記事にアフィリエイト広告を含みます

VAIO F16 - VAIOの「定番」16インチスタンダードノート。誰でも「ちょうどいい」システム構成を選べます

VAIO F16(VJF161シリーズ)
VAIOが発表したノートPCのうち、今回は16インチノート「F16」をご紹介します。「Fシリーズ」は「本当に必要な機能を厳選し、変化するワーク・ライフスタイルにフィットした『定番』となることを目指すノートPC」と位置づけられています。この記事に先立ち、14インチノート「F14」の紹介記事を掲載していますが、F14とF16はディスプレイの仕様など、主にサイズ面での相違があるものの、システムスペックは共通です。

スポンサーリンク

F14についてはこちらの記事をご参照ください。
VAIO F14 - 本当に必要な機能を厳選したVAIOの「定番」14インチノート!

1.VAIO F16 スペック

スペック表

  VAIO F16(VJF161シリーズ)
OS Windows 11 Home/Pro
CPU Intel Core i3-1315U / Core i5-1334U / Core i7-1355U
外部GPU なし
RAM 8GB/16GB/32GB(オンボード)
ストレージ 256GB/512GB/1TB SSD(PCIe ×4)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 16インチ(1,920 × 1,200)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1
入出力 USB Type-C(10Gbps, 映像/PD対応)、USB 3.0 Type-A(5Gbps)× 3、HDMI、LAN(RJ45)、オーディオジャック、microSDカードリーダー
カメラ Webカメラ(92万画素)顔認証対応
バッテリー 約14.8~27時間(動画連続再生9.5時間)
サイズ 358.3 × 255.6 × 16.6-19.9 mm
重量 1.65 kg

コメント

スペックはF14とほとんど同じで、異なるのは「ディスプレイ」と「サイズ」のみです。VAIO製品は注文の際にシステム構成をカスタマイズできますが、F14/F16とも「カスタマイズモデル」がラインナップされるものと思います。

CPUは第13世代(Raptor Lake)のCore i3/Core i5/Core i7、RAMは8GB/16GB/32GB、SSDは256GB/512GB/1TBが設定され、ビジネスマンや学生さん向けとして、またご家庭でのエンターテイメント用PCとして、ニーズに合わせて「ちょうどいい」構成が選べると思います。なお、RAMはオンボードなので購入後のDIYによる増設・換装はできず、SSDも上位モデル(SXシリーズ)では選べる「第四世代ハイスピードSSD」は設定されません。

スポンサーリンク

ディスプレイは(当たり前ですが)F14とは異なります。単にサイズが大きい、というだけでなく、アスペクト比(画面の縦横比)も異なり、F14が1,920 × 1,080解像度(16:9)であるのに対し、F16では1,920 × 1,200解像度(16:10)です。

2.VAIO F16 筐体

VAIO F16(VJF161シリーズ)
正面から見たところです。この画像の筐体色は「サテンゴールド」ですが、この色使いはdynabook Tシリーズ(AZシリーズ)にそっくりですね。また、特に下部ベゼルが非常に細く見えます。

VAIO F16(VJF161シリーズ)
下部ベゼルが細く見えるのは、リフトアップヒンジ構造(VAIOでは「チルトアップ機構」と称しています)になっているためです。VAIO製品に限らず、最近はASUSやMSIなど、大手PCメーカーでこのような筐体構造の製品が増えていて、「定番の構造」になりそうにも思われます。

Fシリーズは「オンラインコミュニケーション」にも力を入れています。Webカメラは(画素数は特に高くありませんが)顔を認識し、最適な明るさに自動調整してくれますし、マイクもハイエンドモデルと同じAIノイズキャンセリング機能を搭載しています。

VAIO F16(VJF161シリーズ)
天板です。筐体全体の素材は開示されていませんが、パームレスト部分がアルミ合金製という説明になっていますので、おそらく天板素材もアルミ合金だと思います。

VAIO F16(VJF161シリーズ)
キーボードです。「日本語配列(かな文字あり)、アルファベットキーのキーピッチ19 mm、キーストローク約1.5 mm、バックライトなし」というのはF14と同じですが、F16にはテンキーも装備されます。VAIO製品のキーボード品質は非常に高く、特にこの点は「定番」を目指す上で相当に力が入っているはずです。

VAIO F16(VJF161シリーズ)
側面と入出力ポートの配置です。ポート構成もF14と同じですね。USBポートは合計で4つありますが、Type-C(1つ)がGen2規格、Type-A(3つ)がGen1規格で、Thunderboltには対応していません。また、HDMIに有線LANポート、microSDカードリーダーと、充実した構成になっています。

VAIO F16(VJF161シリーズ)
筐体色もF14と同じ。これまで掲載してきたサテンゴールドのほか、ネイビーブルーとウォームホワイトを選べます。

3.VAIO F16 価格など

VAIO F16は6月受注開始予定となっており、3月30日現在、詳細な販売価格がわかっていませんが、発表会(ウインタブは参加していません)では13万円台から、との説明があったようです。この価格であれば「VAIO製品としてはかなり購入しやすい」と感じられます。

4.関連リンク

VAIO F16:VAIO

スポンサーリンク