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FIFINE H8 スタジオモニタリングヘッドフォン レビュー ー 原音を忠実に再現できるモニターヘッドフォン、4,000円台で購入できます

FIFINE H8 レビュー
FIFINEのスタジオモニターヘッドフォン、「H8」のレビューです。原音に忠実な音を再現できる製品で、Amazonでは4,000円台と手に取りやすい価格に設定されています。動画配信やゲームをプレイする方、また音楽や動画を楽しみたい方にもおすすめです。

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ここがおすすめ
・モニターヘッドフォンとしては手に取りやすい価格
・原音に忠実かつクリアなサウンド
・オーディオケーブルは3.5mmだけでなく、6.35mmも付属
・軽量で長時間装着しても気にならない

ここがイマイチ 
・防水非対応
・筐体の品質は価格なり。高級感は感じられない
・キャリングケースがほしかった
販売サイトはこちら
FIFINE スタジオモニタリングヘッドフォン H8:Amazon

1.モニターヘッドフォンとは

このレビューを担当することになって、改めて「モニターヘッドフォン」という製品の製品性を確認してみました。どのようなものなのか簡単にご説明します。

音楽・動画再生用のイヤホンやヘッドフォンでは製品によって高音や低音を強調している場合がありますが、モニターヘッドフォンではあえてすべての音域を「フラット」にチューニングすることで原音を忠実に再現できるのが特徴です。

ミュージシャンなど音楽に関わる仕事をしている場合、正確な音をモニタリングする必要があり、そのような場面で活躍するのがモニターヘッドフォンになります。

2.製品概要

スペック

  FIFINE H8
接続 有線
ドライバー 50 mmダイナミックドライバー
再生周波数帯域 20Hz~2,0000 Hz
インピーダンス 32Ω
サイズ 20.1×16.6×9 mm
重量 256g

コメント

モニターヘッドフォンは様々なメーカーが販売していて、非常に高価な製品もありますが、FIFINE H8は4,000円台で購入できます。

有線接続専用(Bluetoothには対応しません)で、再生周波数帯域が20Hz~2,0000 Hzなのでハイレゾ対応ではありません(ハイレゾ音源の再生は可能)が、50 mmという大型ダイナミックドライバーを採用することによって原音に忠実かつクリアなサウンドを実現しています。

モニターヘッドフォンという製品の性質上、私達が普段使っている音楽鑑賞用のイヤホン・ヘッドフォンとは異なり、(密閉型なので)アクティブノイズキャンセリング機能はなく、イコライザーなどの設定ができる専用アプリは用意されていません。

マイクも内蔵していないので、動画配信やテレワークなどの用途で使用する場合はPCやスマホ・タブレットに搭載されているマイクや外付けのマイクが必要です。

3.筐体

FIFINE H8 付属品
付属品はマニュアル(日本語表記あり)、3.5 mmプラグ – 3.5 mmプラグのカールケーブル、6.35 mmプラグ – 3.5 mmプラグのカールケーブルです。6.35 mmジャック(=標準ジャック)はオーディオマニアではない方(かのあゆもその一人です)にはなじみがないかと思われますが、オーディオ専用機器ではよく見られる規格です。

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FIFINE H8 前面
筐体です。一般的なオーバーイヤー型のヘッドホンとして典型的と言えるデザインです。

FIFINE H8 左側面

FIFINE H8 右側面
ヘッドフォン本体には笑顔をイメージしたフェイスマークがデザインされています。

素材はプラスチック製です。質感は決して高いとは言えず、この点はちょっと残念に感じられましたが、価格が価格なので仕方のないところでしょう。しかし、逆に考えるとキズを気にすることなくリュックやバックに突っ込めるので、人によってはそちらのほうがメリットと感じられるかもしれません。

FIFINE H8 下部ポート
本体下部側には3.5 mmイヤホンジャックがあります。

4.使用感

装着感

FIFINE H8 装着例
昔からずーっとインイヤー型のイヤホンを使ってきたので、耳を完全に覆うオーバーイヤー型のヘッドフォンは装着感が好みではなかったのですが、FIFINE H8は軽量なプラスチック素材を採用していることもあって、長時間装着しても不快に感じることはありませんでした(1~2時間程度連続使用しても耳が蒸れることはありませんでした)。

密閉感も高く、アクティブノイズキャンセリング機能は備わっていませんが、比較的騒音が多いオフィスビルのロビーで使用しても周りの音を気にすることなく音楽に集中できます。ただ、歩きながら音楽を楽しむ場合、周りの音が聞こえにくくなるのでボリュームを絞るなどの対応が必要です。

音質

個人的には普段聞いているのが60~70年代の洋楽ロックなので、低音がズンズン響くようなチューニングが好みなのですが、FIFINE H8はすべての音域がフラットに鳴るように調整されています。モニターヘッドフォンという製品としては正しいチューニングですね。

価格が手頃なので、音が薄っぺらくて無個性になってしまうのでは・・・とレビュー前に予想していたのですが、元の音源「本来の」雰囲気をそのまま、忠実に再現している上に音質もクリアで、いい意味で期待を裏切ってくれました。

「原音に忠実なチューニングを実施している」ということで、普段再生している曲をFIFINE H8で聞いてみると他社ワイヤレスイヤホンでは埋もれてしまっていた音も聞こえてきて新鮮でした。

5. まとめ

FIFINE H8はAmazonにて4,860円で販売中ですが、製品ページに620円OFFクーポンがありますので4,240円で購入できます(6月30日まで)。モニターヘッドフォンという製品自体、今回のレビューでその存在を知りましたし、有名メーカーの製品だと非常に高価なものがあるので、正直なところ音質に関しては「価格なりなんだろうな・・・」と思っていたのですが、音質もクリアで素晴らしく、とても気に入りました。

音楽・動画編集のプロフェッショナルの方なら物足りなさを感じるかもしれませんが、趣味で動画配信などをされている方にはいいと思いますし、価格も手頃なのでモニターヘッドフォンを初めて購入する方にもおすすめできます。

もちろん音楽・動画の鑑賞やゲームといった用途でもでもクリアなサウンドを楽しめるので、「普通のヘッドフォン」としてもおすすめです。

外に持ち出す際はポケットに入るワイヤレスイヤホンの方がなにかと便利なので、自宅でゆっくりゲームや動画・音楽を楽しむ際に使いたいなあ・・・と考えています。

6.関連リンク

FIFINE スタジオモニタリングヘッドフォン H8:Amazon

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