記事にアフィリエイト広告を含みます

HP Pavilion Power 15 - 15.6インチ、上質にしてハイパワーなスタンダードノート、しかもお買い得!

HP Pavilion Power 15
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。新製品の紹介記事を書く際、できるだけ発売日に公開して読者のみなさんに早く情報をお伝えするのが最も重要なのは間違いありませんが、どうしてもモバイル系の製品紹介を優先してしまい、スタンダードノートに関してはツーテンポくらい遅れてしまうのがウインタブの悪いところです。すみません…。ということで、今回紹介する「HP Pavilion Power 15」は7月13日にプレスリリースが出てまして、一足早く紹介記事を公開した「Spectre x2」「Envy 13」「Pavilion x360」と同時リリースされた製品です。

スポンサーリンク

世界一のパソコンメーカーであるHPは筐体品質、スペック、そしてコストパフォーマンスのどこをとっても一級品、という感じの製品をリリースしますが、このPavilion Power 15もまた、その法則みたいなものにあてはまります。

1.スペック

HP Pavilion Power 15 スペック表

クリックで拡大します

この製品、少なくともHPでは「ゲーミングノート」という位置づけにはなっていません。「仕事もプライベートもこれ一台で、15インチ・アーバンスタイルノートPC」という打ち出しです。しかし、スペック表を確認すると、ゲーミングノートといってもいいくらいに高性能です。

CPUはCore i5-7300HQとi7-7700HQで、どちらもノート用の製品ですが、一般的に使われているCore i5-7200UやCore i7-7500Uとは段違いに高性能です。特にCore i7-7700HQというのは現時点でゲーミングノートのデファクトスタンダードである、といっていいものです。

RAMはCore i5モデルが8GB、Core i7モデルが16GBとなっており、これはカスタマイズができません。ストレージはCore i5モデルが1TB HDD(ただし7200RPMと高速です)、Core i7モデルが128GB SSD + 1TB HDDのデュアル構成となります。これもカスタマイズ注文には対応しません。

そしてGPUです。全機種GeForce GTX1050を搭載します!つまり、Core i7モデルを選ぶと中位クラスのゲーミングノートと互角のスペックになります。また、ゲームにこだわらないなら(というか、もともとゲーミングPCじゃないし…)Core i5モデルでも全くストレスなく使えるくらいの性能になると思います。

そしてディスプレイです。標準だとIPS液晶のFHD解像度となりますが、UHD(4K、3,840 × 2,160)という超高精細なものも選べます(ただし、Core i7モデルのみ)。

入出力ポートはスタンダードノートとして十分なものがあり、USBは合計4つ、HDMIにLAN(RJ45)を備えます。ゲーミングノートだと映像出力ポートが複数あったりしますが、この製品はHDMIのみですね(だからゲーミングPCじゃないって…)。そのかわり、というわけではないですが、スピーカーはHPお得意(そしてウインタブが大好き)のBang&Olufsenです。

なお、サイズの方は特に小さいとか軽いとかはありません。最厚部で27 mmありますし、重量も2.29 kgということなので、15.6インチのスタンダードノートとしては若干重いほうだと思います。

スポンサーリンク

2.筐体

HP Pavilion Power 15 正面
それで、カッコいいんですよ!この製品。筐体色は「シャドウブラック」で、最近のHPのスタンダードノートがみんなカラフルなのに反し、ちょっと珍しい精悍な色になっています。HPいわく「アーバンデザイン」です。筐体素材は不明で、キーボード面はアルミ製です。私の予想ですが、キーボード面以外はプラスティック製かな、と思います。

正面から見ると、ベゼル幅が太い、ということもないですが、狭ベゼルという感じでもないですね。

HP Pavilion Power 15 天板
天板です。この製品はスタンダードラインの「Pavilion」なので、ロゴマークは「普通のHP」です。しかし、画像を見るとヒンジ部分にアクセントがありますよね。これは先日紹介したENVY 13に似ていて、ヒンジ開口時に筐体の後ろ側がせり上がる「リフトアップヒンジ」構造になっています。

HP Pavilion Power 15 キーボード面
キーボードの全体画像は入手できませんでしたが、この画像で素材感は伝わってくるかと思います。ヘアライン加工が施されたアルミ素材ですね。ただ、ドスパラのゲーミングノート「GALLERIA」みたいに「クソ頑丈」かどうかはわかりません。しつこいですけど、これゲーミングPCじゃないですからw

また、キーボードはもちろんバックライトがついており、ブラックでスタイリッシュな筐体によく映えます。画像を見ていると、たしかに上質な印象がありますよね!

3.価格など

HP Pavilion Power 15はHPの直販サイト「HP Directplus」で販売中で、価格は下記のとおりです。

ベーシック(Core i5):107,784円
スタンダード(Core i7、FHDディスプレイ):140,184円
パフォーマンス(Core i7、4Kディスプレイ):172,584円
※税込価格
※発売キャンペーンにより、「3年間引き取り修理サービス」つき

基本「下位モデルで十分」というのがいつものウインタブですが、この製品に関しては下位モデルも十分お買い得だと思うものの、やはり4Kディスプレイのパフォーマンスモデルが気になってしまいます。これってある意味理想的なノートPCのスペックだと思いませんか?純粋なゲーム目的ではないとしても、その気になればオンラインゲームもサクサクこなせるし、画像加工とか動画編集も余裕でこなせます。そしてさり気なく上質な筐体デザインでこのお値段ですから。私は自分のPC環境上、この製品がどうしても欲しい、というわけではありませんが、ハイスペックなスタンダードノートを探している人にはめっちゃ魅力的な製品だと思います。

4.関連リンク(HP)

HP Pavilion Power 15
icon

スポンサーリンク

コメント

  1. Re:Pu (@Repu6) より:

    HP Pavilion Gaming 15を思い出します。これやInspiron 15 Gamingなど、スタンダードノートの延長でGTX1050前後を搭載したラップトップのコスパ凄いですね、人に勧めやすい!

    • wintab より:

      Re:Puさん、こんにちは、コメントありがとうございます。ある程度予算があり、アドバイスを求めてくるような人に勧めるのに適した製品かもしれないですね。あとファンの騒音はちょっと気になります。実際どうなんだろう…。