記事にアフィリエイト広告を含みます

acer Liquid Jade Primo - 注目のハイエンドWindows 10 スマホ、日本発売!でも法人向け

昨年から情報がいろいろと流れていたacerのハイエンドWindows 10 スマホ「Liquid Jade Primo」がいよいよ日本でも発売されることになりました。でも、いまのところ法人向けのみということです。先ほど記事にした「Switch Alpha 12」のほうは個人向け販売がかなり期待されるのですが、Jade Primoのほうは「ちょっとよくわからん」という気がします。それはともかく、この製品はハイスペックなもので、Continuumの利用を前提にしています。

スポンサーリンク

1.スペック

OS: Windows 10 Mobile
CPU: Qualcomm Snapdragon 808(MSM8992)
RAM:  3GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 5.5インチ有機EL(1,920 x 1, 080)
カメラ: イン8MP / アウト21MP
入出力: USB 3.1 Type-C、microSD
バッテリー: 2,870mAh
ネットワーク: 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1
サイズ: 156.52 x 75.9 x 8.4 mm / 150 g

この製品に搭載されているSnapdrago 808というのは番号が8から始まっているので、最上位クラス、ということは想像できると思います。現状だと800番台のCPUは808のほか810、820があり、820は最新のAndroidスマホに搭載が始まったばかり、810はMicrosoft Lumiaシリーズの最上位機「Lumia 950XL(日本未発売)」に搭載されています。また、これに並ぶハイエンド機Lumia 950(これも日本未発売)に搭載されているのが808です。Snapdragon 800番台搭載のWindows 10 スマホは他に「HP Elite x3(日本発売予定)」が820を搭載しているというのが最高レベルで、Jade Primoはそれに次ぐ存在、ということになります。

RAM3GB / ストレージ32GBというのもWindows 10 スマホとしてはごく高いスペックですね。ディスプレイは解像度も高いですが、有機ELというのが個人的に期待感あります。また、カメラ性能もよく、インカメラ8MPというのは自撮りに不満が出そうになく、アウトカメラ21MPというのはハイエンドのAndroid機並ですね。

ただ、全体的にはHP Elite x3よりも少しずつスペックが落とされており、「これが最高性能」ということは言えません。ただし、何が何でも最高!という必要はなく、おそらくこのスペックで十分Continuumが快適に使えるはずなので、個人向けの販売があるとしたら、Elite x3との価格差を見ながら判断する、ということになると思います。

2.筐体

acer Liquid Jade Primo
acer Liquid Jade Primo 背面
筐体はやや丸みが強いですね。acerのスマホは割とこんな感じの形状をしていることが多いです。筐体素材は不明ですが、柔らかくラウンドしたヘアライン加工の外観はかなり高級な印象があります。

スポンサーリンク

acer Liquid Jade Primo 側面
側面の画像はあまり公開されていませんが、ボタン類は右側面に、また2つのnano SIMスロットも右側面に配置されているようですね。なお、この製品はnano SIM × 2のデュアルSIMですが、そのうちひとつはmicroSDカードスロットと共用です。

acer Liquid Jade Primo メタルヒートパイプ
また、冷却構造が独特で「メタルヒートパイプ」が採用されています。詳しくはわからないのですが、液体が循環する構造ではないみたいですね。しかし、CPUが15℃低温化が実現されているとのこと。

acer Liquid Jade Primo 専用ドック
法人向けということもあり、Continuum対応についてもよく考えられています。専用のドッキングステーションが用意されるほか、外部ディスプレイとの接続は無線だけでなく有線も可能です。

acer Liquid Jade Primo
そして、ちょっと驚きましたが、この製品は上のドッキングステーションと、マウス、キーボードが標準で付属します(法人向け)!価格がわからないのでなんともいえませんが、Continuumを強く意識した製品であるということはよくわかりますね。

3.価格など

acer Liquid Jade Primoは法人向けに8月25日に発売され、販売はダイワボウ情報システムが担当します。価格はオープンですが、予想実売価格は10万円程度、とのことです。

この製品はある意味Continuumの利用を前提としており、そのために必要な周辺機器も別売りではなく標準装備としているところに特色があります。10万円程度というのは法人向けの価格なので、仮に個人向けに販売されるとしたらいくらになるのか、ということはわかりません。しかし、「Continuumに10万円かあ…」というのが正直な感想ではあります。使い勝手をぜひ試してみたいとは思いますが、自分で購入できるか、というとちょっと厳しいですね。

4.関連リンク

Liquid Jade Primo:acer公式サイト 製品ページ
Windows 10 Mobileを搭載したハイエンドの5.5型LTE対応SIMフリースマートフォン「Liquid Jade Primo」を法人向けに8月25日(木)より発売開始:acer プレスリリース

スポンサーリンク

コメント

  1. 一般ガジェオタ より:

    hpと迷ったけどこっち買いました
    デザインと付属品と値段はacerの方が上ですね笑

    • wintab より:

      一般ガジェオタさん、こんにちは、コメントありがとうございます。いただいたコメントがなぜかスパムフォルダに迷い込んでいて公開がおくれました。申し訳ありません。このクラスのWindowsスマホを購入するというのがそもそも羨ましいです。私なんかはそう簡単に買えそうもないので…