こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。私が「伝統大手メーカー」と勝手に呼んでいる東芝とか富士通とかPanasonicなどについてはあまり記事を書く頻度は多くないです。また実機をお借りすることも出来ないのでレビュー記事も書くのが困難です。しかし、嫌いということは決してなく、これら大手メーカーの製品は品質が非常に高く信頼性もあるので、予算さえあれば欲しい、というのもあります。今回は東芝が発表した「2016年秋モデル」の中から12.5インチ、キーボード分離型の2 in 1、「dynabook RX82」と直販専用モデル「RZ82」を紹介します。
1.スペック
OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Core m3-6Y30(Core m7-6Y75)
RAM: 4GB(8GB)
ストレージ: 256GB SSD
ディスプレイ: 12.5インチ(1,920 × 1,080)
入出力:
(タブレット): microHDMI、USB Type-C、マイク入力/ヘッドホン出力
(キーボード): HDMI、ミニD-sub、USB3.0 × 2、LAN(RJ45)
ネットワーク: 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1
カメラ: イン200万画素/アウト500万画素
バッテリー: 10時間
サイズ:
(タブレット): 309 × 199.9 × 8.8 mm / 730 g
(キーボードドック込): 309.0 × 215.2 × 21.0 mm / 1.43 kg
※デジタイザー搭載、Office Home & Business Premium プラス Office 365サービス付属
この製品は直販モデル(Web限定モデル)RZ82があり、スペックが一部異なります。スペック表を見るとミドルクラスの2 in 1ということで理解できますが、直販モデルはCPUをCore m3からCore m7に、RAMも4GBから8GBに、また逆にストレージを256GBから128GBに下げたモデルが存在します。それと、直販モデルの場合、カタログスペックは同じですが、「高輝度・広視野角なディスプレイ」も選択可能です。そのため、より高いスペックを期待する人は直販モデルのほうがいい、ということになりますね。
また、この製品の特徴は「キーボード側の拡張性がかなり本格的」ということです。HDMIに関してはタブレット本体にmicroHDMIが、キーボード側にフルサイズHDMIがあるほか、キーボード側にはD-subや有線LANポート、そしてUSB3.0ポートが2つ、と言ったぐあいに、競合製品よりもはるかに充実しています。キーボードが分離する2 in 1でありながら、クラムシェルのノートPCに全く引けをとらない拡張性ということが言えます。おそらくビジネス利用でも不自由を感じることはないでしょう。
だたし、サイズの方は少し不利かな、と思えるところもあります。タブレット本体の730 gというのは12.5インチサイズとしてはごく軽量な部類で、非常に高く評価できるものの、キーボード込みでの重量が1.43 kgあり、これは同クラスのクラムシェルノートよりはやや重い、と言えます。
そして、東芝のタブレットといえば「デジタイザー」です。2,048段階の筆圧に対応していますし、東芝が搭載するデジタイザーは評価が高く、品質も期待できますね。
2.筐体
キーボードをセットしてしまえば見た目は完全な薄型のモバイルノートPCですね。
ヒンジ部分はこんな感じで、他のキーボード分離型2 in 1と同様、「逆向き」にも接続できます。個人的にはヒンジのツノがずいぶんゴツいなあ、と思います。これが国内大手メーカーの安全設計なんでしょうし、ツノは接続しちゃえば見えないのでまあいいか、とw
やっぱりね、というか、ヒンジは「3Dフローティング構造」というものが採用されており、特にコネクタ部分のトラブルを防ぐ工夫がなされています。
ポート類の配置と各部名称です。上にも書きましたが、この製品はキーボード側に拡張性を依存しているため、キーボードは本格的で厚みもありますね。
キーにもかなりのこだわりがあります。バックライトがついているのはもちろん、ThinkPadによく似たアキュポイント(でべそ)もついてますね。キーピッチは19 mm、キーストロークも1.5 mmが確保されていますし、キー中央にはくぼみもついています。
3.価格と発売時期
東芝 dynabook RX82とRZ82は7月15日の発売予定で、RX82のビックカメラでの予約価格は199,573円(税込み、ポイント10%)、直販モデルRZ82の価格は下記のとおりです。
Officeなし、Core m3、RAM4GB、ストレージ128GB: 155,520円(税込)
Officeなし、Core m7、RAM8GB、ストレージ256GB: 211,680円(税込)
※Core m7モデルは高輝度・広視野角ディスプレイを選択した際の価格
なお、直販モデルはCPU、RAM、ディスプレイ、ストレージ、Officeの有無を細かく指定できるため、実際にはかなり多くのバリエーションとなります。
CPUとかRAMとかにこだわった上で価格を比較してしまうと、東芝など「伝統大手」の製品は割高にしか見えません。しかし、dynabook RX82とRZ82は筐体設計にせよ細部の作りこみせよ、価格以上の品質は確保されています。その意味では東芝の言う「プロ仕様」であることは間違いありません。この製品についても単にCore m機同士でシビアに価格比較するとかでなく、品質面や利用シーンを考えながら製品選びをしていくと最終候補に残る、という人が多いんじゃないか、と思います。私なんかはお金がありませんけど、伝統大手メーカーの製品の紹介記事を書くと必ず欲しくなっちゃいますもん。
関連リンク
RX82/A 2016秋モデル グラファイトブラック:東芝公式サイト
dynabook RX82/AB グラファイトブラック:ビックカメラ
RZシリーズ:東芝ダイレクト
コメント
一部の熱狂的支持者がいますからね・・・
東芝は今では珍しくなった電磁誘導デジタイザですし
ここは他社では見られないスキャンレートの魔改造を加えてます
そういう類いの機種なんで特徴説明もマニアックで申し訳ない(汗
こんにちは、コメントありがとうございます。なんかね、記事書いてて、細かいところにお金を惜しんでないのがわかるんですよ。商業的にはあまり賢くないと思いますが、じっくりと製品詳細をチェックする人なら良さがちゃんと伝わってくるんですよね。だから素敵。
この機種の文字入力は全パソコン中,最高と言って良いと思います。
あとは,LTEがついて,電源つきのキーボードを選択できるようにすれば,22万円くらい払ってもいいです。
Lets ノートなみのブランドがあれば,それくらいの金額を皆出すのでしょうけども
noriさん、こんにちは、コメントありがとうございます。やっぱ日本の大手メーカーの製品って、カタログじゃ良さがわかりませんね。どう考えても作りが良さそうですもん。