まったくの個人的見解でSurfaceシリーズのライバルを3機種選んでみた

こんにちは、ウインタブ（@WTab8）です。Surface Pro 4とSurface Bookの発表もあり、タブレット市場でもやや大型の製品、特にキーボードが付属していたり、専用オプションの扱いとなっている2 in 1タイプのものが今年の冬商戦の目玉になると思われます。8インチの方はHPの「HP ENVY 8 Note」とDELLの新型「Venue 8 Pro」の日本発売を期待したいところです。とくにHPのENVYは新しいコンセプトに惚れ込んでいて、発売されたら思わず買ってしまうレベルです。

さて、冬商戦の中心となるのはやっぱりSurfaceシリーズになると思うのですが、今年は各社からSurfaceの対抗馬になりそうな製品が続々登場しています。その中で、私が独断で3機種選んでみました。独断です、独断。

1.TOSHIBA dynaPad N72

OS:　Windows 10 Home 64ビット
CPU：　Intel Atom x5-Z8300
RAM： 4GB
ストレージ：　128GB
ディスプレイ：　12インチ（1,920 × 1,280）
実売価格：　13万円程度（Office Premiumつき）

特徴：　12インチでアスペクト比3：2サイズながら、タブレット部分の厚さがわずか6.9 mmしかなく、ワコムと東芝が共同開発した高精度のデジタイザを搭載しているのが特徴で、手書き入力時の使い勝手と気持ちよさは抜群と思われる。CPUのパワーなど、処理速度面ではSurfaceに及ばないものの、日本の大手メーカー製品とはとても思えないような独創性が感じられる。

ウインタブ紹介記事：　TOSHIBA dynaPad N72 － Surfaceの新たなライバル登場、イラスト好きにもおすすめ

2.ドスパラ Diginnos DG-D11IW

OS:　Windows 10 Home 64ビット
CPU：　Intel Core M-5Y10c
RAM： 4GB
ストレージ：　64GB
ディスプレイ：　11.6インチ（1,920 × 1,080）
実売価格：　69,000円（税抜き）

特徴：　価格帯としてはSurface Proシリーズではなく、無印のSurface 3に近く、それよりも低価格。しかし、CPUはAtomではなくCore Mを搭載しており、処理性能はSurface 3よりも確実に上。この製品の最大のセールスポイントは「コスト・パフォーマンス」にあることは間違いなく、それも「ハンパでなく割安」と言える。

ウインタブ紹介記事：　ドスパラ Diginnos DG-D11IW － Core M搭載の11.6インチ2 in 1、さすがドスパラ、超ハイコスパマシン！

3.DELL XPS 12

OS:　Windows 10
CPU：　Intel Core m（少なくともCore m5は確実）
RAM： 8GB
ストレージ：　128GB / 256GB
ディスプレイ：　12.5インチ（1,920 × 1080）（3,840 × 2,160）
実売価格：　999ドル（Core m5、RAM8GB、ストレージ128GB、通常ディスプレイ）
　　　　　　1,299ドル（Core m5、RAM8GB、ストレージ256GB、4Kディスプレイ）

特徴：　日本未発表製品ながら、日本での発売が期待される製品。DELLのハイエンドノートPCのブランド名「XPS」を冠した高性能2 in 1。XPSシリーズに共通するベゼル激薄・4K解像度のディスプレイを選択でき、この点はSurfaceシリーズの上を行く。また、激薄ベゼルのせいもあってDELLの無骨なイメージを完全に払拭する知的なデザインの製品。

いかがでしょうか？他にも「Lenovo MIIX 700」や「HP Spectre x2」（残念ながらどっちも日本未発表）など、Surfaceの強力なライバルになりそうな製品がありますが、「手書きがすごいdynaPad」「コスパがすごいDiginnos」「ディスプレイがすごいXPS」ということで選んでます。つまり、Surfaceの後追いではなく、しっかりと製品の独自性を打ち出しているものを優先した、ということです。SurfaceはSurfaceで、2 in 1として見事なまでの独自性がありますから、それに負けない尖った製品でないとね！