記事にアフィリエイト広告を含みます

dynabook S(SZ)- 13.3インチで高い堅牢性を備えたモバイルノート。カラーも美しいです

dynabook S
dynabookが9月10日に発表したニューモデルのうち、この記事では13.3インチモバイルノートの「dynabook S(SZ)」をご紹介します。dynabookのPCには店頭向けモデルとWeb直販モデル(Webオリジナルモデル)があり、店頭向けモデルが「S3/S6」という名称、Web直販モデルが「SZ73」という名称になっています。なお、同時に発表された15.6インチノート「dynabook Z(ZZ)」については、この記事に先立って紹介記事を掲載済みなので、こちらもあわせてご覧ください。
dynabook Z(ZZ) - 軽量コンパクトで持ち運べる15.6インチ!これがdynabookのハイスペック モダンPC!

スポンサーリンク

1.スペック

dynabook S
ここでは店頭向けモデルの「S3/S6」のスペック表を掲載しています。Web直販モデルのSZ73については発売時期がS3/S6より古く、システム構成も少し異なっているため、少し遅れて構成変更される可能性があります。そのため、この記事では店頭向けモデルに絞ってご説明します。S3とS6のシステム構成は下記のとおりです。

S3:Celeron 3867U/RAM4GB/256GB SSD
S6:Core i5/RAM8GB/256GB SSD

CPUのCore i5はWhiskey Lakeでもなく、Kaby Lake Rですね。2019年9月のニューモデルとしては少し首を傾げたくなります。また、Celeron 3867Uというのも同じくKaby Lake Rです。

RAM、ストレージ構成に関しては搭載するCPUにマッチしていると言えるでしょう。Celeron搭載のS3のほうでも256GB SSDを搭載しているというのがうれしいですね。

ディスプレイは13.3インチで、Zシリーズと同様に「ノングレアのIGZO」液晶が搭載されます。モバイルノートの場合、利用場所が特定されないので、光の反射や映り込みが気になる人も多いと思いますが、そんな人には、ノングレア液晶のほうがありがたいですよね。ただ、発色の鮮やかさなどに関してはグレア液晶のほうが一歩リードしているわけで、従来はこのへんが悩みどころでした。しかし、「ノングレアのIGZO」は発色の方も素晴らしく、ノングレア液晶のウイークポイントが克服されています。

入出力ポートは13.3インチサイズとしては悪くないですね。USBポートが合計で3つありますし、有線LANポートがついているのがビジネスユーザーにはうれしいところだと思います。

サイズは「正直そんなに小さいわけでもない」です…。しかし、重量が1,119 gというのは13.3インチノートとしては軽量な部類ですし、13.3インチサイズの場合、タテ・ヨコが多少大きかったとしてもバックなどに入れる際には全然困らないと思いますので、「軽さを重視」という考えでいいと思います。

2.筐体

製品の発表に先立ち、dynabook本社で実機に触れる機会がありましたので、ここからはその際の印象も含めてご説明します。

スポンサーリンク

dynabook S
筐体色は「モデナレッド」と「デニムブルー」の2色です。ちなみにWeb直販モデルの「SZ73」は筐体色がブラックしかなく、システム構成が異なっていることもあり、「モデルの世代が違っているのでは?」と感じています。

dynabook S
展示会で撮影した実機の画像です。筐体はプラスティック製ですが、「きれいに塗られている」というんでしょうか、美しい光沢があって安っぽさは全く感じません。天板に関しては「モデナレッド」が鮮やかですよね!この製品もZシリーズと同様、MIL規格(MIL-STG-810G)に準拠した厳しい耐久テストをクリアしていますので、堅牢性は折り紙付きです。

dynabook S
キーボードです。87キーJIS配列準拠、キーピッチ 19 mm、キーストローク 1.5 mmで、打鍵感を良くするためにキートップには0.2 mmの凹みがついています。タッチパッド内には指紋センサーがついていますが、この製品は顔認証には対応しません。

dynabook S
実機のキーボードです。さすがに天板のように光沢があるわけもなく、しっとりとした手触りになっていました。

dynabook S
側面と入出力ポートの配置です。13.3インチのモバイルノートで厚さ19.9 mmというのは特に薄型とは言えませんが、そのぶん有線LANポートも備えていますし、ビジネスノートとして十分なポート構成と言えそうです。

dynabook S
底面の前よりにはステレオスピーカーが装備されます。なお、このスピーカーシステムはZシリーズとは異なり、harman/kardonではありません。

3.価格など

dynabook Sシリーズは11月中旬の発売予定で、予想される価格はCeleron搭載のS3が税抜で11万円前後、Core i5搭載のS6が税抜で14万円半ばとなっています。発売時期が遅いのでWeb直販モデルのほうも、もう少ししたらS3/S6と同様の構成に切り替えられるのかもしれませんね。

この製品はシステムスペックは特に新しいわけでもないですが、dynabookらしい高い信頼性を備えたモバイルノートだと思います。使い勝手のいい13.3インチであることは間違いないでしょう。

4.関連リンク

dynabook S 製品紹介ページ:dynabook公式サイト

スポンサーリンク

コメント

  1. バッテリーに厳しいマン(全音符の4倍) より:

    某比較さんによるとこいつのバッテリー、Sバッテリー版?は21Whらしいんですけど、これじゃ公称値の5割も行かないのでは…
    最近日本メーカーは軽量化に躍起なのかバッテリー小さいの多い気がします。使い勝手無視な設計をするようになったのは悲しい。