11.6インチ、税抜き3万円台で買えるノートPCを探してみました。しっかり使える良スペックのものが手に入りますよ!(2018年6月)

DELL Inspiron 11 3000 エントリープラス
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ボーナスの時期になると、WindowsタブレットやノートPCの購入ガイド的な内容の比較記事を何本か書かせていただいています。ただ、今回はもう「国内向けWindowsタブレット」という切り口では記事を書くのが難しくなってしまいました。なので、予算別という感じでノートPCと2 in 1、そしてタブレットを含めて比較してみたいと思います。

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今回はウインタブが大好きな低価格帯(税抜きで3万円以下が目安)で探してみました。なお、機種選びの中で「RAM2GBもしくはストレージ32GB」というのは除外しています。タブレットとしてタッチ操作のみで使う場合だとRAM2GBでもそれほど問題ないと思いますが、ノートPCとして使う場合はやはりRAM4GB以上ないと、比較的ライトな用途でもちょっと苦しいだろう、ということと、ストレージ32GBというのはPCのストレージとしては決定的に容量が足りず、年2回のWindowsの大型アップデートの際にストレージの空きを作るために四苦八苦する、ということになります。32GBだと使えない、ということはありませんが、常にストレージの空き容量に気を使わなくてはならない、というのがありますので、今回は除外です。

また、一応「11.6インチのモバイルノート」ということでピックアップしました(ちょっと前の言い方だと「サブノート」ですかね)が、ここはウインタブなので「意地でも必要」ということで、10.1インチのWindowsタブレットも1台選んでいます。

では、私の主観で選んだ比較対象機種を見ていきましょう。

1.DELL Inspiron 11 3000

DELL Inspiron 11 3000 AMD

実売価格: 30,381円(32,811円)

※6月9日現在のDELL直販価格
※おすすめモデルの価格を表示しています

OS: Windows 10 Home
CPU: AMD A9-9420e
RAM: 4GB
ストレージ: 128GB eMMC
ディスプレイ: 11.6インチ(1,366 × 768)
サイズ: 292 × 196 × 20.8 mm / 1.35 kg

実機レビュー:DELL Inspiron 11 3000 -これぞクラウドブック!しっかり感抜群の11.6インチモバイルノート(実機レビュー)
※CPUの仕様などは現行モデルとは異なります。
DELL製品ページ:New Inspiron 11 3000シリーズノートパソコン(2016/2/9発売)

2.マウス m-Book C

マウス m-Book C(2018)

実売価格: 39,800円(42,984円)

※6月9日現在のマウス直販価格
※おすすめモデルの価格を表示しています

OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Celeron N4100
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB SSD
ディスプレイ: 11.6インチ(1,366 × 768)
サイズ: 292.4 × 206.5 × 24.5 mm / 1.2 kg

紹介記事::マウス m-Book C(2018)- 11.6インチながら、充実した入出力ポートを備えるモバイルノートがリニューアルです!
マウス製品ページ:11.6型 m-Book C シリーズ
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3.Lenovo Ideapad 120S(11)

Lenovo ideapad 120S 正面

実売価格: 37,630円(40,640円)

※6月9日現在のLenovo直販価格
※おすすめモデルの価格を表示しています

OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Celeron N3350
RAM: 4GB
ストレージ: 500GB HDD
ディスプレイ: 11.6インチ(1,366 × 768)
サイズ: 288 x 200.9 x 20.9 mm / 1.27 kg

紹介記事:Lenovo ideapad 120S - 11.6インチ、カラフルで軽快なイメージの低価格モバイルノート!
Lenovo製品ページ:ideapad 120S

4.HP x360

HP x360

実売価格: 37,800円(40,824円)

※6月9日現在のHP直販価格
※おすすめモデルの価格を表示しています

OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Celeron N3060
RAM: 4GB
ストレージ: 128GB SSD
ディスプレイ: 11.6インチ(1,366 × 768)
サイズ:  300 × 205 x 18.5 – 20.0 mm / 1.4 kg

紹介記事:HP x360 - 11.6インチ、エントリースペックのコンバーチブル2 in 1、フレッシャーズに最適か?
HP製品ページ:HP x360
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5.ドスパラ Diginnos DG-D10IW3SLi

ドスパラ Diginnos DG-D10IW3 キーボード装着

画像はストレージ32GB版です

実売価格: 34,800 円(37,584円)

※6月9日現在のドスパラ直販価格
※キーボードセットモデルの価格を表示しています

OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Atom x5-Z8350
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB eMMC
ディスプレイ: 10.1インチ(1,920 × 1,200)
サイズ:  260 x 168 x 9.6 mm / 590 g(タブレットのみ)

実機レビュー:ドスパラ Diginnos DG-D10IW3 - キープコンセプトの正常進化、安心のドスパラクオリティ(実機レビュー)
※現行モデルとはCPU、RAM、ストレージの構成が異なります。
実機レビュー:ドスパラ Diginnos DG-D10IW3SL ー 10.1インチ、RAM4GBにストレージ64GBのプレーンなタブレット(実機レビュー)
※現行モデルと同スペックですが、キーボードはレビューしていません
ドスパラ製品ページ:Diginnos DG-D10IW3SLi

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6.CPU性能

税抜き3万円台ということなので、どの製品もCPU性能はそれほど高くはありません。しかし、微妙に型番が違っていたりして、CPUについてあまり詳しくない人だとよくわからないかもしれませんね。Passmark(ベンチマークソフトなどを手がけている会社)というサイトが、CPUの型番別にベンチマークスコアを公開していますので、それを参考にしてみます。

Atom x5-Z8350: 1,283
Celeron N3060: 994
Celeron N3350: 1,129
Celeron N4100: 2,554
AMD A6-9220e: 1,494
AMD a9-9420e: 1,613
※6月9日現在のPassmark公表値、数値が大きいほうが高性能

まず、これらのスコアはCore i3クラスには及びません。どのCPUも「エントリークラス」と言えるスコアになっています。もちろんPassmarkの公表値は「絶対的なものではないが、信用できないということもない」ので、スコアが高いほうがいくぶんでも高性能であると考えていいです。

この中で特にスコアの高いCeleron N4100というのは最も設計が新しく、市場に現れたのもごく最近です。そして、このスコアはCore iプロセッサーには及ばないものの、比較対象としている他のCPUとの比較では明らかに高性能です。

ただし、これらのCPUを搭載する製品の間で「できること、できないこと」というのは大差ありません。オンラインゲームをするのはどの製品でも厳しいですし、WebブラウジングやYouTube、ExcelやWordなどの一般的な作業であれば、どの製品でもそこそこ快適には使えます。CPUの性能差は「OSやアプリの起動」とか「マウス操作などの細々とした挙動のサクサク感」に現れるでしょう。また、ブラウザゲームや画像加工などの作業では、CPU性能が高いほうが快適です。

CPU性能に注目すると、Celeron N4100を搭載するマウス m-Book Cがベストで、AMDのCPUを搭載するDELL Inspironがそれに続く、ということになります。

7.RAMとストレージ

今回の対象製品はすべてRAM4GBです。一部8GBなどの容量にカスタマイズできるものもありますが、そうすると値段が高くなってしまうので、ここでは無視します。しかし、ストレージについてはまちまちです。

Inspiron: 128GB eMMC
m-Book C: 64GB SSD
Ideapad: 500GB HDD
HP x360: 128GB SSD
Diginnos: 64GB eMMC

また、ストレージについてはHPとドスパラ Diginnos以外は複数のバリエーションがあります。Inspironは32GB eMMCと500GB HDD(2 in 1のみ)、m-Book Cは大容量のSSD、Ideapadは256GB SSDといった具合です。

実はストレージの種類というのは、パソコンを使う上で結構重要です。容量の大小というのはもちろんなんですけど、種類によってデータの読み書き速度が大きく変わります。一般にSSD>eMMC>HDDで、HDDは安価で容量が大きくなるかわりに読み書き速度が低速、SSDは高価なので容量を大きくするとパソコンの価格も高くなってしまいますが、HDDと比べると圧倒的に高速です。

ストレージの読み書きが速い、というのはパソコン操作の快適性に大きく影響します。電源を入れてからWindowsが起動するまでの時間とか、アプリを起動する時間、データを保存する時間などが変わってくるということですね。ひとつひとつは大きな違いではないかもしれませんが、要するにことごとく速度が違うので、個人利用でいろいろなアプリをとっかえひっかえ開いたり、こまめに電源をオン/オフしたりといったことをすると、いかにSSDがストレスフリーになるか、ということがわかります。ある意味CPUの性能と同じくらい重要かもしれん、と個人的には思います。

そんなわけで、ストレージに関しては容量が大きいが低速なIdeapad、容量がそこそこ大きくて高速なHP x360、容量は64GBだが高速なm-Bookあたりに魅力があります。ストレージだけで言うと個人的にはHP x360が一番かな、と思います。

8.筐体

クラムシェル(普通のノートパソコン)がInspiron、m-Book、Ideapadで、コンバーチブル2 in 1がHP x360、タブレットがDiginnosと、意外にもいろいろなタイプが選べます。一番「つぶしがきく」のがコンバーチブル2 in 1のHP x360で、普通のクラムシェルノートとしても使えますし、ヒンジを360度回転させてタブレットのようにしても使えます。Diginnosはもともとタブレット単体なので、純粋にタブレットとして使う場合は最も快適ですが、キーボードが簡易タイプなので、ノートPCとして使う場合の使用感は劣ります。それ以外の3機種は「完全にノートPC」なので、それ以外の使い方はできません。

最初から「ノートPCが欲しい」とか「仕事専用」という場合はDiginnos以外の4製品がおすすめです。キーボードでの入力機会が多いと思いますから。一方でプライベートでいろいろな使い方をしたいという場合はHP x360かDiginnosですね。スマホの延長線上で、バッグにタブレットを入れて電車の中とか、お昼休みにゲームをしたり動画を観たいというならDiginnosが活躍してくれるでしょう。

9.ニーズ別のオススメ

これらの製品、比較すべきポイントはまだまだあるのですが、とりあえず私なりに「ニーズ別オススメ製品」をまとめてみました。

ビジネスならm-Book

仕事専用に使うのならm-Book Cがベストです。この製品は11.6インチとコンパクトなサイズながら、入出力ポートは大型ノートに一歩も引けを取らないくらいに充実していますし、バッテリーが着脱式です。つまり、バッテリーが古くなったら簡単に交換でき、あらかじめ予備のバッテリーを購入しておけば長時間電源なしの環境でPCを使うことができます。これらの特性は他の製品にはありません。「できるビジネスマン」ならm-Book Cで決まりだと思います。もちろん、CPU性能が最も高く、ストレージも高速なSSDなので、動作のサクサク感という点でもベストですね。

キーボード入力重視ならInspironかIdeapad

InspironとIdeapadは比較的ニーズが近いと言えるかもしれません。CPU性能はInspironのAMDプロセッサーのほうが若干上だと思いますが、使用していて大きな体感差はないでしょう。最も大きな違いはストレージですね。128GB eMMCのInspironと500GB HDDのIdeapad。個人的な意見では、大容量のデータをPCに保存するという明確な意図がないのであれば128GB eMMCのほうがいいと思います。速度が速いですし、円盤が高速で回っているHDDよりもシリコンチップであるeMMCのほうが物理的に壊れにくい、というのもあります。

あと、この2機種はともに筐体デザインがよく、しかも両者は似ていません。なので、見た目で選ぶ、というのもありでしょう。

欲張りニーズにはHP x360

使い方がイマイチ絞り込めない、ということならHP x360がいいと思います。クラムシェルノートとしても問題なく使え、自宅で動画を観るときにはテントモードやタブレットモードで楽しめます。また、ディスプレイがタッチ対応というのはスマホ世代の若い人にはすごく便利かもしれません。CPU性能は少し落ちてしまいますが、例えば大学生が普通にノートを取る目的でWordを使ったり、Excelで表計算をするような使い方であれば問題はないと思います。というか、めんどくさいことをするなら、そもそもこの価格帯のPCは向きません。

キーボード入力が少なく、軽快に持ち歩くならDiginnos

キーボードでテキストとか数式を入力する頻度が少なく、それよりは「タブレットとしてゲームをしたり、動画を観るのに使いたい」ということならDiginnosだと思います。個人で購入してビジネス用に使う、というのは否定しませんが、それならクラムシェルノートのほうが便利だと思います。また、この製品だけディスプレイサイズが10.1インチと一回り小さくなっていますが、解像度は最も高く、きめの細かい画質が楽しめます。

それと、キーボードについては、私もこの製品を何度か試したことがありますが、「クラムシェルノートよりは使用感が劣り」ますが、実用性がないわけではありません。というか普通に使えるレベルです。なので、キーボード入力の機会がある程度あってもそんなに問題はないです。

10.まとめ

いかがでしょう?最後に私の個人的見解を述べます。今回の対象製品のうち、タブレットであるDiginnosはちょっと「無理やり感」がありました。利用シーンは他の4機種とは異なりますね。Diginnosを除く4製品の中で、頭一つ抜けていると思われるのがm-Book Cです。CPU性能が最も高く、RAMやストレージのバランスもいいと思います。また、思い切りビジネスのほうに振った筐体レイアウトはとても便利に使えると思います。

Inspiron、Ideapad、HP x360の3機種はm-Book Cと比べるとややカジュアルな方向に振られた製品だと思います。筐体色とか外観デザインがそう感じさせてくれますね。上の方にも書きましたが、「筐体色」とか「デザイン」で選んでしまってもいいかもしれません。また、2 in 1筐体をこの予算で、ということなら自動的にHP x360ということになるでしょう。

最後にDiginnosです。楽しく、そして気軽にWindowsを使いたいならこれですね。「めったにキーボードは持ち歩かない」くらいの割り切りができるのであればDiginnosが一番だと思います。ただねえ、WindowsというOSでキーボードが不要、という場面は少しずつ減っていってるような気がしますよね。ちょっと残念だけど。

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