5.0接続によるワイヤレスでの使用が想定されています。

連続使用時間は最高13時間とのことなので、フル充電で使用すれば一晩余裕ですね。毎日の充電は必要だと思われますが、充電は90分でOKとのことなので、起床して朝の支度の間か、就寝前に充電をしておけば安心でしょう。睡眠時に快適に使用できそうな構成になっていると感じます。

外観

使用時
使用時のイメージです。ヘッドホン型なので仰向けでの就寝に適しています。横向き派には厳しそうですね。

枕は柔らかめ
ただし、製品ページの注意書きにもありますが、基本的に(ホテルにあるような)柔らかい枕に最適化されていて、硬い枕やメモリーフォーム枕には向かないとのことです。上では横向きには厳しそうと言いましたが、柔らかい枕であれば、やや横向きでも快適なようです。

イヤーパッド構造
このような構造です。まず、ヘッドバンドの部分は布製になっていて、肌触りや通気性などの面で、一般的なヘッドホンよりも快適そうです。イヤーパッドの部分はやや特殊に感じます。大抵は側頭部に触れる部分はフラットなもの(段差がないという意味)がほとんどですが、この製品は圧力を分散してくれる “FlexMouldハニカムクッション”と呼ばれる部分と、通常のクッションの部分の二段構造になっています。ハニカム構造の部分には、選択可能なカバーが付いているようです。

また、通常、ドライバーが搭載されている部分にEEG(脳波)センサーが搭載されています。

イヤーパッドは薄く
イヤーパッド部分は、ひと目で分かるほど薄くできていますね。これはEEGセンサーやドライバー以外の電子機器の部分をヘッドバンド部分に搭載することで薄さを実現しています。

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付属品
アイマスクと持ち運び用のケースが付属します。家だけではなく、旅先のホテルなどでも安眠のために使用することができますね。また、スイーベル機構(イヤーパッド部分が回転する)を採用しているため、テーブルの上などでも安定して置くことができます。これが無いと、机に置いた時に側面が傷ついてしまいますからね。

騒音軽減
パートナーのいびきや旅行などの移動中の騒音など、アクティブノイズキャンセリングは搭載せずとも、パッシブである程度の騒音軽減として使えるようです。

イヤーパッドの厚さは薄いと感じますが、あらゆる人の顔の大きさに対応するためか、イヤーパッド部分のサイズは大きめです。勝手な予想ですが、小顔の人にはやや大きく、隙間ができてしまい、必要とする騒音軽減を得ることができないことが考えられます。そうは言っても、こうした耳につける睡眠サポートデバイスはサイズによって人を選ぶのですが、ヘッドホン型なら多くの人に対応できそうなアイデアだと思います。

専用アプリ1
専用のアプリがあり、睡眠を測定・分析、さらには睡眠改善のための提案までしてくれるようです。測定や分析までは、多くのスマートウォッチ系デバイスのアプリでもあるものなので、慣れている人は違和感なく使えるのではないでしょうか。睡眠の評価や、覚醒/レム睡眠/睡眠深さなどがグラフで視覚的に分かります。提案はどのレベルまでの提案なのか気になるところではありますが、非常に興味があります。

専用アプリ2
オーディオライブラリも搭載しており、雨音や火が燃える音、ビーチの波の音などのプリセットなどによる安眠サウンドやホワイトノイズなどによるノイズマスキングとしての使い方ができます。さらに、ガイド付きのリラクゼーション・エクササイズや音声のコーチングプログラム機能なども使えるようです。ここでは、睡眠クリニックの認知行動療法(CBT)治療の中で使われるコーチング内容が使えるようになっています。

今後、アップデートで目覚まし機能も実装されるようです。これは是非欲しい機能ですね。耳を塞いでしまうので、スマホのアラームなどが聞こえにくくなってしまうので、あると非常に助かる機能だと思います。

Kokoonでできること、まとめ

【リラックス】
雨音や火が燃える音などの自然環境音が入ったオーディオライブラリによるヒーリングで、入眠しやすくする。

【プロテクト】
一般的なヘッドホンとはやや異なる、二段構造のようなイヤーパッドによる騒音軽減や、ホワイトノイズによるノイズマスキングなどで、睡眠を邪魔する嫌な音を減らすことができる。

【睡眠品質改善】
搭載する脳波センサーやモーションセンサーによる正確な睡眠時のモニタリングが可能で、分析や提案までしてくれる。また、睡眠がしやすくなるような音声コーチングプログラムなどのガイド機能まであり、ただのモニタリング機能だけではない充実さ。

価格など

海外のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」では既に目標金額を達成しており、既に出資者の元へ製品が届き、フィードバックまで来ているようです。8,000人以上の支援者がいて、約2億円も集めたそうです。それだけ快適な睡眠を求める人が多いのでしょう。

日本ではクラウドファンディングサイト「kibidango」で2021年4月29日まで出資を募っており、超早割価格(22%OFF)で32,000円、早割価格(17%OFF)で34,000円、特別価格(12%OFF)では36,000円となっています。記事執筆時点(3月8日11時)では、超早割価格が20個中残り5個となっています。興味がある方はお急ぎください。達成後に日本で発売されるかは不明ですが、この割引価格で購入できるのは支援者募集の今だけです。

なお、クラウドファンディングですので、達成できなかった場合のリスクもあります。十分に内容を把握した上で支援することを推奨します。いち早く欲しい方は、公式サイトから349.99ドル(約37,940円)で購入が可能です。最後まで手続きは進めていませんが、カートに入れて先に進んだところ、Shipping addressにJapanが選択できたので、日本への発送もできると思います。

ヘッドホン型というのは非常に珍しいですが、脳波センサー搭載というのはとても興味がそそられます。実際のところ、今までのウェアラブルデバイスによる測定は光学センサーによる測定が一般的で、どれだけ正確なのか、寝ている間は知覚できないのでわかりませんでした。「1回だけ目が覚めたしグラフと一致しているから、おそらく正しいだろう…」という感じですね。脳波センサーでしっかりと処理出来るのであれば、光学センサーよりもより正確な測定に期待ができます。あとは、装着感がどれだけ自分に合うかですね。私は低反発枕を使用しているのでホテルのような柔らか枕に変える必要がありますが、変えて使ってみたいですね。

関連リンク

Kokoon(公式ストア)
Kokoon|より深く快適な睡眠を。EEG脳波センサー搭載の快眠デバイス(kibidango)

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コメント

  1. 匿名 より:

    睡眠改善デバイスって色々あるけど体に装着するものは違和感すごくて続けられないのよね。首に装着するデバイスを過去にクラウドファンディングで手に入れたけど付けたら寝られなくて2度と付けてないわ。
    無呼吸を測定する機器も付けたことあるけど違和感凄くて寝られなくて測定できなかった。
    体に何か付けて寝られている時点で深い睡眠とれてるよきっと。