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Google Pixel 4a(5G) / Pixel 5 発表!- 5G対応で、ちょうどいいサイズとスペックが魅力のGoogle製スマホ

アイキャッチ画像
こんにちは、ゆないとです。今回は、9月30日に発表されたGoogleスマホの新モデル2機種を紹介したいと思います。1つは既に販売中の「Pixel 4a」の5G通信対応モデル「Pixel 4a(5G)」です。もう1つは、昨年同時期に発売された”Pixel 4”の後継モデル「Pixel 5」です。

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特にPixel 4a(5G)の方は、4G版のPixel 4aよりもサイズアップやバッテリー容量が増加し、CPUが5G対応モデルに変わってパワーアップしており、単なる5G対応で済ませていないのがポイントです。Pixel 5については残念ながら今年のフラッグシップCPU搭載ではありませんが、”丁度よい”という言葉が似合うようなデザインやスペックが特徴です。また、引き続き日本でも発売されるのが嬉しい限りです。

1. Pixel 4a with 5G

スペック

  Pixel 4a(5G)
カラー Just Black
OS Android 11
CPU Qualcomm Snapdragon 765G
RAM 6GB LPDDR4x
ストレージ 128GB
ディスプレイ 6.24インチ FHD+(2,340×1,080) OLED
カメラ リアカメラ:12.2MP(デュアルピクセル)、16MP(超広角レンズ)、デュアルピクセル位相差検出式AF、光学式および電子式手ブレ補正
フロントカメラ:8MP F値2.0
入出力 USB Type-C 3.1 Gen 1
SIMタイプ nanoSIM ×1、eSIM ×1
通信バンド LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71
5G Sub-6: 対応バンド n1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 28 / 40 / 77 / 78
ネットワーク IEEE802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
バッテリー容量 約3,800mAh(ワイヤレス充電非対応)
サイズ 153.9 x 74 x 8.2mm
重量 約168g

OSは最新のAndroid 11です。Googleデザインの製品のため、OSアップデートも最速で受け取ることが可能です。また、最低3年間のOSとセキュリティのアップデートが保証されています。

CPUにはQualcommの「Snapdragon 765G」という最新の700番台のミドルハイクラスを搭載します。末尾に”G”とつくだけあり、ミドルクラスCPUながらゲームも快適にできる仕様になっています。この他、Google独自の「Titan M セキュリティモジュール」も搭載します。

RAMは6GB、ストレージは128GBという構成のみです。元々”a”がつくPixelモデルは、それがつかないモデルのエッセンスを取り入れて低価格で提供しようというモデルでした。この製品もそれに該当しますが、RAMとストレージともに十分な量が搭載されています。

ディスプレイは6.24インチと、4G通信モデルに比べて0.44インチアップしています。アスペクト比は19.5:9のFHD+解像度のOLEDディスプレイを採用しています。

リアカメラはシングルカメラからデュアルカメラになりました。16MPの超広角レンズが追加されています。もう1つは12.2MPのデュアルピクセル仕様のカメラです。フロントカメラは変わらず8MPのシングルカメラでパンチホール式です。

入出力ポートはUSB Type-C 3.1 Gen1 のみで、オーディオジャックなどは搭載されていません。付属の充電アダプタで18Wの充電ができます。またUSB-PD2.0に対応です。

SIMタイプはシングルnanoSIMとeSIMに対応しています。eSIMサービスを提供しているところは限られるため、物理SIM2つでは無いのが不便に感じる場合もあるかもしれませんね。

ネットワークはWi-Fi 5とBluetooth 5.0に対応しており、その他、日本で発売されるモデルにはしっかりFeliCaを搭載しています。まだまだFeliCaによる決済方式はとても強いので欠かせない要素の1つです。これだけでもしっかりと日本の市場を意識してくれていることがわかります。

バッテリー容量は3,140mAhから3,800mAhへ増加しました。5G通信はバッテリー消費が多いと聞きますし容量増加は必須なのでしょう。 その分重量は25g増加し、168gとなりました。この重量であれば重さを気にせず持てるでしょう。

こうしてみると、同じモデル名とは思えないほど各要素がパワーアップしており、後述するPixel 5の”Pixel 5a”的位置づけのモデルなのではないかと感じるほどです。

外観

4a5gディスプレイ画像
ディスプレイ部分は最近では見慣れた構成で、左上部にパンチホール式フロントカメラが配置されています。エッジはフラットで動画コンテンツもストレス無く楽しめそうです。本体下部には微妙にベゼル領域がありますが、気になるほどではないでしょう。ディスプレイのガラスはCorningの「Gorilla Glass 3」です。上部のスピーカーもしっかり機能しステレオスピーカーとなっています。

4a5g背面
背面には指紋認証センサーが搭載されており、下部に”G”のロゴが配置されています。本体はソフトタッチ加工されたポリカーボネート製のユニボディになっています。背面カメラは正方形に近い形状をしており、左上に配置されています。

側面ボタン
ボタン類は右側面に配置されています。本体カラーは黒の1つだけですが、アクセントカラーとしてPixel 3aのPurple Ishのような薄い青の電源ボタンで、その下に音量調節ボタンが搭載されています。

2. Pixel 5

スペック

  Pixel 5
カラー Just Black(黒)、Sorta Sage(灰緑色)
OS Android 11
CPU Qualcomm Snapdragon 765G
RAM 8GB LPDDR4x
ストレージ 128GB
ディスプレイ 6.0インチ FHD+(2,340×1,080) フレキシブルOLED、最大90Hzリフレッシュレート対応、HDR
カメラ リアカメラ:12.2MP(デュアルピクセル)、16MP(超広角レンズ)、デュアルピクセル位相差検出式AF、光学式および電子式手ブレ補正
フロントカメラ:8MP F値2.0
入出力 USB Type-C 3.1 Gen 1
SIMタイプ nanoSIM ×1、eSIM ×1
通信バンド LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71
5G Sub-6: 対応バンド n1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 28 / 40 / 77 / 78
ネットワーク IEEE802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
バッテリー容量 約4,000mAh(ワイヤレス充電非対応)
サイズ 144.7 x 70.4 x 8.0mm
重量 約151g

Pixel 5の搭載OSもAndroid 11です。こちらも最低3年間のOSアップデートとセキュリティアップデートが保証されています。

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CPUはQualcommの「Snapdragon 765G」とPixel 4a(5G)と同じです。残念ながら、最新のSnapdragon 865+搭載とはならずミドルハイクラスのCPUが搭載されることになりました。そうは言っても”G”が付く700番台なので、スマホゲームの中でも高いグラフィック性能が必要なもの以外であれば困ることはなくフラッグシップ並の体感性能を得られることでしょう。

そして遂にGoogleスマホにもRAM 8GBが搭載されることになりました。他社フラッグシップではLPDDR5規格のメモリが搭載されていますが、Pixel 5の場合は1つ前のLPDDR4x規格です。いくらか速度は遅いですが、2019年代はこれがほとんどで体感ではそんなに気になりません。ストレージは128GBだけです。最近のスマホゲームはアップデートなどで意外と10GB近くになるものもあるので、上位モデルとしては心もとないかもしれません。しかし、写真や動画はGoogleフォトに入れればストレージは圧迫されませんし、ストリーミングサービスのオフライン再生は見たら消せば大丈夫、ですね…。

ディスプレイは最大90Hzのリフレッシュレートに対応した、6.0インチのパンチホール付ディスプレイです。アスペクト比は19.5:9で、FHD+解像度のOLEDを搭載します。HDRもサポートされているため、対応動画ではコントラストがはっきりとした視聴体験が可能です。

フロントカメラは8MPのパンチホール式カメラです。最近ではリアカメラに搭載される解像度とほぼ同じフロントカメラもよく見かけるようになりましたが、この製品では控えめです。リアカメラは12.2MPのデュアルピクセルレンズと16MPの超広角レンズのデュアル構成です。デュアルピクセルによる位相差検出式AFや光学式および電子式手ブレ補正を搭載しており、Googleらしい写真撮影が可能になっています。

入出力はUSB Type-C 3.1 Gen1のみです。こちらもオーディオジャックは搭載されていません。SIMもシングルnanoSIMとeSIMという構成を採用しています。

ネットワークはWi-Fi 5にBluetooth 5.0です。最新とは言えませんが、まだまだメインストリームな方式なので安心して使えます。もちろんFeliCaも搭載です。Android 11との相性が気にはなりますが、メイン端末として採用できる一因になるでしょう。

バッテリーは4,000mAhと大容量です。充電は付属のアダプタで18W急速充電が使用できるので、大容量ではありますが比較的速く充電ができます。

ディスプレイが6.0インチということでPixel 4a(5G)よりも少し小型になっています。その分重量が151gと最近のスマートフォンの中では軽量です。材質も金属素材を使ってはいますが、そうとは思えない数字に思えます。

今年のGoogle製スマートフォンは第一線で輝くスペックではありませんが、ミドルハイクラスのスペックと、6.0インチという小さすぎず大きすぎないサイズ感で、多くの人の目に留まる”丁度よい”感覚の製品に思います。

外観

5ディスプレイ
ディスプレイの見た目はPixel 4a(5G)と変わりませんね。左上のパンチホールに上部ベゼル端にスピーカーグリル、下部ベゼルは少しだけあるように感じます。エッジはフラットで操作しやすいと思います。違いと言えばガラス素材がCorning「Gorilla Glass 6」であることです。そのため落下時の耐衝撃性能は向上しています。

5背面
背面です。指紋認証センサーと”G”のロゴがあり、左上にデュアルレンズが配置されています。ちらっと端に見切れているのが4a(5G)です。画像ではわかりにくいですが、よく見るとPixel 5のほうは微妙に模様のようなものが入っています。製品ページに多くの画像がありますので、確認してみてください。

ワイヤレス充電
Pixel 5はワイヤレス充電およびリバース充電が可能です。実はPixel 5が少し「すごい」ところがあります。それはアルミ素材のボディにもかかわらずワイヤレス充電に対応していることです。通常、金属素材ではワイヤレス充電を導入できません。

5の画像
Pixel 5はアルミフレームのボディですが、表面が極薄のレジンで覆われているようです。そして、ワイヤレス充電のコイル部分のみ、アルミボディの一部に穴を開けて配置をすることで、金属ボディなのにワイヤレス充電対応を実現しています。また、前モデルのように背面にはガラスを使っておらず、割れにくく頑丈な筐体になっています。そのため、背面と側面につなぎ目がなく持ちやすい上、触り心地も良くなっているそうです。ぜひ手触りを体験してみたいですね。

防水対応
また、防塵(IP6Xなど)には言及されていませんが、IPX8に準拠した防水性能がありますので、水濡れにも安心です。前述の通りユニボディのおかげで防水仕様にもしやすかったのかもしれませんね。

カラー
カラーはGoogleの洒落が効いているネーミングでお馴染みですね。Pixel 5では黒の「Just Black」と緑の「Sorta Sage」がラインナップされています。Just Blackは「真っ黒(ぴったり黒)」で、Sorta Sageは「まぁまぁセージ」という感じでしょうか。GoogleはAndroidバージョンのコードネームにお菓子の名称を付けていましたが、最近ではそれもしなくなったようなので、次はこのような遊び心を発揮しているのかもしれません。

3. 新要素など

ポートレイトライト
Pixelシリーズと言えばやはりカメラです。追加された要素と言うと、まずはポートレート撮影で、被写体に影があたってしまってもライトを照らして光量を補うことができるようになりました。

光源移動
また、元々、後からGoogleフォトで明るさの調節ができますが、追加の光源を仮想的に置いて、当たる位置や光量を補うということができるようになっています。

パン操作
さらに、動画ではパン操作(前後左右に平行移動)ができ、おしゃれでクオリティの高い動画が撮影しやすくなっています。

その他、スーパーバッテリーセーバーというバッテリープランで、最大48時間バッテリーが持続する機能も搭載されています。

4. 価格など

どちらも10月15日より、Pixel 4a(5G)は税込60,500円、Pixel 5は税込74,800円となっています。Googleストア他Softbankなどで発売予定です。

今回Googleはフラッグシップモデルは出さずミドルハイクラスのスペックにまとめ、各モデルで容量違いやサイズ違いを用意するという形式ではなくそれぞれ1種類だけを発売することになります。外部ストレージなどで容量の拡張はできないため、128GBでやりくりできるか、という点が悩ましいですが、自分のスマホライフに合わせてPixel 4a(5G)かPixel 5かを選択することになるので、選びやすさはあると思います。

最近は価格が10万円を超えるか、反対にサイズやスペックを下げて5~6万円前後で出ている製品が多い印象ですが、今回のPixelシリーズは6~7万円前後で何をするにも丁度よく満足度の高いスペックやデザインで、たくさんのユーザーに満足してもらえそうな立ち位置と感じます。また、フラッグシップでなくてもGoogleのサービスは満足に使えるんだよというメッセージのようなものを個人的には感じました。

個人的にPixel 5はとても魅力的に感じた製品です。是非手に入れて、ここで紹介できたらな…と期待しています。

5. 関連リンク

Google Pixel 4a with 5G(製品ページ)
Google Pixel 5(製品ページ)

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コメント

  1. 匿名 より:

    4aも5も小見出しが「Pixel 4a with 5G」になってる~

  2. 匿名 より:

    今回googleさんは日本先行ですか
    しっかり意識してくれてるのは有り難いです
    ついでといってはなんですが
    時計の中でコケが生えてきそうなフェリカを開放してくだされ・・・