AUKEY 100W PD Wall Charger Omnia PA-B5の実機レビュー -USB PD界の「最強」充電器。あれこれ悩む必要がない強力な出力がうれしい!

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どうも。ひつじです。最近少しずつUSB Type-Cを活用したUSB PD規格が広まってきていますよね。スマートフォンなんかも殆どがUSB Type-C採用品にシフトしていますからこれはある種当然な流れなのかもしれません。

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そんな中でAUKEY社がUSB Type-Cコネクタを採用した充電用アダプターを発売していますので、ごく簡単にですがレビューさせて頂きます。この充電器はAUKEY社より提供頂きました。ありがとうございます。

1.スペック

対応規格:Power Delivery 3.0(以下PD 3.0と表記)
接続端子:USB Type-C
入力:AC 100~240V(50/60Hz)/2.5A
出力:DC 5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/5A(PDP 100W)
寸法:57×57×32mm
重量:150g

スペック内「PDP」は聞きなれないかもしれませんが、Power Delivery Powerの略で、PD規格における、ワット数に基づく基本仕様を示しています。
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なお、筐体カラーはレビュー品の外箱を確認する限りレビュー品と同等であるマットブラック以外に、マットホワイト、グロッシーホワイトの3色が存在するようですが、国内だとホワイト(マットかグロッシーかは不明)かブラックの2択になるようです。

近年、ACアダプターは小型化が著しい(窒化ガリウムを主とする素材面の革新が大きいそうです)のですが、この機種は「まさにそれ」といったところでしょう。100WとPD規格上限に当たる出力を確保しながら筐体の大きさは旧来の一般的なUSB充電器(標準的なものであれば(5V/1.5A~3A)とそう大きくは変わりません。

ただ詳しい方であれば「PDP100Wに対応って言っても、スマホやノートPCでこれだけの急速充電に対応している機種なんてそうそうないのでは?」という疑問を持たれると思います。これは確かにその通りなのですがPD規格は「出力の大きなアダプターは出力が小さなアダプターの代替も可能」と定められています。そしてPD 3.0における規格上の最大PDPが100Wです。

なので少なくとも現行最新のPD 3.0規格(加えて厳密にはPD 2.0 Ver1.2以上)内であれば、メーカーが規格を独自拡張している場合を除き、全ての急速充電に最大値で対応可能、ということになります。更に言えば「PD 3.0だけどPDPが45WのアダプターだったせいでPDP 60W以上を必須とする機器の充電が出来なかった」みたいなことも回避できるわけです。要は「(ほぼ)全対応」と思ってもらって大丈夫です。

ただ、ケーブル選定には注意が必要です。100Wでの充電に対応するためには対応をうたっているE-Markedケーブルが必要です。

最近の充電器って、メーカー独自規格も含めてとてもややこしいというのが本音なのですがすごくシンプルに最強、というわけです。信頼性もAUKEYはANKERなどと並んで知名度を持つメーカーです。その上この製品は2年間の保証期間が設けられていますからまず問題ないでしょう。

2.筐体

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付属品はシンプル。説明書と保証書だけですね。説明書は日本語訳も用意されていますが実機を見たら使い方はまず分かると思います。外箱は実製品と異なる可能性が高いです。

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筐体も非常に分かりやすいです。AUKEYの社名が印字されている面が正面だとすれば、底面に規格記載があります。またUSB Type-C端子とLED(白く発光しますがかなり暗めです)が配置された面が右側面、折り畳み式のコンセントブレードは左側面にある、という位置関係になりますね。
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裏面や底面には何もありません。

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参考までにASUSのChromebook Flip C434TAに付属しているACアダプターとサイズを比較してみました。ASUSのこのアダプターのサイズは優秀な部類だと思いますが、このアダプターはPDP 45Wです。出力が2倍以上違うのに大きさにそう差がないというのはかなり衝撃的ですね…。特にMacBookユーザー等はこのアダプターの出力と大きさに魅力を感じるのではないでしょうか。

3.使用感

充電速度は充電される機器がUSB PDによる給電のどこまでに対応しているかによっても異なるので検証が難しいのですが、参考までにXperia XZ Premiumを30分充電したところ、

AUKEY 100W PD Wall Charger:3%→46%(+43%)
Anker PowerPort 6(1ポート最大12W):46%→71%(+25%)

という結果になりました。Xperia XZ PremiumはQuick Charge 3.0に対応をしており、AnkerのPowerIQはQuick Charge 3.0にも対応可能ですが、それでも「Quick Charge 3.0非対応」と思われるAUKEYがかなり健闘しています。(※3%スタートと46%スタートは同条件ではないかもしれないですしケーブルも異なるので優劣までは確定できませんが…。)

なお、公式サイト上ではiPhone 11 Proが1.5時間、iPad Pro 11″が1.7時間、MacBookPro 16″が1.9時間で充電可能と記載されています。

なお、使用中特に発熱やコイル鳴き等、気にある点はありませんでした。またコンセント間にある程度余裕のあるマルチタップであれば横並びでコンセントを挿すことは十分に可能な幅に仕上がっている点も魅力です。幅に対して奥行が少し長めではありますが、100W対応のアダプターだと考えれば目くじらを立てるものでもないと思います。

4.価格など

AUKEY 100W PD Wall Charger Omnia PA-B5はAmazonと楽天で販売されていて、9月14日現在の価格は6,980円です。USB PD対応の高出力充電アダプターは総じて高価ですが、「1ポートのみ対応」という制約こそあれ100W対応、という点には注目したいところです。

単純明快に、現行のUSB PDにおいては「規格上一番強い」製品であることは確かです。相性問題や充電速度にあれこれ悩む位であれば最初からこういう最強にして小型な製品を確保しておくのが一番賢いのかもしれません。

5.関連リンク

100W GaN充電器:AUKEY
AUKEY ラップトップ充電器 Omniaシリーズ オム二ア 100W:Amazon
AUKEY オーキー Omnia 100W:楽天AUKEY

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