Teclast T40 Air － Teclastの上位クラス「Tシリーズ」の最新Androidタブレット

TeclastがAndroidタブレット「T40 Air」を発表しました。この製品は8月14日現在、日本のAmazonでは販売されていません。また、先日紹介記事を掲載した「Teclast M50 Pro」とOS/CPU/RAM/ストレージ構成が同一なので、ちょっと差別化が難しいかな、という気もします。

ただし、細かい部分では「T40 Airのほうがちょっとずつ上」だったりしますし、「TeclastのTシリーズ」というのは同社の最上位に位置していますので、筐体の質感などはT40 Airのほうが上と思われます。

1.Teclast T40 Air スペック

スペック表

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記事冒頭でご説明した通り、「OS：Android 13、CPU：UNISOC T616、RAM：8GB（最大16GB）、ストレージ：256GB」というのはM50 Proと同じです。一方、ディスプレイは10.36インチで解像度2,000 × 1,200と、M50 Proよりも若干大きくなっています。

カメラについてはイン側が8MPとM50 Proの5MPよりも高画素数、アウト側の13MP+補助カメラというのはM50 Proと同じです。

バッテリーも7,200 mAhなので、M50 Proの6,000 mAhよりも大きいです。そのぶん筐体重量は少し重くなり、約460 g（M50 Proは約435 g）です。

と、いうことで、システムスペックはM50 Proよりも若干上、と言えなくもないですが、その差は大きいとは言えず、個人的にはバッテリー容量の差がもっとも実用性に影響するかな、と感じます。また、Widevineについてはメーカーサイト、AliExpress製品ページとも言及がありませんでした。

2.Teclast T40 Air 筐体

前面のベゼル幅は画像加工により実物よりも細くなっていますのでご注意ください。Teclastの悪癖と言いますか、必ずと言っていいほどこのように画像を「盛り」ます。しかし、これまでの実機レビュー経験に照らすと、筐体の品質は高いです。特にTシリーズは筐体が金属製で仕上げも非常に丁寧なので、「質感」という点ではM50 ProよりもT40 Airのほうが上だと思います。

筐体のディテール説明です。

各部名称です。レイアウトとしてはM50 Proに似ており、USB Type-CポートとSIM/microSDスロット、そしてイヤホンジャックも装備しています。また、両サイドに2つずつ、合計で4つのスピーカーを搭載しています。

スピーカーシステムにつけられた名称はM50 Proと異なります。M50 Proでは「Momentum Ⅲ」、T40 Airでは「Sweet 4」という名称です。両者の違いがどのくらい大きいのかはわかりませんが、ウインタブでは先日「Teclast T50 Pro」（Sweet 4システム搭載）の実機レビューをしていて、音質面では高く評価しています。

3.Teclast T40 Air 価格など

Teclast T40 AirはAliExpress内のTeclast Official Storeに製品ページがあり、8月14日現在の価格は333.32ドル（49,142円）です。今後実売価格が下がっていくと思いますが、現状の価格だと話にならないですね。

購入検討にあたってはM50 ProのAmazonでの実勢価格（2万円強）やT50 Proの実勢価格（3万円弱）が参考になると思います。スペックや筐体品質からみてM50 Proよりも若干高いくらいならOK、という感じでしょうか。

4.関連リンク

[PR]Teclast T40 Air：Teclast Official Store（AliExpress）