FRONTIER NSシリーズ - FRONTIER史上初の13.3インチモバイルノートが爆誕!これはうれしい!

FRONTIER NS
BTOメーカー「FRONTIER」から、同ブランド史上初となる13.3インチモバイルノート「NSシリーズ」が発売されました。最近になってウインタブではFRONTIERの強い価格競争力(要するに安い)と初心者でも安心して購入できる良心的なセール品構成(Core i7に低速なHDDをセットしたりしません)を好感し、しばしばセール情報記事を掲載していましたが、いかんせんスタンダードノートとゲーミングノートが主体で、モバイルノートがラインナップされていなかったのがちょっと残念に思われていました。

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でも、もう大丈夫!ついにFRONTIERが本格モバイルノートのジャンルに参入です(以前からAtom搭載のタブレットや2 in 1は販売していた実績があります)。この「NS」シリーズ、すごくFRONTIERらしいと言いますか、「玄人受け」しそうなモバイルノートだと感じます。

1.スペック


スペック表を見て感じたのは「スタンダードノートっぽいモバイルノートだなあ」ということです。以下、その理由も合わせて説明します。

FRONTIERはBTOメーカーなので、注文時に構成のカスタマイズが可能です。まず、CPUを3種類(第8世代のCore i5、Core i7、第7世代のCeleron 3865U)の中から選びます。CPUの種類ごとに3つのベースモデルがあり、CPU種類はあとから変更ができません。RAMは4GBが標準で、最大32GBまで増設注文が可能(Celeronモデルのみ最大16GB)、ストレージは標準で240GB SSDとなりますが、この製品にはM.2 スロットと2.5インチのドライブベイが内蔵されているため、SSD + SSD、SSD + HDDといったデュアル構成にすることができます。

カスタマイズ自在といいつつも、なにぶんモバイルノートなんで、OSの種類、CPU、RAM、ストレージ以外の主要構成はカスタマイズできません。ディスプレイは13.3インチFHD解像度、非光沢液晶、非タッチパネルのみとなります。また、光学ドライブを内蔵することはできません。

ポート類は充実しています。さすがFRONTIER。USBポートが合計で3つ、映像出力系ではHDMIとMiniDisplayPort、有線LANもありますし、音響関係は入力と出力でそれぞれ1つずつジャックがついています。

そして、私が「スタンダードノートっぽい」と感じたのは、ポートが充実しているという点と、「バッテリー稼働時間」と「サイズ」ですね。モバイルノートで稼働時間3時間というのはさすがに厳しいです。もしType-Cからの給電が可能であればまだなんとかなる(モバイルバッテリーなどを使える)でしょうが、現状それは不明です(たぶん給電できないと思います)。

そしてサイズです。13.3インチモバイルノートのジャンルでは上位機種の小型化が進行しており、最小サイズだと横幅302 mm(DELL XPS 13)ですし、最軽量ということだと761 g(富士通LIFEBOOK UHシリーズ)という製品もある中、NSシリーズはむしろ大型・重量級です。

ほとんどの場合、モバイルノートを買うなら軽いほうがいい、という考えになると思います。私だってそう考えます。一方で最小とか最薄とか最軽量にこだわる製品というのはUSBポートがType-Cしかなかったり、HDMIとか有線LANポートがなかったりするので、出先でガンガンプレゼンするような人だといまひとつ使いにくい、というのもあります。NSシリーズはサイズの追求みたいなことをしておらず、そのかわり豊富なポート類を確保したり、ストレージ用のスロット(ベイ)を複数確保したりして、利便性を高める方向性が感じられます。なので、いいとか悪いとかではなく、これがFRONTIERの個性なんだろうと思います。

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2.筐体

FRONTIER NS
サイズが絞り込まれていないことからもわかりますが、ベゼルは太いですね…。なんかトラディショナルなノートパソコン、って感じです。筐体色は淡いブラウンに見えます。

FRONTIER NS
天板は「濃いブラウン」でいいんでしょうか。この画像を見る限りロゴマークすらない、FRONTIERのスタンダードノートシリーズに共通する「無国籍」な印象です。

FRONTIER NS
画像上側が左側面です。左からDC-IN、SIMスロット(?)、USB 3.0、電源ボタン、マイクジャック、イヤフォンジャックとなります。ちなみにSIMスロットは「ご使用になれません」との注意書きがありました。将来的にLTEモデルが追加されるのかも知れないですね。

画像下側が右側面です。左からUSB Type-C、USB 3.0、MiniDisplayPort、HDMI、SDスロット、有線LANポート、セキュリティロックスロットとなります。

FRONTIER NS
残念ながらキーボードの拡大画像はありませんでした。一応この画像を見るとマウスコンピューター製品のようにENTERキーの周辺のキーが大きいサイズになっているのと、タッチパッドには物理クリックボタンが1つある、ということくらいはわかります。また、どうやら指紋センサーは装備されていないようです。

3.価格など

FRONTIER NSシリーズはFRONTIER公式サイトで販売中で、ベースモデルの価格は下記のとおりです。

Celeron/RAM4GB/240GB SSD:59,800円(税込み64,584円)
Core i5/RAM4GB/240GB SSD:79,800円(税込み86,184円)
Core i7/RAM4GB/240GB SSD:89,800円(税込み96,984円)

これだと少しわかりにくいので、Core i5モデルのRAMを8GBに増量して試算してみると88,600円(税込み95,688円)となりました。この構成はウインタブの「上級モバイルノート勝手基準(Core i5/RAM8GB/256GB SSD/FHDディスプレイ」にほぼ合致しますが、これで9万円台というのは十分安値圏にあるということができます。

FRONTIER NSシリーズは他社のトレンドとは異なり、サイズがやや大きく、そのぶん実用性を重視したモバイルノートだと思います(バッテリー稼働時間だけはもうちょっと頑張ってほしい)。個人的にはこういう個性のあるモバイルノートが登場したことは喜ばしいと思いますし、FRONTIERがモバイルノート市場に参入したということはもっと喜ばしいです。

4.関連リンク

NSシリーズ:FRONTIER

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