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Google Nest Audio / Chromecast with Google TV - 音質に力を入れたおしゃれなスマートスピーカーと久々のChromecastニューモデル

アイキャッチ画像
こんにちは、ゆないとです。先日、Googleは5Gサービスに対応した最新のスマートフォン2機種を発表しましたが、それと同時にスマートホーム関連の製品を2機種発表しています。スマートフォン2機種については、既に紹介記事を掲載済みですのでぜひご覧ください。
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今回はスマートホーム関連のデバイス2機種を紹介します。1つはスマートスピーカー「Google Nest Audio」で、スタンダードでコンパクトなGoogle Nest Miniとは異なり、大きめな筐体にパワフルなスピーカーを搭載した最新モデルです。もう1つは待望のChromecastの最新モデル「Chromecast with Google TV」です。今までは画面をキャストすることしかできませんでしたが、こちらは本体にAndroid TV OSが搭載された、約5,000円の製品です。

1. Google Nest Audio

スペック

  Google Nest Audio
カラー Chalk、Charcoal
CPU クアッドコア A53 1.8GHz、高性能MLハードウェアエンジン
ネットワーク IEEE
802.11b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
電源とポート 30W 24V、DC電源ジャック
スピーカー 75mmウーファー、19mmツイーター
センサー 静電容量式タッチセンサー(タッチエリア×3)、高感度マイク ×3、
サイズ 175 x 124 x 78mm
重量 約1.2kg

カラーは白系のChalk(チョーク)と黒系のCharcoal(チャコール)です。名称の通りChalkは灰色に近い白、Charcoalは炭のような黒になっています。どちらもGoogleのスマートホームデバイスシリーズでおなじみのカラーです。

CPUにはCortex A53を利用したクアッドコアCPUを搭載しています。どのメーカーのCPUか記載はありませんでしたが、MediaTek製とかでしょうか。ネットワークはIEEE802.11 b/g/n/ac、Bluetooth 5.0に対応しています。スマホなどとリンクするBluetoothスピーカーといった使い方もできるのでBluetoothが搭載されています。

電源ポートはDCジャックで、外部電源を接続して使用することになります。

スピーカーには75mmのウーファーと19mmツイーターを搭載しています。ウーファーとツイーターにわかれることにより、分離感の良さに期待ができそうですし、クリアでパワフルなサウンドが実現されていると思われます。

操作はタッチ式で3箇所のタッチエリアがあります。また、Google Assistantによる音声認識向上のため、3つの高感度マイクを搭載しています。

少し気になるのは、外部電源アダプタを入れない状態で約1.2kgという重さです。頻繁に動かすような製品ではないと思いますが、製品画像の「見た目」の割に重いような気がしてしまいます。

外観

NestAudioの本体画像
すぐに似た形状のものを思い出せませんが、何かの容器のような形状をしています。ファブリック調でガジェット感や近未来感のあるデザインではなく、部屋のどこに置いてもすっと収まりそうな、シンプルなデザインになっています。LEDも搭載され、音声入力待機中や音量変更などの際に点灯するようになっています。

NestAudioの背面画像
背面には、物理的なミュートスイッチとDC電源ジャックが配置されています。ジャックの位置はやや端に寄っていますので、配線しやすそうですね。

NestAudioの内部画像
大きなサイズのウーファーと、小さなツイーターを内蔵しています。その他、内部のフレームなど本体の70%はリサイクル可能なプラスチック素材が使用されています。この製品だけではなくて、同時に発売されたスマートフォンなども含めて、昨今の環境に配慮する流れに合わせて再生可能な素材を採用しているところが特徴です。

NestAudioのサイズ感
サイズ感としてはこのような感じです。やはりGoogle Nest Miniよりは大きく存在感がありますね。ただし、2種類のスピーカーを搭載するなど音質を意識した仕様になっており、迫力ある音に期待が持てるサイズ感です。

その他の色
日本では、チョークとチャコールの2色展開ですが、アメリカのGoogleストアでは「Sand(桜色)、Sage(淡緑色)、Sky(淡水色)」も存在しています。

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2. Chromecast with Google TV

スペック

  Chromecast with Google TV
カラー Snow、Sunrise、Sky
OS Android TV OS
CPU Amlogic S905X2
RAM 2GB
ストレージ 8GB
入出力 USB Type-C(電力用)、HDMI(一体型)
出力可能解像度 最大 4K HDR、60FPS
ビデオフォーマット Dolby Vision、HDR10
オーディオフォーマット Dolby Digital, Dolby Digital Plus, Dolby Atmos (pass-through)
ネットワーク IEEE802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth
Video Remote(リモコン)スペック Bluetooth、IR搭載、Google Assistant用マイク、乾電池式、加速度センサー
サイズ Chromecast(本体):162 x 61 x 12.5mm
Video Remote(リモコン):122 x 38 x 18mm
重量 Chromecast(本体):55g
Video Remote(リモコン):63g

カラーは「Snow(白)、Sunrise(桜)、Sky(淡水色)」の3色が用意されています。前モデルのChromecastでは白と黒のみだったので、ポップなカラーになりました。

OSには「Android TV OS」が搭載されています。そうです。これ単体で(Android TVがインストールされたテレビでなくても)Android TVのシステムを利用できます。今までのChromecastではスマホなどの画面を飛ばすことしかできませんでしたが、こちらにNetflixなどのアプリを入れて使えます。キャストする場合だと再生しているのは結局スマホなどのデバイス側なのでバッテリーが減ります。こちらはその心配もありません。

CPUやRAM、ストレージについては製品ページに記載がなく、xda-developersの情報です。この製品には「Amlogic S905X2」というCPUが使われているようです。調べてみるといくつかのAndroid TV Boxに採用されていました。詳細なスペックは不明ですが、こうしたメディア再生程度の使い方に合ったものということでしょう。RAMは2GB、ストレージは8GBという構成になっているとのこと。最近のスマホなどと比較すると少ない容量に感じますが、家でオフライン再生することは無いでしょうし、ストリーミングでしか使わないと思うので不便に感じることは無いと思います。

入出力ですが、本体と一体化したHDMIケーブルと電力を確保するためのUSB type-Cポートが備わっています。電源はACアダプタをコンセントに挿して使う形式です。モニターから電力を得るのは難しいんでしょうか…。そうなれば無駄にケーブルが増えず便利なのですが。

出力可能な解像度は最大4Kで、HDR再生や60FPSまでのリフレッシュレートに対応しています。約5,000円の価格で4K対応しているのはすごいですね。前モデルの4K対応したものが1万円前後だったと記憶しているのですが、Android TV OSも搭載して4K対応と、とてもお得に感じます。オーディオフォーマットはDolby Digital, Dolby Digital Plus, Dolby Atmosに対応しているため、対応製品で臨場感あふれる体験ができると思います。

ネットワークはWi-Fi 5に対応しています。ストリーミングするには十分な速度が出せると思いますが、せっかく4Kに対応しているので、5GHz帯で通信するかWi-Fi 6対応していたら快適そうですね。Bluetoothバージョンは記載されていませんでした。

Video Remoteというリモコンも付属しています。乾電池2本で動作し、加速度センサーやGoogle Assistant用マイクが搭載されていて、音声検索などに使うことができます。

外観

Chromecastの本体画像
前モデルは円形でしたが、今回は楕円形に近い形状をしています。これに似た「ちくわなどの練り物」を思い出しました。似てません?そして一体化したHDMIケーブルがついています。この画像の製品の色はSnow(白)です。

Chromecastのモニター取り付け
モニターにはこのように取り付けます。HDMIケーブルは平べったく柔軟性がありそうですね。

ChromecastのVideoRemote
そして同梱のリモコン「Video Remote」はこのようなサイズ感です。結構小型で操作しやすそうです。Chromecast本体に近いサイズになっています。この画像のカラーはSkyとなっています。

ChromecastのVideoRemoteボタン画像
リモコンにはGoogle Assistantが起動できるボタンや、下部にはYouTubeやNetflixのボタンがあることがわかります。わざわざホーム画面から選ばなくとも一発で起動ができて便利かもしれません。

Chromecastの電池
リモコンは乾電池2本で動作するようになっています。おそらく使用電力はとても少ないので、乾電池のほうが長期間使えて便利でしょう。

この他の特徴として、YouTubeやNetflixの動画をプラットフォームに関係なく横断検索して、その結果を1つのページで表示ができるようになっているようです。

また、米国では2021年前半に、ゲームストリーミングサービス「Stadia」もサポート予定とのことです。

3. 価格など

「Google Nest Audio」の発売日は10月15日を予定しており、現在予約受付中です。価格は税込11,550円となっています。

残念ながら、Chromecast with Google TVの方は日本での販売が決まっていないらしく、日本語の製品ページも存在しておりません。アメリカのGoogleストアでは、49.99ドル(約5,255円)で発売予定です。もしすぐにほしい方は転送サービスなどを利用して購入するしかありません。

今年のGoogle新製品の発表は多くありませんでしたが、久々のChromecast新製品だったり、Nest miniやNest Hub Maxの間を埋める存在で、音質に注力したNest Audioなど、需要の高い部分にピンポイントで新製品を出してきた、という感じでしょうか。

個人的にはChromecast with Google TVがとても魅力的に感じています。Android TV Boxは意外とサイズが大きく、かと言ってAndroi TV搭載テレビを導入するほどでもないという気持ちの自分にとって、モニターの裏に隠して目立たずにAndroi TVが楽しめそうだからです。Chromecast with Google TVの発売にも期待したいものです。

4. 関連リンク

Google Nest Audio:Googleストア(日本) 製品ページ
Chromecast with Google TV:Googleストア(アメリカ) 製品ページ
Google Chromecast with Google TV is a cheap streaming TV stick for $50:xda developers(CPU情報元)

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