Rakuten Mini レビュー - もうこれでお財布はいらない。79gの軽量小型スマホで真のキャッシュレスを実現!(実機レビュー)

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こんにちは、ゆないとです。今回は、先日から本体価格1円キャンペーンで話題になっている「Rakuten Mini」を購入してみたので実機レビューをお届けします。Rakuten Miniは、今年の4月から正式サービスが開始し、au,docomo,Softbankと同じMNOの仲間入りを果たした、楽天モバイルから発売されている小型スマートフォンです。

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このキャンペーンでは、新規・MNP・旧楽天モバイルからの変更のいずれかで、契約プランであるRakuten UN-LIMITとスマートフォン本体であるRakuten Miniをカートに入れて申し込み手続きをすることで、本体代金が1円になります。また、このプランは先着300万人まで1年間無料となるので、オプションに加入しない限り「事務手数料の3,000円プラス本体代金1円」の3,001円で購入ができるようになっています。キャンペーンは6月17日の8:59までです。

この製品は非常に小型で、正直サブ端末としても常用は厳しいと個人的に感じていますが、「ある用途においてこのタイミングであれば」待ち望んでいたスマートフォンと言えそうです。

1. スペック

スペック表
OSは”Android 9”なので、1つ前のバージョンですが、UIは小型スマートフォンのためかカスタマイズされています。ホーム画面のレイアウトとしては同じく小型スマホのPalm Phoneに似ています。

CPUは「Snapdragon 439」とエントリー向けのものが搭載されています。Antutu(v8)では約9万点なのでゲームには向きませんが、ブラウジングであればなんの問題もないでしょう。エントリー向けとしては良い選択だと思います。

RAMとストレージはそれぞれ、3GBと32GBです。エントリー向けだからと片付けてしまうのもアレなのですが、最近ではエントリー向けでも4GBは当たり前になってきているので物足りなくも感じます。しかし、予想される用途を考えれば、この程度で十分でしょう。

ディスプレイは3.6インチで、TFT液晶を搭載しています。解像度はHDで1,280×720となっています。5インチ台も少なくなってきた近頃では滅多に無い3インチクラスの大きさは驚きますね。ウインタブでもレビューした小型タフネススマホ「CUBOT KINGKONG MINI」でも4インチでしたから。

SIMはeSIMのみと挑戦的ですが、これだけ小さければSIMスロットの搭載も厳しいのかもしれません。eSIMは、マイページなどからダウンロードして使います。通信ができることに変わりはありません。

Wi-Fiは5GHz帯も使えて、Bluetoothは5.0と比較的新しいです。ネットワークに関しては気兼ねなく使えそうですね。

入出力はUSB Type-Cのみ。イヤホンジャック等はありません。イヤホンジャックは結構スペースを取るはずですので、このサイズの製品では窮屈になってしまうのでしょうか。

カメラは、フロントとリアに1つずつでそれぞれ、500万画素と1,600万画素です。

バッテリーは約1,250mAhとなっていて、小型なもののその容量で問題ないのか心配になります。特に最新モデル等に触れている私としては、4000mAhも普通になってきているのでなおさらです。

重量は約79gと100gを切っています。本当にどの項目も小さいですよね。

2. 外観

付属品
付属品はこれだけ。ACアダプタとUSB Type-Cケーブルと3.5mmジャックの変換ケーブルと、見開きの簡易説明書だけでした。外箱と一緒に初期設定マニュアルとeSIM設定マニュアルが同梱されていました。

持ってみた。
持ってみると本当に小さい。重量も79gなので「スマホを持っているのか」と違和感があります。ピッタリと手に収まる大きさになっていることがわかります。普段は206gのOnePlus 7 Proを持っているのでなおさら差を感じます。

ディスプレイ部分
ディスプレイ部分です。ベゼルがあるように見えますが、初めからスクリーンプロテクターが貼り付けてありました。ただ、フロントカメラ周辺が少し剥がれていたため、私は剥がして使用しています。実際にディスプレイを点灯して見てみると、左右のベゼルはとても狭くなっていて、上下のベゼルのみ太くなっています。そのため小型ではありますが、今では懐かしい「上下ベゼルが太い時代のスマホをそのまま小さくしました」という印象があり、ある意味スタイリッシュに見えます。

バックパネル
背面です。ラインナップされているカラーは3種類で、黒・白・赤があります。現在、赤は売り切れのようですが。私が購入したのは黒です。光沢があり結構指紋が目立ちます。光の当たり具合で縦に光のラインが入って見えるおかげで、想像以上に高級さを感じてしまいます。もともとは1万円弱という価格の製品なので、おもちゃ感は全く無いのが良いところ。良い意味で「スマートフォン」だとバックパネルを見て思いました。また、メーカーロゴが”R”なのも良いですね。もし、”Rakuten”だったりしたら、せっかくの結構高級感あるデザインの良さが薄まってしまっていたかもしれないと思っています(個人の見解です)。

上部の側面
こちらは上部の側面。特に何もボタンやポートはありません。背面同様、側面も光沢感のある加工がおしゃれです。

下部側面
下部側面は、USB Type-Cポートとスピーカーが搭載されています。この画像ではわかりづらいですが、右側の端にストラップホールが空いています。ガラケー以来で久々に見た気がします。このくらいの大きさと軽さであれば、ストラップをつけて首に提げて持ち運ぶのも良いですね。

左側側面フレーム
左側の側面は、上部と同じくボタン等はありません。こうしてみるとディスプレイ・側面フレーム・バックパネルがそれぞれ貼り合わされていることがわかります。このあたりは低価格なモデルなだけあり、ユニボディーやユニボディーライクな見た目とは異なります。

右側側面フレーム
右側面には、ボリュームキーと電源ボタンが搭載されています。十分な大きさで小型な本体でもしっかりと捉えることができます。

カメラ部分周辺
上部ベゼルには、カメラとスピーカー、センサーがあります。上部のスピーカーは通話用です。また、生体認証はこのフロントカメラで読み取る顔認証のみに対応しています。

3. 使用感

ディスプレイ

ディスプレイと文字
HD解像度ですが、この大きさでは結構キレイに見えます。問題なくブラウジングやTwitterを見ることが可能ですが、やはり長時間だと少々目が疲れるかもしれないと感じました。ただホーム画面のUIもアイコンが主体のデザインですし、フォントも大きくすれば表示領域は減るものの見やすくなります。そうは言っても、やはり常用するのは少し厳しそうで、あくまでもさっと取り出して通知確認程度に使うのが良いかなと思います。

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スピーカーと音質

フロントにもスピーカーは付いていますが、こちらは通話用で、下部側面のスピーカーがメディア用のスピーカーです。音質は可もなく不可もなくといった印象で、動画を見るぶんには問題ないクオリティだと思います。低音はあまり強くなく弱々しい感じではあるため、これで音楽を楽しむことは厳しいと思います。唯一気になった点として、最低音量でも通知音が結構大きく、不意に鳴るとビクッとしてしまいます。私は「お財布」としてしか使用するつもりはないため、常にサイレントモードにしていますが。

バッテリー

バッテリーの減り具合
バッテリー持ちは良いとは言えません。初期設定時30分ほど使用しましたが、10分程度で2%程減っていることもありました。その後、他のアプリの初期設定やブラウジング、1回だけベンチマークをインストールと実行をしたところ、約40〜50分程度で20%減りました。スリープ状態ではほぼ減らないので、やはりメインとして使うことはできず、使い方によってはサブでも厳しいかもしれません。

充電

充電中のLEDインジケーター
最近はフルスクリーンスマホを使用していたので、久々にLED通知ランプを見た気がします。充電中は赤で点灯しています。バッテリー容量が1,250mAhなだけあり、すぐに充電が完了する印象です。詳細な数値はわかりませんが、急速充電に対応しているACアダプタであればすぐに充電ができるでしょう。

データ通信と回線速度

データ残量と各回線
これはプリインストールされている楽天モバイルアプリのマイページです。ここで契約内容やデータ残量を確認できます。自分のいる場所が楽天回線エリアであれば左側の表示で、楽天回線エリア外のauローミングエリア内であれば右側の表示になります。私の住んでる家は楽天回線エリアですが、家の外に出ているときは楽天回線で通信をしている時があるものの、家の中ではパートナー回線エリアであることが多いなと感じます。パートナー回線での通信は最大5.0GBまでで、楽天回線であれば無制限です。5GHz帯でのWi-Fi通信もできますので、家ではWi-Fiで問題ないでしょう。

通信速度の測定結果
また、通信速度はこんな感じです。楽天回線を掴んだ時にちょくちょく測定をしていますが、ほぼこのくらいの速度です。ゲームや動画を見ないのであれば十分すぎる速度でしょう。体感では遅いと感じたことはありません。ただ、auローミング回線でも「Rakuten」と表示されるようなので、この点は注意が必要かと思います。通知バーの表記も特に変わることはありませんでした。気にしない人にとってはどうでも良いですが、ガジェオタ的な立場では、楽天回線かパートナー回線になったのであればそれがわかる表示にしてもらえると、見るだけでも楽しくなるのですが…

操作性や顔認証

操作性は悪くありません。タップの反応が遅れたり、タップに反応しないタイミングがあったりということはありませんでした。Snapdragon439搭載ということで、アプリインストールは少し時間がかかりますが、ブラウジングでのページ遷移や表示のスピードはサクサクで、カクついたり読み込みに時間がかかったりということはありませんでした。ストレスは無く結構満足です。

顔認証はAndroid 9.0のSmartLock機能が使われる「なんちゃって顔認証」です。手元にもうAndroid 9.0搭載端末がないので使えなくなっている可能性があり独自機能なのかもしれませんが、私の記憶ではSmartLockの顔認証はAndroid 10から塞がれていたはずなので、これはSmartLockのものでしょう。フラッグシップにあるような3D認証ではないので、マスクをしていてもロック解除されたりします。ただ認証速度はまぁまぁで電源ボタンを押してすぐホーム画面が開きます。

OTG機能について(2020年6月2日 追記)

コメントでOTG機能があるかという質問を頂きましたので試してみました。しかし、私はスマホにUSBフラッシュメモリを接続したり、マウスやキーボードを有線で接続することは全くありません。そのため、スマホとマウスやキーボードを繋げるケーブルが無く、USB Type-C同士でできる以下の方法で試しましたので、調べ方が正しいかどうかわかりませんが参考になりますと幸いです。

OTG
方法は、Rakuten Miniをホストにして、手持ちのOnePlus 7 Proのストレージへアクセスが出来ないか試しました。結果はRakuten Miniをホストにすることはできるようです。OTG接続が可能か調べることができるアプリをインスールして試したところ、画像の通りチェックはパスしてファイルマネージャーでもOnePlus 7 Proのストレージへアクセスできたことが確認できました。

OnePlus 7 Proの機能で「OTGストレージ」というものがあるので、それをONにすることでRakuten Miniがホストになりました。それを有効化しないとRakuten Miniはゲストととなり充電されてしまいます。これはスマホ同士なのでこうなったので、マウスやキーボード、外付けSSDなどを繋げるのであれば特に設定しなくてもホストになるのではないでしょうか。

注意ですが、私はスマホのOTG機能は全く使用しないため確認方法が間違っている可能性がありますので、ご了承くださいませ。

4. 性能テスト

Antutuスコア
参考:
nubia RedMagic 5G(Snapdragon 865): 610,070
nubia RedMagic 3S(Snapfragon 855+): 497,776
ASUS Rog Phone 2(Snapdragon 855+) : 487,784
Xiaomi Mi 9(Snapdragon 855): 414,693
Samsung Galaxy S10e SM-G9700(Snapdragon 855) : 410,899
Sony Xperia XZ2 Compact SO-02K(Snapdragon 845) : 289,484
Samsung Galaxy S8 SC-02J(Snapdragon 835) : 237,841
Huawei Mate 10 Pro(Kirin 970) : 210,485
Apple iPhone SE(Apple A9): 193,246
Blackview BV9800(Helio P70):188,265
Sumsung Galaxy A51(Samsung Exynos 9611) :184,566
UMIDIGI S3 Pro(Helio P70):179,103
CUBOT X20 Pro(Helio P60) :170,560
Smartisan U3 Pro(Snapdragon 660) : 167,968
Teclast M30(Helio X27) : 116,771
UMIDIGI Z2(Helio P23): 107,355
Ulefone Armor X5(Helio P23) :102,062
Xiaomi Redmi 6(Helio P22) : 83,181
OUKITEL WP5(Helio A22):75,720
CUBOT King Kong Mini(Helio A22) :74,165
KYOSERA Android One S4(Snapdragon 430): 68,802

9万点台ということで、Snapdragon439搭載製品としては、他の搭載モデルと近い結果となりました。結論、エントリー向けの性能ですね。具体的にはMediaTek製のHelio P22とHelio P23の間程度です。参考に記載はありませんが、同じSnapdragonで言えば、Snapdragon625に近い性能のようです。

蛇足ではありますが、いつの間にかPlayストアからAntutuがインストールできなくなっていました。Antutu公式からapkをダウンロードするか、他のアプリ配信プラットフォーム(Amazonアプリストアなど)からインストールするしかないのですね。

5.まとめ

6月17日まで本体価格1円キャンペーンが開催中です。興味がある方はキャンペーンページで確認をしてみてください。

私は長らくクレジットカードがメインで現金はほぼ使用しない人間でした。ただ、私が興味を持つスマートフォンはFeliCaを搭載していないことがほとんどで、キャッシュレスを実現するためには結局、FeliCa搭載端末をサブで持ち運ぶか、各種電子マネーのカードを持ち運ぶかのどちらかでしたので、非常に不便に感じていました(そもそもキャッシュレス環境が整ったお店が少なかったこともあります)。

そして個人の感想ですが、QRコード決済は「余計に手間を掛ける非常に面倒な手段で、何故普及したのかとても謎」だと思っていましたので、何度かQRコード決済を使ったことはあるものの結局はクレジットカードを使用することが多かったです。

事前に起動しておけば良いのは重々承知ですが、画面ロックを解除し、アプリを立ち上げ、場合によってはQRコードのページを移動し…と、この使い方に違和感を感じずにはいられず使っていませんでした。手順が多くてナンセンスです。画面ロックを解除してタッチ(Visaタッチ決済)か、何もしなくてもタッチ(Suica)こそ使えるキャッシュレス決済の方法ではないでしょうか。

最近ではVisaのタッチ決済に対応した店舗も一気に増え、クレジットカードもNFCさえ搭載していればスマホで支払いができるようになったので、私にとってはクレジットカード以外のキャッシュレス決済の手段が必要でした。具体的にはFeliCaを使用した決済です。

そこに舞い込んだように現れたのが1円キャンペーンです。この重量とサイズなら持ち運びは全く苦ではありませんし、Visaのタッチ決済とSuica、EdyがGoogle Payのアプリで管理できます。ひとまず勤務先である都内と私の生活圏内では、これらがあれば何の問題も無いため、非常に自分に向いた製品でした。これからもバッテリーの寿命が来るかサポートが続く限り使い続けていきたいと思っています。

6. 関連リンク(楽天モバイル)

Rakuten Mini キャンペーンページ
Rakuten Mini 製品ページ

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コメント

  1. 匿名 より:

    このキャンペーン大人気で在庫限りでもう手に入りにくいみたいですね。やっぱり端末がタダは大きいですね。
    昔は他のキャリアも端末安かったのに総務省が色々無駄なことしたせいで端末は高いし2年割も少なくなるし月額は高いままだし。

    • ゆないと より:

      やはり在庫限りなのですね。
      特に大きく書いてはなかったですが、最終日まで残るほど確保しているのでしょうか。
      確かに昔に比べたら高くなりましたね。楽天モバイルに関してはまず1年使用してみたいところです。

  2. 匿名 より:

    bluetoothテザリングを試しました。
    パートナーエリアで移動無し、YouTubeを流しっぱなしで10〜11時間持ちそうな感じでした。

    • ゆないと より:

      Bluetoothテザリングだと結構持ちそうな感じですね。まだ私は長い時間外出するほどの事がないので試してはいないのですが、Wi-Fiテザリングではあっという間に減ってしまいそうな予感はしています…

  3. 匿名 より:

    せっかくFeliCa積んでるのにマイナポータルAPインストール不可。
    電子申請するには画面が小さくて辛いし他の端末で可能なので私は困りませんが、TypeF非対応端末しか持っていない人には良い選択肢だと思ったのですがねぇ。

    個人的には画面外にナビゲーションボタンを追い出してほしかったなと。
    下ベゼル割と太めなのでそこに。

    • ゆないと より:

      確かに最近はナビゲーションボタンがディスプレイの外に出た製品は目にしなくなりましたよね。小型の端末なのでディスプレイをフルでつ可能であれば、外のほうが便利そうです。
      以前はセンサーキーや物理キーがありましたから。私が所有していたものだと、Motorola Photonでしょうか。懐かしいです。

  4. 匿名 より:

    この端末はUSBホスト機能(OTG)は使えますか?
    どのレビューをみても誰もOTGには言及していないのと、楽天公式に問い合わせても教えてくれないので使えるか試して欲しいです。

    • ゆないと より:

      コメントありがとうございます。
      こちらには画像が付けられないため、新たに記事に項目を追加しました。
      念の為、こちらにも記載しますが、OTG機能があるか試したところ、あると判断しても良いのではないかと思います。
      詳しくは記事をご確認していただければと思います。「3. 使用感」の一番最後の項目です。

      • OTGで質問した人 より:

        OTG機能の検証をしていただきありがとうございます。
        価格コムでも5chでもOTGについてはスルーで誰もやってる人がいなかったのでとても参考になりました。
        OTG確認アプリで対応しているならおそらく大丈夫かもしれません。
        大変助かりました。ありがとうございました。

        • 匿名 より:

          Typc-CなUSBハブを挿して確認してみました。
          デフォルトでインストールされている”Files”で”USB Storega”が見れ、ファイル名まで見れることは確認しました。