記事にアフィリエイト広告を含みます

TOSHIBA dynabook R82 - ボディにニッポンのこだわり!12.5インチ最軽量の2 in 1

東芝 dynabook R82
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。東芝が新しい2 in 1を発表しました。「dynabook R82」といいます。8インチと10インチの「dynabook Tab」シリーズとは全く別もので、ハイスペックモデルの範疇に入ります。東芝いわく「デタッチャブルウルトラブック」とのことで、サイズからしてノートPCよりの製品かな、と思いきや、タブレットとしての使い勝手もなかなかのようです。

スポンサーリンク

1.スペック

東芝 dynabook R82 スペック表

クリックで拡大します

補足します。「ウルトラブック」というだけあってOSは64ビット、RAMは4GBですね。CPUのCore M-5Y31についてはCore Mシリーズのニューラインということで、ベンチマークスコアなどの情報がないのですが、同じシリーズにCore M-5Y51、Core M-5Y71というのがあり、それぞれクロックスピードが少しづつ高いので、Core Mシリーズの下位レンジのものなんだろうと思います。でも、クロックスピードだけ見ても従来のCore M-5Y10よりも高速化されていて、性能の方も向上しているのは間違いなさそうです。もちろんファンレスです。

本機は2モデルあり、簡単に言うと「ストレージ128GBでデジタイザなし」と「ストレージ256GBでデジタイザあり」の2つ、となります。デジタイザについては、dynabook Tabに搭載されていて評価の高い「アクティブ静電結合方式」ではなく「電磁誘導方式」となっているので、dynabook Tab同様の高評価を得られるのかはもうすこししてからでないとわかりませんね。

バンドルされるOfficeはHome&Business Premiumなので、OneDrive1TBやSkypeの60分無料通話などOffice365のサービスも付属します(1年間のみ)。

※注:東芝直販サイトのWeb限定モデルにはOSにWindows8.1 Pro、CPUにCore M-5Y71、RAM8GBのモデルも用意されていますので、ここに掲載したスペック表は量販店用のモデルだと思われます。

2.筐体

東芝 dynabook R82 クラムシェル
本機は筐体にもかなりのこだわりが見られます。ヒンジつきのタイプなので、キーボードを接続してしまうと完全なノートPCですね。

スポンサーリンク

東芝 dynabook R82 接続部
タブレット本体とキーボードの接続部分はacer Aspire Switchによく似ていますが、「角(つの)」の部分は自動車のエンジンシリンダーにも使われているアルミ合金製で、非常に耐久性が高くなっています。

ちなみにボディはマグネシウム合金製ということで、プラスティック感ゼロですね、きっと。

キーボードについても「付属品」の域を完全に脱していて、1.5mmのキーストロークを確保した上、キートップ中央に0.2mmのくぼみを作って指のかかりをよくしたり、往年のThinkPadでおなじみの「アキュポイント(ThinkPadでいうトラックポイント)」もついています。私はノートPCのタッチパッドの操作感は好きではなく、トラックポイントが唯一マウスの代わりになるポインティングデバイスだと思っています。なので、本機ならタッチ画面もありアキュポイントありで、本当にマウスなしで使えそうです。

dynabook R82 タブレット部分
最後にタブレット本体の取り回しについて。12.5インチというのはタブレットとして気軽に使うには大きすぎるとは思います。しかし、本機はタブレット本体の重量がわずかに699g(デジタイザなしのタイプ)です。この重量は昨年登場した10インチタブレットと変わりません。ハイスペックな11インチタブレット「DELL Venue 11 Pro 7000」なんかは軽く700gを越える重さ(SIMスロットがつくタイプで750g)です。なので、本機の本体重量は「よく頑張ったよね」という評価をしてもいいと思います。また、小型タブレット同様カメラをイン側とアウト側にしっかり用意してくれているのもありがたいというか、タブレットとしての使い勝手をきちんと考えてくれているなあ、と思います。

3.価格

CPUなどのパーツへのこだわり、そして筐体にかけている強いこだわりを見てみると、思わず欲しくなってしまう製品だと思いますが、価格の方はいつもウインタブで取り上げている製品よりは高く、ビックカメラではデジタイザつきモデルが税込み199,584円、デジタイザなしモデルが税込み167,184円(2015年3月9日確認、ともにポイント10%つき)となっています。性能と品質を考えると決して割高ではないと思います。じゃ簡単に買えるかというと、そうでもないですね、個人的には。

4.関連リンク

dynabook R82 特設サイト:東芝公式サイト

スポンサーリンク