エレコム Leggero －シンプルなデザインが逆にカッコいい！スイッチのタイプを選べるメカニカルキーボード

エレコムが有線タイプのメカニカルキーボード「Leggero（レジェロ）」を発売しました。メーカーによれば「タイピングに集中できるよう、無駄をそぎ落としたシンプルなキーデザイン」とのことですが、おそらくメカニカルキーボードが好きな人にはとても魅力的に映るデザインの製品だと思います。かくいう私もこの製品が非常に気になり、欲しくなってしまいました。

Leggeroにはテンキーレスタイプ（TK-MC30UK）とテンキー付きタイプ（TK-MC50UK）があります。この画像を見ていただくとわかると思いますが、「確かにシンプル」なデザインです。

筐体色はブラックとホワイト、そしてプレスリリースにはありませんでしたがEC専用（Amazonで発見しました）と思われるグレーがあります。

私は「ブラック」が非常にかっこいいと感じました。キー印字はかななしですし、ブラックのみ印字が目立たないようになっているんですよね（まあ、この辺はお好みの問題かと）。

キートップも見るからに「押しごたえ」のありそうな形状です。メーカーによれば「指にフィットするキー形状を採用し、スムーズな指運びと正確な入力をサポート」とのこと。

スイッチは「赤軸」「茶軸」「静音赤軸」の3種類から選べます。

・赤軸：なめらかでソフトな感触と打鍵音の響きにくさを両立したリニアタイプ
・静音赤軸：なめらかでソフトな感触と圧倒的な静音性を両立したリニアタイプ
・茶軸：押した感触の分かりやすさと静音性のバランスに優れたタクタイルタイプ

メカニカルらしい「カチッとした」打鍵感なら茶軸、比較的静かで底打ち感（クリック感）のない打鍵感なら赤軸が向きます。また、静音赤軸は赤軸の打鍵感に「圧倒的な静音性」をプラスしたものなので、周囲に気を使うことなくタイピングしたい人に向きます（一般にメカニカルキーボードは打鍵音がかなり大きく、静かなオフィスなどで使うのは憚られるくらいです）。なお、スイッチの「ブランド」については開示がありませんでした。

これはテンキー付き・赤軸タイプのスペック表です。基本的に軸色・テンキー有無によらず同一仕様ですが、テンキーレスタイプは（当然）キー数とサイズが異なり「91キー、幅約365mm、重量約784g」となります。キーピッチは19 mm、キーストロークは4.0 mmと、デスクトップPC用のメカニカルキーボードとしては標準的な仕様です。

横から見たところです。もちろん角度調整用の脚もあります。また、横から見るとステップスカルプチャー構造（キーに階段状の段差がついていて、上下の段が緩やかな凹型を描いてる構造）になっているのがわかります。

エレコム LeggeroはエレコムダイレクトショップやAmazon、楽天などで販売中で、価格は「まちまち」ですw 私が10月21日に確認した限りですとAmazonが安いようで、テンキーレスタイプが8,280円から、テンキー付きタイプが9,280円でした。また、スイッチの種類によっても価格が変わってきますので、購入される場合はAmazonと楽天の価格をよく比較されるのがいいと思います。

シンプルなデザインで余計な機能もなく、しかしメカニカルらしい、気持ちのいい打鍵感が期待できる製品です。「こういうのでいいんだよ！」という声も聞こえてきそう。

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