AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9の実機レビュー - 4,000円切りで買えて24カ月の保証もつく、コンパクトなメカニカルキーボード

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。2018年はこの手の周辺機器の紹介やレビューが増えると思います。メカニカルキーボードです。メカニカルキーボードは以前だと「高級品」というイメージがありましたが、ここのところ低価格化が進み、今回レビューする「AUKEY KM-G9」は2月2日現在Amazonで3,997円で販売されています。メカニカルのメリットは何と言っても打鍵の気持ちよさにあり、その一方で打鍵音がかなり大きいというデメリットも抱えています。気持ちよさと騒々しさのトレードオフ、という感じになってしまいますが、使う場所さえ確保できれば絶対におすすめしたい周辺機器ジャンルだと思っています。

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なお、この製品はAUKEYに提供していただきました。AUKEYにはこの場にて御礼申し上げます。ありがとうございました。

1.スペック

キーの数: 87(英語配列)
接続方式: USB有線
スイッチ型: 青軸(AUKEY独自仕様)
キーピッチ: 約19 mm(手採寸です)
キーストローク: 4 mm
オンストローク: 2.2 mm ± 0.6 mm
押下圧: 基本50cN ± 10cN(※)
キーの寿命(約): 5,000万回
対応OS: Windows10/8/7/Vista/XP、Mac OS X
サイズ: 355 x 122 x 37 mm / 830 g
ケーブル長: 1.5 m
動作電圧: DC 5V 200 mA
※cNとはセンチニュートンのことで正確には力の単位ですが、メカニカルキーボードのスペックとしてはだいたい51gくらい、と考えて大丈夫です。AUKEYの取扱説明書にあったものを転記しています。
※上記は製品の取扱説明書から転記していますが、キーピッチのみウインタブの手採寸となります。そのため多少の誤差がある可能性があります。

この製品はUSB有線接続でテンキーのない、87キーのコンパクトキーボードです。メカニカルの軸色は青ですが、Cherry MX製ではない、AUKEY独自のスイッチを採用しています。青軸というのは打鍵時に確実なクリック感が得られ、メカニカルキーボードの中でも一番騒々しいタイプとなります。「確実なクリック感」という点で、ゲーミング用途にも好まれます。

対応OSはXP以降のWindowsとMac OSとなります。Bluetooth接続ではないので、古いパソコンでも問題なく使えるでしょう。

キー配列は英語となります。そのため、日頃日本語配列のキーボードを使っている人だと多少の慣れが必要になります。ただし、後述しますが配列そのものは素直だと思いますので、テキストライティングであれば「IME切り替え」とか「@マークの位置」など、いくつかの(日本語配列との)相違点さえ理解すれば問題なく使えるでしょう。

2.筐体

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
同梱物です。本体のほか、取扱説明書(日本語もあります)と保証カード(画像左端の鍵穴のマークのカード)、キー引き抜き器具が付属します。AUKEY製品の魅力は「24カ月保証」がつくことです。ただし、この「保証カード」はそれ自体が保証書になっているわけではなく、オンラインでの製品登録ガイダンス的な内容になっています。なので、この製品を購入したら、保証カードに記載されているとおりに製品登録をする必要があります。

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9

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周辺部をギリギリまで削った筐体になっていて、真上から見るとかなりいかつく見えます。それだけコンパクトなサイズ、ということでもあります。

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
とりあえずスイッチを確認してみます。付属のキー引き抜き器具をブスっと差し込みます。両端にカチッという手応えがあるまで押し込んで、一気に引き抜きます。この引き抜き器具、結構使いやすいです。

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
青軸ですね。AUKEYが説明しているとおり、Cherry MXではありません。

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
取り外したキートップです。画像左がこの製品のもの、右側は私物の「FILCO Majestouch BLACK(赤軸)」のものです。メカニカルキーボードのキートップは基本的にどれも同サイズになっていますので、サードパーティ製のカラフルなキートップと交換することが可能だと思います。

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
このキーボードのデザイン上のアクセントは右端のAUKEYロゴですね。また、このロゴに右にLEDインジケーターが2つあります。上段がCaps Lock(大文字入力)時に青く光り、下段がScroll Lock(スクロールロック)時に青く光ります。

また、この製品にはバックライトは搭載されていません。

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
底面です。メカニカルキーボードらしく重量はそれなりに重いですが、キーボード面の台座部分が金属製、底面がプラスティック製です。また、画像下側の両端と中央に細長い穴が見えますが、これは排水口です。この製品は防水機能があり、キーボード面に液体をこぼしてしまってもこの排水口から排水される、という仕組みになっています。

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
高さ調節が可能な脚ももちろんついています。これ、本当に「ゴム足」でして、立てているときに引きずるとかなり抵抗を感じます。「ビビる」感じです。また、高さ調節は「脚を立てるかたたむか」の2段階のみです。

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
側面です。個人的には脚を立てて使うほうが好みです。脚をたたんでしまうと、奥側(上部)のキーがやや遠く感じられます。まあ、このへんはお好み次第でしょう。ただこの脚、かなり頑丈にできていると思います。

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
上面です。特に中華系のメカニカルキーボードによくあるタイプで、キースイッチが半ば剥き出しになっています。また、中央にUSBケーブルが見えますが、この製品は有線接続専用なのでケーブルの取り外しや位置の移動はできません。

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
USBケーブルの先端はこんな感じ。普通のUSBポートで横幅もそれほど大きくはありません。私の手持ちのPCでは他のポートと干渉してしまうことはありませんでした。

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AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
下面です。特にテーブルやデスクとの段差が大きくなるということはありません。つまり、割と一般的な厚み(一般的なキーボードよりも若干厚めかもしれません)だと思います。ちなみに私は手持ちのパームレストを使って打鍵しています。ただ、別にパームレストが必須ということでもないですね。

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
私物のFILCOとサイズ比較してみました。テンキーレスということもあり、デスクトップ用のテンキー付きキーボードよりもかなりコンパクトです。

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
私はFILCOでも脚を立てて使っています。左がFILCO、右がAUKEYですが、両者とも脚を立てるとわずかにAUKEYのほうが「傾斜が急」です。ただし、個人的には全く違和感はありませんでした。並べてみて、じっくり比べてようやく違いがわかる、って感じです。

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
次に「我が愛しの」Anne Proと比較してみます。Anne Proはいわゆる「60%キーボード」と呼ばれるもので、通常のテンキーレスキーボードよりもさらに小さいのですが、やはりこうして並べてみると違いは歴然としています。しかし、Anne Proは「方向キーがFnキーと同時押し」という配列上の変態要素を抱えているため、快適に使えるようになるまでが「試練」です。AUKEYのほうがずっととっつきやすい配列です。

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
Anne Proは脚がついておらず、角度調整は出来ません。AUKEYの脚を立てた状態と似たような角度になります。

3.使用感

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
最初に見ていただきたいのがこの画像です。これは私の作業スペースです。いや、ウソです。作業スペースではあるんですが、普段は所狭しといろんなものが置かれていまして、こんなに片付いていません。さすがに記事に掲載するためにきれいにしました。

上段がいつも使っているFILCO、下段がAUKEYです。AUKEYのほうが数段コンパクトですよね。私の作業机は大人用としてはめちゃめちゃ小さい(子供が小学生の時に使っていたもの、つまり子供のお下がりですw)ので、キーボードを小型にすることによるメリットはすごく大きいです。単に小さいだけならもっといろんなキーボードがありますが、メカニカルの打鍵感を得られて、かつこれだけ小さいというのは非常に魅力的だと思います。

配列

このキーボードは英語配列です。なので日本語配列と違うから使いにくい、という感想はもちろんあります。しかし、もともと英語配列であることがわかっているので、それをマイナス要素とするのはフェアではありませんね。なので、英語配列であることはGivenとして書きます。

配列は自然です。コンパクトサイズながらキーピッチが狭いということはありません。手採寸なので、多少誤差はあるかもしれませんが、キーピッチは19 mmありました。また、大きくあるべきキー(ShiftやTab、Backspaceなど)もしっかり大きいですし、特にトリッキーな位置にあったり、サイズが異常に小さくて使いにくいキーというのも多くはありません。強いて言えばFnキーの位置が右下、というのが少し気になるところですが、Fnキーと同時押しとなるのはFキー(F1~F12)で、これらは主に音楽再生とか早送り、ブラウザやメーラーの起動などに割り当てられていて、個人的にはあまり使用頻度は高くありません。

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
これ、AUKEYのマニュアルを撮影したもので写りが良くないですが、FnとFキーの同時押しで使える機能一覧です。個人的には全然使わないです。

そんなわけで、私としてはテンキーがないだけで、とても素直な配列である、という評価になります。

打鍵感

これは青軸らしい気持ちよさがあります。押下圧に関しては一般的な青軸よりも若干重めなのではないか、と感じました。現在私の手元にある青軸はAnne Proだけなのですが、それよりは少しだけ重いです。ただし、重すぎるという感じではなく、初めて青軸メカニカルを使うなら「こんなもんかな」と感じるくらいだと思います。長時間の打鍵で必要以上に指が疲れると言うものではありません。キーストロークは4mm、オンストローク 2.2 mmということなので、デスクトップ用のキーボードとして十分な深さがあります。

あと、打鍵音ですが、やはり大きいですね。動画を撮影しましたので、こちらをご覧ください。なお、うちの準レギュラーの声も入っていますが、黙らせるわけにもいきませんでしたので、どうかご容赦ください。

実際のところ、この音ってどうなの?という点ですが、Anne Proよりは少し音が大きくなります。ただし、一般的な青軸メカニカルの打鍵音とそんなに大きくは違わないだろうと思います。この製品に限らず、青軸の打鍵音だと、周囲に人がいる場合、多少なりと不快感を与えることになると思います。なので、個室用ですね。もちろん使っている本人はひたすら気持ちいい、って感じですけど。

防水機能

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9
この製品は防水機能があります。ただし、ウインタブでは防水性能のレビューはしません。AUKEYの説明では、上の画像のように液体をこぼしても底面の排水口から排水される、ということなのですが、ずっと濡れたままでもいい、というほどの防水性ではないようです。またジュースとかコーヒーのように、機械から見て不純物が混ざっている液体であればすぐに洗浄して拭き取るなどの手間は必要になるはずですね。

ただ、最低限この機能があれば、最悪なにかこぼしてしまっても安心、というのはあると思います。

4.まとめ

AUKEY 87キー 青軸メカニカルキーボード KM-G9はAmazonで販売されており、2月2日現在の価格は税込み3,997円です。

ウインタブでは最近になってメカニカルキーボードの紹介記事や実機レビューを掲載する機会が増えました。記事の冒頭に書いたとおり「気持ちよさと騒々しさのトレードオフ」みたいな特性を持つ製品ジャンルですが、キーボードというのはパソコン操作の快適性を大きく左右する周辺機器なので、読者の皆さんの中でメカニカルキーボードをまだ使ってみたことがない、という人がいれば、ぜひお試しいただきたいと思います。

AUKEY KM-G9は青軸メカニカルとしては群を抜いて出来が良い、というわけではありません。しかし青軸メカニカルキーボードとしては標準的、そしてメカニカル初心者の人が期待する水準を十分に満たした製品だということはできると思います。また、テンキーレスでコンパクトな筐体は狭いデスクを有効活用するという効果も期待できます。

日本のAmazonで購入でき、4,000円でお釣りが来て、さらに24カ月の保証もつく、というのは初めてメカニカルキーボードを購入する人にとって、本当に安心できると思います。

5.関連リンク(Amazon)

AUKEY メカニカルキーボード 青軸 87 キー ゲーミングキーボード 防水機能付き Windows/Mac OS対応 ブラック KM-G9 (ブラック)
※AUKEYはAmazonに出店し、直販をしています

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