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ASUS TransBook T304UA ー ASUSの12.6インチSurfaceタイプの2 in 1がリニューアル!CPUも選べるよ

ASUS TransBook T304UA
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ASUSは複数のSurfaceタイプ2 in 1を作っていますが、本家のSurface Pro 4のライバルと言えるのは「TransBook T303UA」という製品です。CPU、RAMの異なるバリエーションモデルはなく、ストレージ容量(2種類)と製品版Officeの有無しか選べない、構成の選択肢が極めて少ない製品ですが、直近で大きな値下げをし、コスパの高さで注目されていました。

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しかし、このT303UAがリニューアルされ、「T304UA」となりました(厳密にはしばらくの間併売されるようです)。変更点はそんなに多くないように思われますが、従来Core i5モデルのみであったものが、3種類のCPUを選べるようになっていますし、実は細かいところが結構変更されています。

1.スペック

OS: Windows 10
CPU: Intel Core i3-7100U/i5-7200U/i7-7500U
RAM: 4GB/8GB/16GB
ストレージ: 128GB/256GB/512GB
ディスプレイ: 12.6インチIPS(2,160 × 1,440)
ネットワーク:  802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1
カメラ: イン192万画素 / アウト768万画素
入出力: USB 3.1 Type-C、USB 3.0、HDMI、microSD、オーディオ
バッテリー稼働時間: 約7.9~8.4時間
サイズ: 
 タブレットのみ:298.8 × 210.1 × 8.85 mm / 830 g
 キーボード込み:299.14 × 221.69 × 13.85 mm / 1,170 g

T304UAはCPU、RAM、ストレージ容量、そして製品版Officeの有無で、4つのバリエーションモデルが存在します。

T304UA-7100:Core i3/4GB/128GB/Officeなし
T304UA-7200:Core i5/8GB/256GB/Officeなし
T304UA-72512S:Core i5/8GB/512GB/Officeあり
T304UA-7500S:Core i7/16GB/512GB/Officeあり
※左からCPU/RAM/ストレージ

従来型のT303UAはCore i5/8GB/256GB or 512GBで、Core i5もSkylake世代のものでしたが、T304UAは3種類のCPUを選べ、世代もKabylakeになっています。ただし、この製品はカスタマイズが出来ず、Core i3モデルにするとRAMは4GB、ストレージは128GBしか選べません。また、Core i7モデルにすると強制的にOfficeが付属してしまいます。前者はいいとして、後者はちょっとなあ、という気がしますけどね。

他にも結構変更点があります。カメラ性能が若干ダウン(T303UAのアウトカメラは1,258万画素)したこと、そしてなぜかT303UAに装備されていたThunderbolt 3(USB Type-C)がT304UAではなくなっています。詳細は不明ですが、ASUS Shopのスペック表記だとThunderboltの表記が取り去られていました。

そしてディスプレイ解像度です。T304UAの解像度は2,160 × 1,440と高精細ですが、実はT303UAはさらに高精細で、2,880 x 1,920です。この点は特に注意して下さい。

サイズはタテ・ヨコ同寸ですが、厚さがT303UAの8.35 mmから8.85 mmと厚くなり(多分体感できないレベルっすね)、重量も40 gほど重くなっています。

スペック表を確認する限り、T304UAはより高性能なモデル、よりベーシックなモデルを追加し、ユーザーの選択肢を広げたものの、全てにおいて刷新されたニューモデルというわけでもないようで、コストダウンの跡も少しだけうかがえますね。

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2.筺体

ASUS TransBook T304UA
ASUS TransBook T304UA
筺体はT303とほとんど見分けがつきません。厳密には少しだけ厚く、重くなっているのでどこかしら変更されてるんでしょうけど、画像だけだと全然わからないっすね。なお、筺体素材は「マグネシウム合金」とのことですが、T303UAは「マグネシウム・アルミニウム合金」と表記されているので、詳しくはわかりませんが、ひょっとすると素材が変更されているのかもしれません。

ASUS TransBook T304UA
T304UAはキーボードカバーが付属します。最下位構成のT304UA-7100のみバックライトのつかないもの、それ以外のモデルはバックライトつきのものとなります。また、上の画像はT304UA-7100のものですが、タイプカバーの色もこの製品のみ異なるものが使われていました。

ASUS TransBook T304UA スタイラスペン
なお、「従来通り」なのですが、この製品には1,024段階の筆圧に対応するスタイラスペンが付属します。つまり、T304UAは本体価格のみでキーボードカバーとスタイラスペンが付属する、ということになりますので、とりあえずオプション類の購入は必要ありません。そのうちなにか欲しくなると思いますけどね。

3.価格など

ASUS TransBook T304UAは4月中旬から随時出荷される予定(T304UA-7100のみ4月下旬)で、直販サイトASUS Shopでは予約注文を受け付けています。価格は下記のとおりです。

T304UA-7100:Core i3/4GB/128GB/Officeなし:96,984円
T304UA-7200:Core i5/8GB/256GB/Officeなし:129,384円
T304UA-72512S:Core i5/8GB/512GB/Officeあり:177,984円
T304UA-7500S:Core i7/16GB/512GB/Officeあり:215,784円

ちなみに継続販売されているT303UAのほうは

T303UA-512S:Core i5/8GB/512GB/Officeあり:140,184円
T303UA-6200(GY/GD):Core i5/8GB/512GB/Officeなし:107,784円
T303UA-GN054T:Core i5/8GB/256GB/Officeなし:89,800円
※GN054Tはキーボードが別売りとなります

どっちがお買い得か、ということを安易に書くべきではないでしょう。特にCore i7が必要、という人にとってはT304UAは歓迎すべきニューモデルです。しかし、スペックを良く比較してみると、T304UAはディスプレイ解像度やThunderbolt 3対応など、コストダウンした部分もある、と感じています。もし私がこの製品を購入するとしたら、自分にとってCore i7は必須ではありませんし、Kabylake世代のCPUも必須ではないので、キーボード別売りのT303UA-GN054Tにすると思います。だって、この記事を書いている3月24日現在だと、キーボードが定価12,980円のところ「7,980円割引」になるので、実質5,000円で買えちゃうんですよね。ということは94,800円ですから、T304UAのCore i3モデルより安くなるんですよ!

4.関連リンク

用途に合わせ選べる、機能性×実用性×可能性を具現化にした2-in-1モバイルPC「ASUS TransBook T304UA」を発表:ASUS ニュースリリース
2-in-1 製品:ASUS Shop

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コメント

  1. 匿名 より:

    泣き所だったバッテリーが改善されてるだと!?
    一応タブレットだし、個人的にはcore m系のファンレスモデルがあったら良いと思うんだけどなぁ…まあ買わない(買えない)けど。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。ああ、ごめんなさい、バッテリーのとこ、見落としてました…

  2. 匿名 より:

    iPadもそうだけど前モデルよりもスペックダウンして価格抑えるのが最近の主流なのかね

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。実際そういう意図の製品もあるでしょうね。303UAは安すぎだもんなあ、なんて思いましたけどね。

  3. モーリン より:

    いつも読ませてもらってます。
    T304UAの素材ですが、英語のページでは “carefully crafted from aluminum-magnesium alloy” となっているようなので変わってないようですね。なぜ解像度を落としたか疑問ですね。Kaby lake との兼ね合いとも思えませんし。価格コムを見ると、T303UA でファンが筐体とこすれるような音がする問題が出ているようなので、発熱に関する影響があるのでしょうか。今月はずっと T303UA を買おうか迷ってます。256GのモデルはAmazonでは89800円から20%引きのセールが月末までやってて、キーボードなしですが71000円ちょいで買えますし、Yahooショッピングも今日だと通常モデルが80000円ちょいで買えます。T304UA のi5モデル辺りは価格がこなれてくればこの辺りで買えるようになるかもしれませんしファンの問題も解決しているかもしれないので待ちか、解像度を重視して買いか迷います。

    • wintab より:

      モーリンさん、こんにちは、コメントありがとうございます。英文表記であれば素材は変わってないっぽいですね。ASUSがプレスリリースで端折った、ということなんでしょう。T303UAがその値段なら私だって欲しくなりますわ!

  4. 匿名 より:

    アメリカの製品ページをみると、解像度だけじゃなく色域もsRGB121%、NTSC85%からsRGB100%、NTSC72%に下がってますね。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。すげえ!お詳しいというか、よく調べておられるんですね!私近視(最近だとプラス老眼)がキツイせいもあり、新型の解像度でも納得しちゃいそうではあります。

  5. yapase より:

    T303UAを先日購入したばかりです。
    バッテリー駆動時間が伸びたのは魅力ですが、
    WindowsHelloもできなくなってるっぽいですね(非常に便利です)。
    後はType-Cポートしたの丸形端子はなんでしょうね。
    イヤホンホールはT303UAと同じ位置にあるので、
    Thunderbolt非搭載になって電源が専用端子とかだと
    T303UAのほうが良い気がします。

    • wintab より:

      yapaseさん、こんにちは、コメントありがとうございます。2機種ともじっくり比較した経験はないのですが、303UAの値下がりしたやつが一番お買い得のような…